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2011年05月

買いバイアス継続 見事な踏み上げ相場

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米国市場は休場。

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日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値     9,693.73 (+188.76)
日経225先物 終値    9,690 (+170)

日経平均は大幅反発。
先物はほぼ変わらずで始まったがまもなく急反発。
5.31 東京証券取引所 日経平均3日ぶりに大幅反発大引けにかけて断続的に大口買いが入り一時9,700円に到達。
そのままほぼ高値引けで終えている。
引け際の売買代金が膨らんでいるのはMSCIの銘柄入れ替えに伴うリバランスによるものとみられているが、他銘柄のカバーと先物主導の巻き戻しの方が強かったようだ。

相場は需給がすべて。
欧米の休日、鬼のいぬ間になんとやら。

昨日「来月にも起こるかもしれない政局の前兆に気付き始めているマーケットの人間は、すでに分析と準備を進めているかもしれない。」と思った翌日にこの動き。タイムリーすぎる。
流れに逆らわず会心の出来。終日買いスタンスが奏功した。
売りでも買いでも大きな利幅が取れたとき、最も溜飲が下がる瞬間でもある。
昔なら当たり前だった値幅だが、今の相場では貴重。
デイは大引けのリバランス需給に備えて決済アルゴで終了したものの、5月下旬のバイアスとアノマリーからすれば皆考えることは同じか。
我ながら下手な手仕舞いだったが、頭と尻尾はくれてやれ。
やれやれ。先物ブログ

本日の損益
デイ +170円(5枚)
寄り引け  買い +190円(1枚)

現在の資金
257,560,000円 (+1,040,000円)※手数料考慮せず

買いバイアスと目先の需給でMSCIのリバランス売り 東証は売買代金1兆円割れ

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2011.05.27NAS+13.942011.05.27NAS+13.94






米国市場は続伸。

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日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値     9,504.97 (-16.97)
日経225先物 終値    9,520 (-10)

日経平均はわずかに続落。
指数も先物もほぼ変わらず。
東証の売買代金は1兆円を割り今年最低水準。
先物は50円GDで始まるが売りが一巡すると自律反発。
しかし、前日比でわずかに一文プラ転した後は頭打ち。

メモリアル・デーで3連休中の米国市場、国内政治は不透明。
外人は休みでスルー。買いも限定的だが売り崩しもない。
目先の需給も膠着感は変わらない。
MSCIのリバランスの思惑もスルーである。
MSCII指数の銘柄入れ替えに伴う売り需要はいいとして、内閣不信任案提出を模索する動きの方が気になる。

5.30 菅首相菅首相が2次補正予算案の国会提出が8月以降になると述べたことから、自民党の谷垣総裁は内閣不信任案を提出で対抗すると表明。
政権交代してもやることは全く変わっていない。
与野党で議席が左右入れ替わっただけで民意不在の縄張り争いしか頭にないのか。

いつもなら内閣不信任案を出しても否決されるだけだが、今回は民主が分裂しそうな勢いなので反菅グループが造反すれば余裕で可決されてしまうというシナリオも一笑に付すことができないほど現実味を帯びてきている。
仮に可決されたら解散だろうが、まさに内憂外患の菅政権。
来月にも起こるかもしれない政局の前兆に気付き始めているマーケットの人間は、すでに分析と準備を進めているかもしれない。
そういう意味では今のバイアストレンドは土壌作りにもってこい。

震災後に「バカヤロー解散」したら菅首相も吉田茂なみに歴史に名が残るかもしれない。

この戦略のいいところはデイトレ戦略だけでなく、寄り引けに応用しているバイアス。これが特に例年の薄商いの相場には見事に符合する。
アノマリーと同様。過去これで何度も救われてきたからいえることなのだが、やはり安定性が何よりと思う今日この頃。
先物ブログ

本日の損益
デイ +40円(5枚)
寄り引け  買い +40円(1枚)

現在の資金
256,520,000円 (+240,000円)※手数料考慮せず

恒例のアノマリーに期待

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2011.05.26NY+8.102011.05.26NAS+21.54






米国市場は続伸。

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日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値     9,521.94 (‐40.11)
日経225先物 終値    9,530 (-20)

