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2025年10月

怒涛の一週間の終わり 日米・日中首脳会談に中銀イベントから日経平均は初の5万2千円台乗せ

カテゴリ:
NY-NAS2025.10.30
米国市場は夫々下落。
2025.10.31-225上海
日経先物(左)  /上海総合 (右) 

日経平均株価 終値 52,411.34(+1,085.73)
始値 51,629.80
高値 52,411.34
安値 51,613.03

日経225先物 終値 52,470(+1,010)
始値 51,540
高値 52,530
安値 51,530
出来高 36,986枚
日経平均
10.31
日経平均は1千円超高の3日続伸。史上初の5万2千円台乗せ。
先物は小幅高で始まり、寄り付き直後から急速に上げ幅を拡大し、あっさり5万2千円を突破。
その余勢を駆って、52,00円台まで一気に駆け上がる場面も。
上海開場を前後して戻り売りとの攻防も激しく一進一退の展開となるが、その後も騰勢は衰えず、午後には引けにかけて一段高。
一時高値52,530円をつけながら、結局本日の高値圏を維持して取引を終了。

まさに国策に売りなし、もうはまだなり、ともいうべきか、騰勢の強さ著しい。
高安幅は実にきっかり1千円に及んでいる。

頭と尻尾をくれてやり、下手ながら何とか及第点か。
今の運用戦略を得られたありがたさを痛感する毎日だが、まさに絶好のデイトレ日和で垂涎の値動きといったところ。

10.31
10.31
10.31
今週は月曜日のトランプ大統領来日、天皇陛下との会談を皮切りに、火曜日の日米首脳会談水曜日にはアドバンテストのストップ高寄与による日経平均1千円超押し上げの最高値更新木曜日には日米中銀イベントに米中会談、そして最後に本日の日中首脳会談まで、史上稀に見る、イベント目白押しの怒涛の一週間。

日経225先物にとっても新たな時代の幕開けともいえ、感慨も一入。更なる飛躍に期待したい。

デイ +320円(10枚)
SA  +270円(5枚)

3,253,980,000円 (+4,550,000円)※手数料考慮せず

日経平均は小幅ながら連日で史上最高値を更新 米FOMCは利下げ 日銀金融政策決定会合は現状維持 米中首脳会談は平和裡に通過 貿易戦争も一時停戦ムード

カテゴリ:
NY-NAS2025.10.29
10.30
米国市場はまちまち。
米FOMCでは政策金利を0.25の引き下げ決定。
FRBの利下げは2会合連続。
3%台は2022年12月以来の低水準。
パウエル議長は会見で、追加利下げは既定路線ではないと発言。
これまでの過度な利下げ期待を後退させる格好に。
2025.10.30-225上海

日経先物(左)  /上海総合 (右) 

日経平均株価 終値 51,325.61(+17.96)
始値 51,146.27
高値 51,657.28
安値 50,972.56

日経225先物 終値 51,460(+130)
始値 50,960
高値 51,710
安値 50,930
出来高 44,192枚
日経平均
10.30
日経平均は辛うじて小幅続伸ながら、連日で史上最高値を更新中。
先物は370円GDで始まり、寄り付き直後こそは棒上げ商状から上げ幅を急速に拡大するが、間もなく一服。
日銀金融政策決定会合や米中首脳会談を控え、方向感なく推移し、売り買いが交錯。
正午すぎに日銀が現状維持決定を発表すると為替はドル円が円安加速。
153円台をつけ、8ヵ月半ぶりの円安水準に。
午後には一時高値51,710円をつけ、取引時間中の史上最高値を更新。
引けにかけては伸び悩んだものの、それでも結局終始終値ベースでも最高値を更新して引けている。
10.30
引け後の日銀植田総裁の会見では利上げを見送ったものの、利上げ路線継続を示唆しており、次会合以降での利上げを織り込みに行くかといったところ。
10.30
また、米中首脳会談も平和裡に通過。トランプ大統領と習国家主席の会談は6年ぶり。今年の4月のトランプ関税ショック時とは打って変わって貿易戦争も一時停戦ムード。

今週は27日(月曜日)のトランプ大統領来日に始まり、日米首脳会談アドバンテストのストップ高寄与による日経平均1千円超押し上げ最高値更新、そして本日の日米中銀イベント、米中首脳会談と歴史的出来事の枚挙に暇がない。

売り買い攻防も激しかったが、高安幅は実に780円に及ぶ大往来。
終日短期回転が奏功。

デイ +530円(10枚)
SA  +330円(5枚)

3,249,430,000円 (+6,950,000円)※手数料考慮せず

日経平均は5万1千円台乗せからの史上最高値を更新 アドバンテスト1銘柄だけで1千円超の押し上げ効果

カテゴリ:
NY-NAS2025.10.28
米国市場は三指数揃って4連騰からの史上最高値更新。
2025.10.29-225上海
日経先物(左)  /上海総合 (右) 

