急転直下で不信任決議案否決
米国市場は大幅反落。
300ドルに迫るほどの下落幅は震災後久しぶり。
ギリシャの格下げが大きい。
日経先物(左) /上海総合 (右)
日経平均株価 終値 9,555.04 (-164.57)
日経225先物 終値 9,550 (-160)
日経平均は大幅続落。
先物は180円GDで始まり序盤こそは売りが先行する場面もあったが、間もなく反転。
しかし、戻りは鈍く、本日午後に予定されていた内閣不信任案の採決を前に終日ヨコヨコ。
その不信任決議も急転直下で否決に。
この非常時に国会は何をやっているんだと思いながらも、解散総選挙で民意をしっかり問えばマーケット的には好材料だと思っていたのだが、開いた口が塞がらないとはこのこと。
茶番劇である。
自民党も好い面の皮。
本日の午前中には民主党分裂必至の情勢で、造反議員多数により可決の見通し濃厚だったが、昼の民主党代議士会で菅総理が「一定のメド」で辞意を表明したことから、鳩山前首相が示し合わせたかのように立ち上がり、一転して否決に協力を求めた。
小沢氏を担いで造反を息巻いていた周りの議員は拍子抜け。
国民は呆れているだろうに、いかに滑稽なこんな茶番をまじめにリポートしなければならない報道キャスターなどが気の毒にすら思える。
不信任案否決といってもわずか数カ月後には退陣するとしたら、解散を経ないでまた総理が替わることになる。
代表選でまた首の挿げ替えをするつもりか。
総選挙を経ないで何度総理を替えても国民の支持は得られないのに。
市場もこんな政治につきあってられないといったムードで動かない。
デイも早々に退散。
やれやれ。先物ブログ
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