日経平均は反落。
先物は30円GDで始まるが間もなく上昇に転じ、午後には一段高。
一時9,600円まで上げ幅を拡大するが、勢いは続かなかった。
結局大引けにかけて上げ幅を縮小し始値まで値を消しいってこいで終えている。
G8仏国ドービルサミットも無事終了。
つい数年ほど前は何かしら為替政策やら金融危機でG7ショックがあったものだが、震災後の今年は平穏。
忘れた頃にギリシャショックで動じなければいいが。
欧米市場が3連休となる前の週末であることや重要な経済指標発目白押しなので様子見姿勢が強いが、日本市場は異様に底堅い。
来週以降も継続するかはわからないが、恒例のアノマリーにも期待したい。
先物ブログ

本日の損益
デイ +20円(5枚)
寄り引け  買い +10円(1枚)

現在の資金
256,520,000円 (+110,000円)※手数料考慮せず

G8開催中でこの底堅さ

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2011.05.25NY+38.452011.05.25NAS+15.22






米国市場は4日ぶりの反発。

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日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値     9,562.05 (+139.17)
日経225先物 終値    9,550 (+140)

日経平均は反発。
先物は90円GUで始まり、上げ幅を拡大。
しかし始めの1時間で上昇一服。その後はヨコヨコ。
上げ幅は限定的だったものの、終始底堅く推移し本日の高値圏で引けている。
ギリシャ関連のニュースがいつ飛び出してくるかわからない状況だが、G8開催中でもありこの底堅さは天晴れ。
終日買いスタンスが奏功した。
先物ブログ

本日の損益
デイ +50円(5枚)
寄り引け  買い +50円(1枚)

現在の資金
256,410,000円 (+300,000円)※手数料考慮せず

二番底模索する日経平均

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2011.05.24NY-25.052011.05.24NAS-12.74






米国市場は続落。

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日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値     9,422.88 (-54.29)
日経225先物 終値    9,410 (-70)

日経平均は反落。
先物はほぼ変わらずの10円GUで始まり、序盤は買いが先行したが、間もなく下落に転じた。
その後も徐々に下げ幅を拡大し安値引けで終えている。
昨日の反発分を帳消しにするいってこいだが、9,400円台を割り込むほどの売り崩しはなかった。
流れは本当に一進一退でセリングクライマックスを引き起こすにはパワーが足りない。
逆にデイトレのシグナルははっきり。
この細かい上下に振り回されることが多かったよりは遥かにいい。

やはり戦略通りのルール厳守が肝要。
何とか及第点。
損小利大の戦略によりどっちに転んでもトータルで勝てればそれでよい。
戦略通りのポジショニングが奏功。
先物ブログ

本日の損益
デイ +80円(5枚)
寄り引け  売り +80円(1枚)

現在の資金
256,110,000円 (+480,000円)※手数料考慮せず

日銀ETF買い入れもあり素直な展開

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2011.05.23NY-130.782011.05.23NAS-44.42






米国市場は大幅続落。

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日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値     9,477.17 (+16.54)
日経225先物 終値    9,480 (+20)

日経平均は小反発。
先物は50円GDで始まり、間もなく下げ幅を縮小。
引けにかけてプラ転して終えている。
リバウンド優勢の展開は終日変わらず、方向は逆ながらほぼ昨日と同じ展開だった。
9,400円割れが警戒されていた日経平均だが、気配の推移は買い優勢でそのまま下げ幅を縮小した素直な展開。
日銀ETF買い入れもあり下へのバイアスは強まらなかったようだ。 
バイアスは微妙な転換点。
デイは見事に踏まれて早々に退散。やはり見送りでよかった。
難しく考えず、簡単なテクニカルリバウンドか。
やれやれ。先物ブログ

本日の損益
デイ -30円(5枚)
寄り引け  買い +70円(1枚)

現在の資金
255,630,000円 (-80,000円)※手数料考慮せず

日経平均が4月19日以来約1ヵ月ぶりに心理的節目の9,500円を割り込む。

カテゴリ:

2011.05.20NY-93.282011.05.20NAS-19.99






米国市場は反落。


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日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値     9,460.63 (-146.45)
日経225先物 終値    9,460 (-160)

