米FOMC通過後はババ抜き相場の様相 ナイトに入りようやく売り崩しも下値は限定的
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米国市場は反発。
FRBはFOMCで利下げ決定。
年内追加利下げは一旦打ち止めと思われたが、パウエル議長の会見で微妙な反応。
米中貿易交渉の行方の希望的観測が下支えになったのか、異様なババ抜き相場が続いている。


日経先物(左) /上海総合 (右)
日経平均株価 終値 22,927.04(+83.92)
始値 22,910.10
高値 22,988.80
安値 22,875.50
出来高 7億8315万株
日経225先物 終値 22,950(+83.92)
始値 22,930
高値 22,990
安値 22,870
出来高 35,134枚

先物は90円GUで始まるが、間もなく上値追いは失速し、保ち合い商状に。
朝方やや下放れするかに見えたが、異様な底堅さの中、踏み上がるでもなく、結局引けにかけては下げ渋りほぼヨコヨコのまま終えている。
日銀金融政策決定会合の結果発表後も反応薄。
マイナス金利深堀りに望みが薄い中にあっても引け後の会見で追加緩和に道筋を作った格好で、再び緩和観測に振り回される模様に。
デイは閑散に売りなしの様相だったが、ナイトに入ってようやく下値を模索。
売り崩しに溜飲が下がる思いだったが、それでも下値は限定的。
イベント通過後のセオリー通りではあるものの、最近は追加緩和祭りもやや食傷気味だっただけに、今回のフェイント仕掛けは天晴れ。米中材料にかこつけた仕掛けも米雇用統計用のナイト戦略と同じくほぼ据え膳のように頂くには相応の情報技術が不可欠。
頭と尻尾はくれてやりながら、早々に退散。
本日の損益
デイ +10円(5枚)
ナイト +100円(5枚)
現在の資金
800,860,000円 (+550,000円)※手数料考慮せず