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2012.11.14NY-185.232012.11.14NAS-37.08






米国市場は大幅続落。
オバマ大統領の再選が決まってから米国の「財政の崖」懸念が浮上。
11月6日以降下落の一途。ダウは650ドル近く下げている。

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日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値     8,829.72(+164.99)
日経225先物 終値    8,820 (+150)

日経平均は大幅反発。
先物は30円GUで始まり間もなく上げ幅を急速に拡大。

世界同時株安傾向が続く中、昨日の解散宣言で新政権への期待感から日本市場は逆行高。
まさにイベントドリブンの如く買いを呼んだ格好。
7年前の夏が頭をよぎる。
小泉郵政解散から自民大勝時の国民の付託は小泉元首相が直接選んだ安倍総裁まではしっかり受け継がれていて国民も安倍氏までの首相交代は納得していただろう。
実際この頃日経平均も18,000円台まで上昇していた。
しかしその後の麻生、福田ラインは選挙を経ずして勝手に決められたものであり、おまけに小泉改革からどんどん逆行していった。
当然国民はこれを認めず、自民はおかしくなって政権交代を招いてしまい、その後の民主の体たらくは言うに及ばず。
強いリーダーの不在が続く日本から外国人投資家はどんどん逃げていき、今では5万枚の出来高超低水準が常態化する有様。

「一度退いたらもう一度総理になるチャンスがないんです」と言っていた辞任時の夫人の言葉が思い出される。
その意味ではまさに奇跡だが、運が強いのも実力のうちですよ安倍さん。

また一部の新聞が安倍総裁にネガティブキャンペーンを張っているようだが、出る杭を打ってばかりでは何も改革は進まず旧態依然とした閉塞感は一向に打破されない。
民主党への期待はもろくも崩れたがそれでも3年以上は見守った。
本当にこの日本を愛するのなら、強いリーダーを国民が責任をもって選び、せめて1期4年は見守ろうという姿勢がマスコミ、国民の側にも必要なのではないか。
ことあるごとにネガティブキャンペーンを張り、国民がそれに乗っかる衆愚政治はもうまっぴら。事実上「専制政治」の中国の方がトップダウンで強いのは皮肉としかいいようがない。
中国共産党は党大会で習近平氏が総書記に選出されたが、ますますの対日強硬路線が予想される。

11.15 安倍自民党総裁11.15 習近平国家副主席を新たな総書記に選出





9月の総裁選の時はまだ解散時期も不透明だった為センチメントに大きな変化はなかったが、いよいよ風雲急を告げてきた。
ねじれ国会を克服し2005年を彷彿とさせる強い政権へ一気に加速させてもらいたいと思う今日この頃。
年率2~3%の消費者物価上昇のインフレ目標を主張する強力な緩和論者である安倍政権への思惑は明瞭。
日銀も年明けにも追加緩和に踏み切るとの見方が広がっている。

朝からリスクオン優勢の展開に。
戦略通り終日買いスタンスが奏功した。

久々の10枚エントリーだったが、会心の相場。
まだまだ出来高が少なくまるで夏枯れ相場のような値動きだったが、天晴れな上げっぷり。
新政権への期待感の大きさがうかがえる。
材料に乗るデイトレは初めが肝心。その後下げても上がってもデイトレでは関係ない。
「トレードにおける最大のリスクヘッジはトレードしない」ことであるとともに「最大のリスクはチャンスなのにエントリーしない」ことが戦略のモットーでもある。
大きな相場の転換点のたびに改めてその大切さを実感する。
先物ブログ

本日の損益
デイ +110円(10枚)
寄り引け  買い +120円(1枚)
ナイト +20円 (5枚) 増し玉合算

現在の資金
321,300,000円 (+1,320,000円)※手数料考慮せず