日経平均は大幅続落。
指数としては4月19日以来約1ヵ月ぶりに心理的節目の9,500円を割り込んだ。
先物は80円GDで始まり、間もなく下げ幅を拡大しあっさり序盤から9,500円を割り込んだ。
しかし、さすがにこの節目では押し目買いも多く、終日9,400円台後半でのヨコヨコが続いた。
午後に一時安値9,430円まで下げ幅を拡大する場面もあったが、大引けにかけては下げ渋った。

昼の枝野発言では銀行株にポジティブな内容だが、ギリシャショック再来を予感させるこの緊迫感の中ではあっさりスルー。
日銀のETF買い入れ観測やこれまでの外国人の9,500円以下での押し目買いもあって下げ渋ったものの、久々に溜飲を下げた。

ダメ押しでさらに投げがもう一段出れば売りも加速したに違いないが、この需給動向では仕方がないだろう。
今後さらにやってくるであろう波乱に備えたい。
リスク管理と総合的な戦略が肝となってくる難しい相場。
終日売りスタンスが奏功した。
先物ブログ

本日の損益
デイ +80円(5枚)
寄り引け  売り +80円(1枚)

現在の資金
255,630,000円 (+480,000円)※手数料考慮せず

東電決算発表 史上最大の1.2兆円の赤字

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2011.05.19NY+45.142011.05.19NAS+8.31






米国市場は続伸。

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日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値     9,607.08 (-13.74)
日経225先物 終値    9,620 (-10)

日経平均は続落。
先物はほぼ変わらずで始まり、一進一退。
狭いレンジで膠着状態が続いた。
出来高も2万枚台と閑散。

5.20 東京電力決算発表 史上最大の赤字1兆2000億円東電(9501)は20日、3月期の連結当期損益は1兆2473億円の赤字と発表。原発事故収束と廃止費用を含め1兆0204億円を特別損失に計上したことで金融機関を除く日本企業で史上最大の赤字となった。
実際の損害はもっと甚大であり、因果関係は責任は明白。
原発事故に伴う損害賠償スキームもおかしいが、未だ銀行など債権者や株主の負担が不明瞭のままである。

枝野劇場に翻弄される日経平均。

指数としては9,600円を割り込まず、異様な底堅さ。
9,500円台に突入して大口機関の仕掛けに期待したが拍子抜け。

5.20日銀金融政策決定会合 政策金利据え置きを全員一致で決定日銀は昨日から開いた金融政策決定会合で政策金利である無担保コール翌日物金利の誘導目標を0から0.1%程度に据え置くことを全員一致で決定。
資産買い入れ基金増額による追加緩和提案はなかった。これにより追加緩和観測が後退したとの見方が広がっている。

売り込まむならもっと出来高が必要。
日銀ももっとメッセージ性が強い何かを発してもよさそうなのだが。
今後9,500円どころをトライするには金融関連の動向が鍵を握るはず。
まだまだスタンスはニュートラルということか。

昨日のインテル格下げや本日の東電決算への思惑から売り買いが交錯。
夕場に先物で売られたが出来高は相変わらず小さい。
第二次東電ショックは起こっていない。
薄商い時の戦略通り短期回転に徹したのが奏功したが、如何せんこの出来高。あっさり踏まれて退散。
やれやれ。先物ブログ

本日の損益
デイ +10円(5枚)
寄り引け  売り ±0円(1枚)

現在の資金
255,150,000円 (+50,000円)※手数料考慮せず

空中戦も今は昔

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2011.05.18NY+80.602011.05.18NY+80.60






米国市場は夫々上昇。

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日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値     9,620.82 (-41.26)
日経225先物 終値    9,630 (-40)

日経平均は続落。
先物は40円GUで始まり買いが先行したが、間もなく下落に転じジリジリと下げ幅を拡大。
リバウンドはほとんどなく綺麗に下げ本日の安値圏で引けている。

さすがにそろそろ空中戦かと思ったが、それも今は昔。
朝のシグナルでもうちょっと買いが伸びていればと思ったがあっさり振り落とされる。やれやれ。
先物ブログ

本日の損益
デイ +10円(5枚)
寄り引け  売り +80円(1枚)

現在の資金
255,100,000円 (+130,000円)※手数料考慮せず

「メルトダウン」という言葉に慣れてしまった今日この頃

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2011.05.17NY-68.792011.05.17NAS+0.90






米国市場はまちまち。

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日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値     9,662.08 (+95.06)
日経225先物 終値    9,670 (+90)

