大納会 怒涛の一年となった大波乱の2016年相場 最終日はまさしく掉尾の一振そのもの


米国市場は続落。
日経先物(左) /上海総合 (右)
日経平均株価 終値 19,114.37(-30.77)
始値 18,997.68
高値 19,176.81
安値 18,991.59
出来高 12億1397万株
日経225先物 終値 19,090(+20)
始値 19,000
高値 19,180
安値 18,970
出来高 35,698枚日経平均は指数が小幅に続落。
先物は小反発。
70円GDで始まるが、1万9千を割り込むと底堅く推移し、間もなく売りが一巡すると一段高。
一時高値19,180円まで上げ幅を急速に拡大するが、引けにかけては伸び悩んだ。
大納会にはリオ五輪4連覇の伊調選手が参席。クロージングベルを鳴らしたのは熊本地震支援のお礼にかけつけたくまモン。
今年は正月明け早々に戦後初となる6日続落を記録するなど波乱の幕開けとなり、「申年は騒ぐ」の格言よろしく、英国のBREXITショックや米大統領選挙でのトランプ氏勝利などをはじめとしたパニック相場で乱高下。まさに激動の一年だった。
戦後初の年初来続落を喫した1月の末には日銀がマイナス金利を導入するが、緩和の限界が意識され株価を維持できず、それが4月の日銀ショックにつながり、今年前半のマーケットは混沌とした空気に包まれていった。
中盤は6月の英国国民投票の混乱時の突っ込みでも2月の年初来安値とほぼ同じ水準で踏みとどまり、それがWボトムとなりながらも、昨年の2万円まで回復するには程遠く、終盤の11月トランプショックまで長らく安値圏での乱高下が続いていた。
指数の高安の値幅は4,542円を記録。
先物は実に4,770円に及ぶ。
為替は一時99円台に突入するまで円高が進む場面も。
その後相場はトランプラリーからサンタクロースラリーへと盛り上がり、トランプ次期大統領への期待感から怒涛の騰勢に。
年央にはあれほどくすぶっていた株価はクリスマス前に年初来高値をあっさり更新。
終わってみれば再び先高感と期待感を持てる年末相場となった。
結局、最終日の指数の終値としては反落だが、掉尾の一振そのもの。
年足ベースでは5年連続の上昇を記録して取引を終了している。
終日買いスタンスが奏功。
来年もトランプ劇場が続くかどうか。
先物は上がっても下がっても関係なく利益が出せ、相対でもないのでショック相場でもきちんと身に着ける必要があるが極めて安全にできる方法がある。
このことを知らないと何年やっても成績は伸びないのではないだろうか。
重要なのがやはり基本から最新の制度変更までしっかり準備すること。
これをおろそかにしたら絶対に利益は伸びない。
毎年改めて感じることだが、特に今年は取引所で取引される日経225の運用効率性が再認識させられた。
寄り付き時刻が前倒しになるなどルールも変わったが、メンタルコントロールと知略の結実ともいえる的確なシステムにめぐりあえたおかげで何とか生き残ることができた。
毎日の対応策がしっかり得られたからこそ、その後の安定した収益化が実現できたと言える。
俄かにこの1月余りで劇的なトレンドの変化を目の当たりにし、4年前を彷彿とさせるこの師走相場。
この河の流れに身を任せつつ、来年も更なる躍動の年となることを期待したい。
本日の損益
デイ +110円(5枚)
現在の資金
620,560,000円 (+5500,000円)※手数料考慮せず