日経平均株価 終値 51,307.65(+1,088.47)
始値 50,453.64
高値 51,412.97
安値 50,3665.62

日経225先物 終値 51,330(+870)
始値 50,700
高値 51,530
安値 50,670
出来高 41,954枚
日経平均
10.29
10.29
日経平均は1千円超の急反発。
下落したTOPIXと明暗分かれる。これはアドバンテスト(6857)が1銘柄だけで1千円超、1,077円分も押し上げていることによるもの。
昨日の現物引け後に発表された決算で先物では棒上げ商状で反応していたが、本日はストップ高、+22%の大幅高となったことが大きく寄与。

先物は240円GUで始まり、戻り売りとの攻防も早々に決着し、その後はほぼ一貫して上昇を続ける展開に。
中盤やや伸び悩む場面もあったが、引けにかけて一段高。
一時高値51,530円をつけながら、本日の高値圏で終えている。

売り崩しに期待したが、あっさり踏まれて早々に退散。

デイ -70円(10枚)
SA  +170円(3枚)

3,242,480,000円 (-190,000円)※手数料考慮せず

日経平均は売り買い交錯も大台堅持 日米首脳会談後も高まる祝賀ムード

カテゴリ:
NY-NAS2025.10.27
米国市場は3日続急伸。
連日で三指数揃って史上最高値を更新中。
2025.10.28-225上海
日経先物(左)  /上海総合 (右) 

日経平均株価 終値 50,219.18(-293.14)
始値 50,357.15
高値 50,485.80
安値 50,107.77

日経225先物 終値 50,460(-130)
始値 50,560
高値 50,560
安値 50,160
出来高 26,702枚
日経平均
10.28
日経平均は3日ぶりに反落。
先物は小幅安で始まり、序盤は売りが先行しながら売り買いが激しく交錯。
序中盤は狭いレンジ相場が続いていたが、午後には米ベッセント財務長官が円安について言及したことも相まって、牽制を意識した動きかドル円は一時151円台に。
終盤は保ち合いを下放れする一段安。

一時安値50,160円まで突っ込む場面もあったが、5万円台を堅持。
現物が引けた直後にはアドバンテスト(6857)の決算を受けて棒上げ商状。
結局朝方の高値圏に近い水準にまで戻して取引を終了。

尽く踏まれたものの、下手ながら何とか及第点か。
10.27
10.28
昨日から来日している米トランプ大統領と高市総理が初の首脳会談。
通常なら新総理に就任後すると、しばらく後に日本の首脳が先に訪米することが多いが、今回は韓国で開かれたAPECや米中首脳会談の関係もあって、米首脳が先に新総理就任を祝うタイミングで来日するという珍しいケース。
つい先日までの混迷した政局から打って変わって、今は高市新政権の好発進もあって祝賀ムード一色。
とても同じ10月内の出来事とは思えないほどにセンチメントが急転。
各報道でも、日米両首脳による親密ぶりを伝える明るい話に沸いている。
10.28
10.28
その一つには、総裁選でも掲げた「JAPAN IS BACK」と刺繍された帽子、安倍元総理が愛用していたパターや松山英樹プロのサイン入りゴルフバッグ、金のゴルフボールなどをトランプ氏にプレゼント。安倍元総理の後継者として、ともに思いを馳せる場面も。

10.28
他方、高市総理ならではのカラーも打ち出そうとしているのか、何よりも絶やさない笑顔と、相手の懐に飛び込むところは外交センスとして得難いものがありそう。

特に感慨深い話として、日米首脳会談が5分ほど遅れて始まったというが、その理由が会談直前まで、大谷選手が出場するワールドシリーズの試合を観戦していたというのだ。
しかも、この歴史的な試合で、大谷選手が2本塁打を放つ大活躍でこの話に更なる花を添えている。

10.28
10.28
10.28
10.28
会談の内容も懸念されていた厳しい要求も現段階ではなく、終始和やかなムードで波乱なく通過。

かつてトランプ氏が初めて米大統領選挙で勝利した2016年、安倍元総理がいの一番にかけつけたが、そのお返しかと思えるほどに高市総理を盛り立ててくれている姿が実に印象的。

高市総理も、来年の米中間選挙に向けてアピールしたいトランプ大統領が望むもの、ノーベル平和賞への推薦などを真っ先に提示するところも余念がない。

10.28
10.28
会談後には大統領専用ヘリであるマリーンワンに乗って横須賀基地に停泊中の米空母ジョージワシントンへ。
海兵隊員をバックに両首脳が演説し、強固な日米同盟をアピール。