日経平均は続落。
先物は20円GUで始まり寄り付き直後は売り買い交錯するが、売り一巡後は底堅く推移し、引けにかけてジリ高の展開。上値は限定的ながらも結局ほぼ本日の高値圏で終えている。

銀行の再編報道や為替相場が落ち着きを取り戻しつつある日本市場。
ただポジティブに転換したわけでもなく、アク抜けしたというほどでもない。
菅総理も浜岡原発停止を指示した頃から印象が変わり、妙な違和感を感じる。まるでロボットのように。だが後手後手よりはましかもしれない。

序盤は買いが思うように伸びず、売りはあっさり踏まれる始末。
鉄板のように固かった9,500円台。
本日も9,600円を割るとしっかり買い戻されている。
「メルトダウン」という言葉に慣れてしまった今日この頃。
更なる事態悪化に備え、焦りは禁物。
戦略通りの安全策が奏功している。
先物ブログ

本日の損益
デイ ±0円(5枚)
寄り引け  買い +70円(1枚)

現在の資金
254,970,000円 (+70,000円)※手数料考慮せず

閑散そのもの

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2011.05.13NY+100.172011.05.13NAS-34.57






米国市場は反落。

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日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値     9,558.3 (-90.47)
日経225先物 終値    9,560 (-110)

日経平均は続落。
先物は90円GDで始まるが、終日ヨコヨコの展開。
値幅はわずか50円。
連日で出来高も3万枚台と低調。
機械受注の結果に反応し切れず、閑散そのもの。

仕掛けもことごとく不発で早々に退散。
やれやれ。先物ブログ

本日の損益
デイ -30円(5枚)
寄り引け  売り +20円(1枚)

現在の資金
254,900,000円 (-130,000円)※手数料考慮せず

腑に落ちない枝野発言 東電の債権放棄を示唆したとされる枝野発言報道を受けて銀行株急落

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2011.05.12NY+65.892011.05.12NAS+17.98






米国市場は続伸。

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日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値     9,648.77 (-67.88)
日経225先物 終値    9,670 (-30)

日経平均は大幅反落。
先物は50円GUで始まるが、ほぼ寄り天の展開で間もなく上げ幅を急速に縮小。
9,670円まで若干マイナスで推移しながらも下げ渋っていたが、午前中からはじまっていた政府の会見で枝野官房長官が金融機関が債権の一部を放棄するべきだと示唆したようにマーケットは受け取ったのか午後から急落が始まった。

ただ会見は午前中だったし、日経も即反応はしていない。
銀行株のMUFJも後場から反応していた。

そもそもこの会見と報道も腑に落ちない点が多い。

枝野長官が自ら明確に債権放棄を求めたというより、記者から「地震前の東京電力の借入金について、一切、債権放棄がなされない場合でも、公的資金の注入について国民の理解を得られるという考えか」という質問に答える形でなされた発言に過ぎない。

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枝野長官の実際の発言は「現時点では民民(­民間と民間)の関係ですので発言には注意したいが、国民の理解を得られるかと言えば、それは到底できない。(国民の理解を)得られることはないだろうと私は思っています。」というにとどまり、引け後の各メガバンクの発表でも「債権放棄は念頭にない」と答える銀行もあり、まだその真意は定かでない。

報道が一人歩きするのはいつものことなので、デイトレーダーはこれを利用できるときに利用できればそれでよい。

しかし今回マーケットに与えた影響は少なからず今後に響いてくるのではないかと思わざるを得ない。

浜岡原発停止の発言から立て続けに物議を醸す枝野発言だが、誤ったメッセージを海外投資家に与えているように思えるのは私だけか。

東電借り入れの債権放棄案は、バブル時のように銀行が不動産バブルを助長したものとは違い、貸し手側の銀行に責任問題ないと考えるのが普通。
この発言は枝野長官が国民の理解を得られないかとの質問に、文字通り国民感情に配慮した発言にすぎないのではないか。
問題は政府の東電救済スキームに国民の理解を得られないのであって、都合良く国民の理解という言葉を引き出して、政府と銀行の根回しが十分でない状態で報道が議論をすり替えているように思う。

