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2011.07.26NY-91.502011.07.26NAS-2.84






米国市場は続落。

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日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値     10,047.19 (‐50.53)
日経225先物 終値    10,040 (‐70)

日経平均は反落。
先物は60円GDで始まるが、終日一進一退。
値幅も狭く午後に至ってはわずか30円。
三角保ち合いの状態で寄り付きとほとんど同水準のまま引けている。

未だに両党合意に至らない米債務上限引き上げ問題。
為替ではドル安が進行し3月の為替介入以来4ヵ月ぶりの円高になったが、日経は不気味なほど静かである。
円高になると日経平均が下がるという教科書的な考えはもう過去のものとなっている。
円高で利益が削られないようにする方策は当然どの企業も熱心に行っておりようやくその効果が出てきたのかもしれない。
企業の海外移転も急速に進んでおり、FTAなどのように日本の通商政策が立ち遅れた状態のまま変わらなければ国内の優良企業はどんどん日本から出て行ってしまいそうである。
このような背景からすでに為替が日経に影響しなくなっている。
今回の円高は特にその兆候が顕著だ。
特に内需関連株が逆に円高メリットで底堅い。
これらは日経平均への寄与度が高いので、これだけ記録的な円高になっても堅調そのもの。
先日のキャノンの好決算がまさにその象徴といえる。

おかげで先物で全然売り仕掛けが決まらないのが難点。
セリングクライマックスとまではいかないまでも、コツンとくるためにも溜飲が下がる売り崩しが欲しいと思う今日この頃。

本日の日経は何度もチャンスがあったものの、底堅さに無念の小利撤退。
終日売りスタンスだったが、動かなければ仕方ない。
やれやれ。先物ブログ

本日の損益
デイ +10円(5枚)
寄り引け  売り +10円(1枚)

現在の資金
261,100,000円 (+60,000円)※手数料考慮せず