安倍元総理時代を彷彿とさせるほどの蜜月ぶりを演出して見せたのは天晴れというほかない。

日経平均株価は5万円到達を通過点といわんばかりの堅調さ。
あの帽子のJAPAN IS BACKのように、この新たなる潮流が日本の失われた30年を取り戻し、更に明るい未来をもたらすことに期待したい。

デイ +110円(10枚)
SA  +190円(2枚)

3,242,670,000円 (+1,480,000円)※手数料考慮せず

日経平均は指数が初の5万円台乗せで改めて感慨も一入 米トランプ大統領来日

カテゴリ:
NY-NAS2025.10.24
米国市場は続急伸。
米中対立懸念の後退、CPI下振れからの利下げ観測の高まりを背景に連日で史上最高値を更新。
2025.10.27-225上海
日経先物(左)  /上海総合 (右) 

日経平均株価 終値 50,512.32(+1,212.67)
始値 49,905.80
高値 50,549.60
安値 49,838.98

日経225先物 終値 50,590(+1,270)
始値 50,020
高値 50,630
安値 50,000
出来高 34,918枚
日経平均
10.27
日経平均は終値ベースで初の5万円台乗せ。更に1千円超高の続急伸。
先物では既に10月22日に取引時間中の一時高値5万円丁度にワンタッチしていたが、これでようやく名実ともに5万円を突破。最近は米国市場より値嵩レベルでやや遅れ気味だっただけに、怒涛の騰勢と大逆転に改めて感慨も一入。

先物は700円GU、寄り付きから初の5万円台乗せスタート。
9時直後には一時安値5万円で踏みとどまり、間もなく棒上げ商状から急速に上げ幅を拡大。
序中盤は戻りりとの攻防で激しく売り買いが交錯するも、終盤には朝方の高値を上放れて一段高。

高市内閣発足時の支持率が歴代2位という74%を記録したことも追い風に。
一時高値50,630円をつけながら本日の高値圏で終えている。

上海市場はほぼ前日の写真相場ながら、4000ポイント目前。約10年3ヵ月ぶりの高値水準。

終日短期回転が奏功した。
10.27
初の日経平均株価の5万円突破とともに祝杯ムードの中、米トランプ大統領が来日し、天皇陛下と会談。
明日は日米首脳会談、そして米FOMC、日銀金融政策決定会合へと中銀イベントも控える。
手薬煉引いてチャンスを待ちたいところ。

デイ +320円(10枚)
SA  +290円(3枚)増し玉合算

3,241,190,000円 (+4,070,000円)※手数料考慮せず

日経平均は3日ぶりに急急反発 「強い経済」高市首相所信表明演説

カテゴリ:
NY-NAS2025.10.23
米国市場は反発
2025.10.24-225上海
日経先物(左)  /上海総合 (右) 

日経平均株価 終値 49,299.65(+658.04)
始値 49,095.27
高値 49,435.31
安値 49,965.78

日経225先物 終値 49,320(+650)
始値 49,130
高値 49,480
安値 49,010
出来高 23,251枚
日経平均
10.24
日経平均は急反発。
先物は460円GUで始まるが、9時直後こそ売りが先行し、一時安値49,010円まで突っ込む場面もあったが、4万9千円台を堅持。
間もなく切り返し再騰勢の展開に。
現物後場開場後には一時高値49,480円をつけるが、午後には伸び悩んで推移。
それでも戻り売りは限定的で、結局本日の高値圏を維持して取引を終了。
10.24
高市首相が所信表明演説。
「強い経済」という言葉を重ね、熱く語られつつも、野次が飛び交う中、タカ派的発言を抑えた安全運転といった印象。
責任ある積極財政と日銀の金融政策、その連携如何に。

ナイトに入っては、政府閉鎖で各指標発表が延期されてた米CPI発表を前後に巻き戻し優勢に。
来週にはAPEC。これに出席する米トランプ大統領が来日するが、米中首脳会談とともに、もう一波乱ありやなしや。

終日買いスタンスだったが、あっさり振り落とされて、ほどほどで退散。

デイ +70円(10枚)
SA  +210円(3枚)増し玉合算

3,237,120,000円 (+1,330,000円)※手数料考慮せず

日経平均は続急落 スピード調整から売り買い交錯

カテゴリ:
NY-NAS2025.10.22
米国市場はまちまち。
2025.10.23-225上海
日経先物(左)  /上海総合 (右) 

日経平均株価 終値 48,641.61(-666.18)
始値 48,866.58
高値 48,866.58
安値 48,399.05

日経225先物 終値 48,670(-640)
始値 48,700
高値 48,810
安値 48,440
出来高 23,567枚
日経平均
10.23
日経平均は続急落。
先物は610円GDで始まるが、序盤はから激しく売り買いが交錯。