これは東電・保安院・政府が別々の発表をして市場を混乱させたのと似ている。

東電の債権放棄は過去の債権放棄とは違う。
今回の原発事故は天災と人災(政府と東電)によるものであり、その責任は銀行にはない。
どうせ銀行も国に逆らえないのでこの先どうなるか予想はつくが、本来は銀行側も債権放棄を受け入れるべきではない。
都合悪くなれば「はい、債権放棄して」がまかり通る前例を作ることになったら、海外からの日本のマーケットへの信頼はますます失われてしまうのではなかろうか。

日本市場のこれまでの活況はほとんどが外人さんたちによるものなのだから。
つくづくと出来高がほしいと思う今日この頃。

寄りポジはあっさり振り落とされ、午後の急落に便乗。
決済アルゴが奏功した場面もあったが、情報が錯綜していたこともあり無理は禁物。ほどほどで退散。
やれやれ。先物ブログ

本日の損益
デイ +20円(5枚)
寄り引け  買い -80円(1枚)

現在の資金
254,770,000円 (+20,000円)※手数料考慮せず

1号機「メルトダウン」可能性報道で後場から一段安 東電株(9501)は急落

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2011.05.11NY-130.332011.05.11NAS-26.83






米国市場は反落。

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日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値     9,716.65 (-147.61)
日経225先物 終値    9,700 (-160)

日経平均は大幅反落。
先物は90円GDで始まり序盤は下げ幅を拡大する動きが見られたが間もなく急速反転。
しかし前日終値にタッチし窓を埋めたところで今度は失速。
再び下げ幅を拡大し結局安値引けで終えている。

5.12 福島第1原発1号機「メルトダウン」の可能性もd7f4d6f7.jpg
福島第一原発1号機の核燃料が溶けて圧力容器の底にたまる「メルトダウン」の可能性も否定できないとの報道もあり、午後からはジリジリと値を崩した。
当の東電株(9501)は13:37に棒下げしている。
それに比べれば指数の反応はかなり限定的だったものといえる。

本日は上下によく動きながらも買いでは決済アルゴが奏功した。
攻めと守りのバランスが実に絶妙。
せっかくの戦略なのにまだまだ私は修行が足りない。
売りスタンスへの切り替えは若干遅れてしまい我ながら下手なトレードだったが、何とか及第点といったところか。
やれやれ。先物ブログ

本日の損益
デイ +50円(5枚)
寄り引け  買い -70円(1枚)

現在の資金
254,750,000円 (+180,000円)※手数料考慮せず

中国CPI 上海市場は1%前後の下落し失速

カテゴリ:

2011.05.10NY+75.682011.05.10NAS+28.64






米国市場は続伸。

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日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値     9,864.26 (+45.50)
日経225先物 終値    9,860 (+40)

日経平均は続伸。
先物は100円GUで始まり9,900円を回復するが、序盤の短期筋と思しき買い戻しが一巡した後は、すっかり伸び悩み、終日ジリジリと上げ幅を縮小する展開が続いた。

5.11 上海 中国CPIの結果から、マーケットに金融引き締め懸念が再浮上。
昨日からの朝までの楽観論はどこえやら。
市場予想を上回る結果が出た事で、インフレや金融引き締め懸念がセットで噴出か。
上海市場は1%前後の下落し失速。

しかし、日経にマイナス圏に売り崩されるほどの動きはなかった。
売りポジションでもっと取りたかったが、本日も付いては離れてトントン。
やれやれ。先物ブログ

本日の損益
デイ ±0円(5枚)
寄り引け  買い -60円(1枚)

現在の資金
254,570,000円 (-60,000円)※手数料考慮せず

連休の谷間

カテゴリ:

2011.05.09NY+45.942011.05.09NAS+15.69






米国市場は続伸。

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日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値     9,818.76 (+24.38)
日経225先物 終値    9,820 (+10)

日経平均も反発。
先物はほぼ変わらずで始まり間もなく下落に転じた。
一時安値9、750円まで下げる場面もあったが、すぐに切り返し大引けにかけて上昇。
ただ上値も限定的で終日方向感乏しく推移し若干高く引けて終えている。

GW明け初トレード。
付いては離れの繰り返し。
連休の谷間に1日だけ1万円の大台を回復した後は逡巡か。
やれやれ。先物ブログ

本日の損益
デイ ±0円(5枚)
寄り引け  買い +20円(1枚)

現在の資金
254,630,000円 (+20,000円)※手数料考慮せず

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