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2011.04.18NY-140.242011.04.18NAS-29.27






米国市場はS&Pによる米国債格付け見通しの引き下げを受けて大幅反落。

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日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値     9,441.03 (-115.62)
日経225先物 終値    9,440 (-120)

日経平均は続落。
先物は110円GDで始まり、リバウンドが先行するが、戻りは限定的。
東証の前引け後、昼休み中に9400円を割るが、午後からは下げ渋り、午前のレンジ内で膠着。 
結局終日方向感なく推移し、始値付近の水準で引けている。
薄商いの上にほぼ十字線ときている。

4.18 NYSE 米国格付け見通し引き下げで反落18日、格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が、米国の格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げた。
大きく下げたものの、ザラバで250ドル下げた後は引けにかけて戻している。
格付け会社による格下げや見通しの引き下げは日本でもつい最近あったことは記憶に新しい。
1月27日に見通し引き下げ、2月22日に格下げがあったばかりだ。
日本ではいずれも反応は限定的だった。
日本はすでに「トリプルA」ではないが、特殊要因により見て見ぬ振りをされている。

債務の対GDP比率も国債購買層の違いがあるので日米を同列に論じられない。
ただ米国債の格下げは1941年の制度開始以来初だそうなので、衝撃は大きい。
S&Pの声明を読んでみてもわかるが、警鐘的なもののような印象だ。
財政赤字削減策で民主・共和両党が対立して一向に合意に至らないのを見て、業を煮やしたというのが素直な見方かもしれない。
れじれ国会によるゴタゴタ劇に辟易するのは海の向こうでも同じ。
米国も日本と同じような悩みを抱えているのかと改めて痛感する。
しかし、強いリーダーがいるかいないかという点では大きく違うのだが。
小泉元総理引退後の日本を見ているとこの国はどうなるのかとつくずくそう思う。

寄り付きはあっさり踏まれ、売りもあえなく退散。
ソブリンリスク系のニュースが出たときの相場は難しい。
大方はすぐに織り込みにいくので短期回転に徹し、今回は米国債でもあり緊張感をもって臨んだが、結局空振りに終始した。
やれやれ。先物ブログ

本日の損益
デイ -40円(5枚)
寄り引け  売り +10円(1枚)

現在の資金
252,880,000円 (-190,000円)※手数料考慮せず