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2008.09.16NY.bmp2008.09.16NAS.bmp








本日の日経225先物は反発。

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日経先物(左)  /上海総合(右)

bmAIG救済の報道。
賛否分かれそうなこのFRBの決断、ほっとしているのは私だけではないだろう。実社会のことを考えればそれが素直な気持ち。リーマンを切ってAIGは救う。
一見矛盾するようなFRBの措置は苦肉の策というしかない。
一方は株のブローカー、一方はかつてトリプルAだった世界最大手の保険会社。

証券会社の契約者資金は分別管理が原則。
保険会社の中でも最大手のAIGは世界の金融機関への再保険再保証の帳尻を考えればこの采配はいわば当然だろう。
だが投入される9兆円は公的資金といってもあくまで融資であり、その回収の算段によっては手放しで喜べるかは微妙。
AIGは9兆円の融資と引き換えにその約80%もの株式が国に渡り、ほぼ実質的に国有化されることから、破綻による金融パニックは回避できたが、むしろその9兆円の返済のための資産売却がもたらす影響はまだ織り込まれていない。
日本法人の資産売却などの動静は未だに明らかになっておらず、これが不安視されればAIG救済の報は今後好悪どちらの材料にもなりえる。
  bm
9月17日、日銀は金融政策決定会合で無担保コールレート翌日物を0.5%前後で推移するよう促すとの判断の維持を全員一致で決定。
事前予想の通り金利据え置き。


本日の日経225先物は朝からこの報道により売り買い交錯。
いくつかやったが、ほとんど投げ。
売りも走らない。
だめと思ったらやらないのが一番と思い、小幅な損で終わりにしている。
結局日本ではこの材料を消化しきれていない様子。

bm9月17日、イエメンの首都サヌアの米大使館付近で自動車爆弾が爆発。
やれやれ。





bmbm







欧州の銀行株も軒並み下落。
英国最大の住宅ローン会社HBOSが51%安。
またも買収話。
BBCによれば、ロイズTSBがHBOSの買収に向けて交渉中で、既に合意段階に入っていると伝えられているが、今晩の米国市場は大幅安で始まっている。
この世界的金融不安の連鎖はまだまだ尾を引きそうだ。
呪縛から解き放たれる日はいつになるのだろう。
モルガンスタンレーの合併話も。
どうやらセリングクライマックスはまだのような気がするので全力買いするのはもう少し先にしたい。

前場 +10円(5枚)
後場 -30円(5枚)

本日の損益
デイ -20円×5
寄り引け 売り +50円(1枚)

現在の資金
99,630,000円 (-50,000)※手数料考慮せず