大納会 日経平均は7年ぶりに陰線年足 記録づくめの波乱の師走相場も年末は小動きで幕引き
- カテゴリ:
- 本日の取引
米国市場は続伸。
日経先物(左) /上海総合 (右)
日経平均株価 終値 20,014.77(-62.85)
始値 19,957.88
高値 20,084.38
安値 19,900.04
出来高 7億2789万株
日経225先物 終値 19,840(-180)
始値 19,900
高値 20,060
安値 19,750
出来高 44,494枚
大納会の日経平均は反落。辛うじて2万に乗せて引けている。
先物は現物お取引終了後に失速し2万割れ。
120円GDで始まり、2万の大台を再び割り込んでスタート。
序盤は鞘寄せが先行し、一時高値20,060円を回復するが、間もなく頭打ち。
戻り売り優勢となる場面もあったが、売り崩されることなく、朝方の安値を一文新値で踏みとどまると一進一退となって膠着。
しかし、結局引け間際に売り直され、一時安値19,750円まで突っ込みながら本日の安値圏で終えている。
終日小動きでほぼ手控えだった。
今年は2万2千円台で始まり、1月には26年ぶりに2万4千円台につけ、上昇機運も高まっていたが、2月にかけて早くも大きく失速。ダウは史上初の千ドル超安を記録。春先にかけて下値模索が続いた。
4月に底打ち後は再び上昇に転じ、10月にはバブル崩壊後最高値を更新し、26年10ヵ月ぶりの高値水準を記録。
しかし、その高値を最後に再び失速。
クリスマスには更に駄目押しの1万9千円割れまで記録し、年初来の上昇分をすべて帳消しにして余りある安値圏に落ち込んだ。
年末直前になって、ダウは史上初の千ドル高を記録するが、リバウンド騰勢は続かず。
年足ベースでは6年連続の上昇を記録して年末を迎えてきたアベノミクス相場だが、遂に年末も戻しきれずに大納会を終了。
今年も波乱多き記録づくめの相場だったが、ボラティリティも十二分。
相場が上がろうが下がろうが関係ないメンタルを保てるシステムとプロの情報力。
良い先生にめぐりあえたおかげで今年もなんとか生き抜いている。
どちらに動くかだけを考えコツコツと利益を重ねていくことに尽きるのがデイトレード。
今年もまさにそんな格好のデイトレード日和に恵まれた一年だった。
特に今年の長期金利や米中摩擦に起因する相場変動を目の当たりにしてつくづく感じた。
アベノミクス、トランプラリーも正念場。来年も更なる躍動の年となるよう期待したい。
本日の損益
デイ +20円(5枚)
現在の資金
758,710,000円 (+100,000円)※手数料考慮せず