外国人に逆らってはいけない 安倍トレードで日経平均全面高
米国市場はクリスマスで休場。
日経先物(左) /上海総合 (右)
日経平均株価 終値 10,230.36(+150.24)
日経225先物 終値 10,240(+170)
日経平均は続伸。
日銀の金融政策決定会合の議事要旨が発表されると大口注文がどっと出ていた。
午後には首相指名の本会議が始まり、新政権への期待感から一段高。
指数は高値引け。年初来高値更新まであと25円ほどまでに迫っている。
先物は60円GUで始まり、一時高値10,250円をつけ同様にほぼ高値引けで終えている。3年3ヵ月ぶりの政権復帰。
午後特別国会が召集され、安倍晋三総裁が衆参両院本会議での首相指名選挙を経て第96代首相に選出された。
そして今夜正式に第二次安倍内閣が発足した。
デイは買わない理由がないほぼ据え膳状態。
この年末になってチャンスを逃さず、流れに逆らわず何とか面白いトレードができたのは喜ばしい。
ITバブル後では2003年と、2005年の郵政解散後に怒涛の買い越しをした外人投資家、一方でバブル崩壊後買いで勝てなかったトラウマがある国内投資家は上がるとすぐに売っていた。
今もこの上昇がいつまで続くか分からないとか慎重なコメントをしているエコノミストを見ていると、まさにこの2つの時期を思い出す。
国内の個人が塩漬け株のやれやれ売りから、本格的に買いに転じてくるのはそのかなり先。そしてやっと国内トレーダーが買いだしたらその頃が天井となる。
歴史は繰り返す。
過去を見ると素直に初動に乗る方が効率がよいことが分かる。
素人の下手な逆張りは大怪我の元だということは昔も今は変わらない。
そもそもマーケットはそういった経験乏しいトレーダーから資金をむしり取って生き残るゼロサムゲーム。
まさに生き馬の目を抜く世界。
安全運転ながら十分なパフォーマンスを記録しており、出来高はまだ5万枚だが数年前の相場のような躍動を感じる今日この頃。
戦略の優劣も浮き彫りにされ、まさに面目躍如といったところ。
終日買いスタンスが奏功した。
バイイングクライマックス、売り方の踏み上げがまだ限定的だが、安倍新政権も発足したこともあり、イヤーエンドラリーは更に加速。
一抹の懸念は米国の財政の崖だったが、それを払拭するほどの強さだ。
はたして掉尾の一振なるか。
先物ブログ
本日の損益
デイ +110円(5枚)増し玉合算
寄り引け 買い +110円(1枚)
現在の資金
327,250,000円 (+660,000円)※手数料考慮せず