意外感
米国市場は大幅続落。
アルコアの決算が嫌気されたのもあるのだろうが、やはり日本の福島第一原発事故のレベル引き上げが影響したのか。
これだけ反応したのは日本はまだこれまで信用されていた方で米国でも楽観視する向きがあったのかもしれない。それだからなおさら今回の発表は異なる意味で意外感をもって反応していたようだ。
米紙報道ではニューヨークタイムズ紙は技術者のコメントとして「高い放射線量が観測されてから1カ月もかかったことが最大の驚き」とし対応の遅い日本政府を批判する内容である一方、ウォールストリートジャーナル紙はチェルノブイリと同じレベルでもこれまでの漏出量は1割程度で事故の中身は異なることを強調するなど論調や視点が異なっていたのが印象的だった。
炉心融解し欧州諸国に放射能を撒き散らし多数の死者を出したチェルノブイリと同じと言われても、やはり国内にいる我々日本人からすればまだピンとこないというのは確かに分かる。
そもそもこのレベルの算定基準にも異論がでているくらいである。
しかし、判定云々以前に後手後手な対応が未だに続いていて頼りない今の日本政府に一番苛立っているのは実は米国民ではなく日本国民自身だというのがわかる。
日経先物(左) /上海総合 (右)
日経平均株価 終値 9,641.18 (+85.92)
日経225先物 終値 9,640 (+80)
日経平均は反発。
先物は40円GDで始まるが、急速に下げ幅を縮小。
ほぼ棒上げ状態でODから一気に9,600円を超えるまで上昇した。
しかし10時すぎの緊急地震速報で上昇の動きは止まりしばらくヨコヨコの展開が続いたが、午後から一段高。
結局ほぼ本日の高値圏で引けている。
寄りの棒上げに一瞬で投げさせられた。
買いで少し取り戻したものの値幅の割には取れなかった。
やれやれ。先物ブログ
本日の損益
デイ ±0円(5枚)
寄り引け 売り -120円(1枚)
現在の資金
251,540,000円 (-120,000円)※手数料考慮せず