GPIFと流動性リスク
日経平均株価 終値 15,296.82(+132.78)
始値 15,199.18
高値 15,324.95
安値 15,179.49
出来高 19億2669万株
日経225先物 終値 15,320(+150)
始値 15,200
高値 15,330
安値 15,170
出来高 31,077枚
日経平均は6日ぶりに反発。
先物は30円GUで始まり、序盤は小動きの膠着感が続いたが、午後1時すぎになると薄商いの中、先物主導で急速に上げ幅を拡大。
値を保ちながら本日の高値圏で引けている。
買いスタンスだったが、ほぼ手控え。
このような出来高だと流動性の欠乏がリスクになるが、午後の急騰は溜飲を下げた。
国民の年金であるGPIFが連日買いを入れており、持ち高は既に超巨額の21兆円に達している。
GPIFは既に世界中の公的年金の中で、最大の株式を絶対額で保有している。
不測の事態が生じた際、債券市場なら一瞬パニックになった後、すぐに巨大なマーケットの力がすぐに消化するだろうが、今の先物市場ではヘッジできなくなるリスクがないわけではない。
個別株のようにストップ安になって翌日にならないと寄り付かないなんて事態もありえないとは言えなくなった出来高の乏しさ。
毎日10万枚以上日常的に出来ていた数年前が懐かしい。
連日のこの薄商いではやはりあらゆる事態を想定したリスクマネジメント戦略が不可欠といえる。先物ブログ
本日の損益
デイ +70円(5枚)
寄り引け 買い +120円(1枚)
現在の資金
433,250,000円 (+470,000円)※手数料考慮せず