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2012.12.14NY-35.712012.12.14NAS-20.83






米国市場は続落。

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日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値     9,828.88(+91.32)
日経225先物 終値    9,820 (+60)

昨日の衆議院選挙で自民党が圧勝。
期待を一身に受け安倍新政権が来週にも発足する。

日経平均株価は「並び赤」から160円GUの高寄り。
日中は戻り売り優勢だったが、終値でおよそ8ヵ月半ぶりに9,800円台を回復。
朝方為替は1ドル84円台半ばと一時1年8ヵ月ぶりの円安水準をつけ、午前7時前には一時84円35銭まで円が急落。
その後も84円を挟んでの推移。
海外の投資家を中心に早ければ今週の金融政策決定会合で追加緩和が行われるとの期待も強まったことがうかがえた。

週末はほぼ同じ大きさの2本の陽線が並んだいわゆる「並び赤」で、昨日はここから更に上放れして寄り付いたことから、大上げの兆候の形が完成した格好。
この形は今年の2月にも出現しその後堅調になっていたのは記憶に新しい。

一方で過熱感も懸念されている。
騰落レシオ25日は140.4と、ついに140%台に。
通常120%で天井とされるが、ここまでの超過熱感は過去の例では逆に上放れすることが多い。
今年の2月の場合は欧州の財政問題で2ヵ月ほどで終わっているが、今回は政権交代なので市場の期待もより大きかったのだと思われる。

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自公の勝利は織り込んでいたとはいえ、自公で325議席はまさにポジティブサプライズ。
衆議院3分の2以上の議席確保の上で政策遂行能力が高まることや、日銀の緩和圧力が高まることから株買いが鮮明に。

しかし、急ピッチな上昇に利益確定売りも出て、上値は重い展開に。
結局終値は指数は90円高、先物は60円高と上げ幅を縮小して終了。

安倍トレード第一幕終了でとりあえずの戻り売りといったところ。
終日売りスタンスが奏功した。
第二幕に期待したい。
先物ブログ

本日の損益
デイ +100円(5枚)
寄り引け  売り +100円(1枚)

現在の資金
324,080,000円 (+600,000円)※手数料考慮せず