ギリシャ議会が財政緊縮関連法案を可決
日経平均株価 終値 8,999.18 (+52.01)
日経225先物 終値 9,000(+30)
日経平均は反発。
先物は30円GDで始まるが間もなく上昇に転じた。
午後には一段高し直近の高値である9,020円をつける場面もあったが、間もなく失速。
引けにかけては伸び悩んだ。
週末からの流れでは利益確定売りが先行するかに思われたが、寄り付き前にギリシャが財政緊縮策法案が成立したことで形成が逆転。
EU財務相会合で追加支援がなされる道筋ができたことで買われ終日プラス圏で推移した。
ギリシャのデフォルト危機回避といっても、当のギリシャでは緊縮財政に抗議したデモ隊が暴徒化。
武装警察隊と衝突している。
まだ警察が機能しているのには感心したが公務員である彼らも暴徒化してもおかしくないくらいだろうに。
こんな国のためにEUだけでなく、世界まで巻き込まれるなんて迷惑極まりないが、皮肉にも材料があれば相場は動く。
緊縮財政案が可決されてもきちんと実行するかどうかの方が問題。
第一約束通り遂行してくれるのならここまで危機は拡大しなかったはずなのだから。
日経平均は再び9,000円の大台に乗せたものの、上値は限定的で指数は大引けでわずかに大台を割り、先物は9,000円丁度で引けている。
寄り付きは戦略通り見送り、午後の買いが奏功した。
市場センチメントが比較的はっきりあらわれた相場だったが、出来高不足と上値の重さには辟易。
直近の高値にタッチはするが抜けきれず拍子抜け。
やれやれ。先物ブログ
本日の損益
デイ +20円(5枚)
寄り引け 買い +60円(1枚)
現在の資金
286,480,000円 (+160,000円)※手数料考慮せず