日経平均は2年9ヵ月ぶりに10,900円台を回復
米国市場は夫々上昇。
引け後のインテル決算はネガティブで時間外で5%超下落。
日経先物(左) /上海総合 (右)
日経平均株価 終値 10,913.30(+303.66)
日経225先物 終値 10,920(+290)
日経平均は大幅続伸。
指数は2年9ヵ月ぶりに10,900円台を回復して高値引け。
先物は220円GUで始まり序盤は戻り売りが先行。
しかし、早々に売りが一巡すると終日高値圏を推移。
戻り売りをこなしながら、こちらもほぼ高値引けで終えている。
麻生、甘利、白川会談、そして浜田内閣参与の発言で決定的となった。
物価上昇目標2%や日銀の責任の明確化などについて詰めの協議をたとされるが、この会談を受けて日銀は来週の決定会合で共同文書の締結を最終判断し追加の金融緩和も検討する方針を固めたようだ。
政府の圧力を受けた日銀が来週市場にマネーを供給する追加緩和に動くとの観測から売りの含み益はあっさり縮小。
更に本日相場を決定づけたのは、ドル円95~100円は許容範囲という認識を示した安倍総理の経済政策のブレーンを務める浜田内閣参与の発言だった。
110円を超えると警戒すると言っていたので、当分の買い安心感が生まれ、チキンレースは延長戦に突入した格好。
ヘッジ利確以上のプラスが続いているのは天晴れ。
噂で買って、事実でも買うというこのところあまり経験がない異様な熱狂ぶり。
これも郵政解散後の上昇相場の時に似ている。
上値を買い、上値で放して、また上値を買う。
持たざるリスクか、それとも材料出尽くしを待つのか、デイトレには関係ないのだ。
今週は甘利発言などで乱高下を繰り返したが、最終的にプラスに持っていけるだけのボラを復活させてくれたことはありがたい。
震災前高値とのダブルトップを形成中だっただけに、あの力強い上値突破を見るとまさに溜飲が下がる思い。
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