9時直後には、一時安値48440円まで突っ込む場面もあったが、下値は限定的。
しかし、上値も重く、上海開場とともにつけた一時高値48,810円を上限に、その後は失速。
結局前日同様にほぼヨコヨコの水準で引けている。

終日ほぼ手控えだった。

デイ -10円(10枚)
SA  +190円(2枚)増し玉合算

3,235,790,000円 (+280,000円)※手数料考慮せず

日経平均は指数が3日ぶりに小反落の一服感 先物は刹那的な元鞘ながら再び5万円にワンタッチ

カテゴリ:
NY-NAS2025.10.21
米国市場はまちまち。
2025.10.22-225上海
日経先物(左)  /上海総合 (右) 

日経平均株価 終値 49,307.79(-8.27)
始値 49,252.03
高値 49,458.28
安値 48,613.70

日経225先物 終値 49,310(+160)
始値 49,340
高値 50,000
安値 48,660
出来高 37,401枚
日経平均

10.22
日経平均は3日ぶりに小反落。
先物は190円GUで始まり、序盤は戻り売りが先行。
4万9千円の大台を割り込んで、一時安値48,660円まで突っ込む場面もあったが、売りが一巡すると早々に切り返し、午後にかけて一段高。

しかし、上値も限定的で、終盤は49,400円どころで保ち合い展開に。
15:25には棒上げ商状から一時高値5万円にワンタッチする場面もあったが、僅か1分で49430円から570円上昇し、5万の大台にタッチしてすぐに元鞘に。

まるで誤発注を思わせるものだったが、この刹那的値動きを除いては、結局は朝方の水準に収束。
上下に長い髭を残しつつ、ほぼ十字線に近い格好で取引を終了。
終日短期回転が奏功。

高安幅は実に1,340円に及んだ。
連日で垂涎の値動き。
下手ながら、頭と尻尾をくれてやりながら何とか及第点か。

デイ +490円(10枚)
SA  +250円(5枚)増し玉合算

3,235,510,000円 (+6,150,000円)※手数料考慮せず

日経平均は先物が余勢を駆って一時5万円にワンタッチ 高市新内閣発足 首班指名後は出尽くしのスピード調整感

カテゴリ:
NY-NAS2025.10.20
米国市場は続急伸。
2025.10.21-225上海
日経先物(左)  /上海総合 (右) 

日経平均株価 終値 49,316.06(+130.56)
始値 49,675.43
高値 49,945.95
安値 49,127.20

日経225先物 終値 49,150(-150)
始値 49,820
高値 50,000
安値 49,150
出来高 41,746枚
日経平均
10.22
日経平均は連日で史上最高値を更新中。
指数は高市トレード再燃の余勢を駆って5万円目前にまで到達。
先物は一時5万円の大台にタッチしている。
520円GUで始まり、寄り付き直後は戻り売りが先行しながらも、間もなく再騰勢の展開に。
朝方には一時高値5万円丁度にワンタッチ。
一時700円高まで上昇する場面もあったが、さすがに急ピッチなだけに、売り買い攻防の末、午後からは失速。
一転して急速に上げ幅を縮小し、いってこいの展開に。
引けにかけては、保ち合いを下放れする一段安。
結局、49,150円に突っ込む引けピンの安値引けで終えている。
2025.10.21
2025.10.21
2025.10.21
本日、自民党高市早苗総裁は臨時国会にて首班指名を受け、第104代内閣総理大臣に就任。
高市新内閣が発足した。初入閣10人、女性閣僚2人。何より歴史的なのは史上初の女性総理の誕生である。
2025.10.21
就任後の会見で高市総理は、「国家国民の為に全力で変化を恐れず果敢に働く」、「強い日本を作る為、絶対に諦めない」と意気込みを熱く語った。

長く日本は経済は一流、政治は三流と揶揄され、総理大臣が毎年のように交代するのは当たり前のようになっていた。

例外はバブル崩壊後では小泉政権や再登板以降の安倍政権くらいで、米ホワイトハウス、そして市場もまさにそのようなリーダーを求めていたのだ。
今回は更に少数与党であり、単独では何も決められない政権。公明と入れ替わる形で維新が連立入りしたが、身体検査が間に合わなかったのか閣外協力ということもあって、離反もしやすい。
早晩行き詰まる可能性が高い茨の道には違いないが、高市氏が違うとすれば、史上最長の在任記録を打ち立てた安倍元総理の後継者と位置付けられていることであり、アベノミクスで成し遂げられなかった3本目の矢、成長戦略を強く推進していく姿勢にある。

閣僚名簿からも、懸念されていた過度な論功行賞、派閥優先や傀儡色はあまりなく、ノーサイド感さえある。株価上昇率が随一であることからも、この期待感が持続的であることを望むばかり。

そして特筆すべきは指数が僅かに届かなかったものの、先物の場中高値ながら、一時5万円を記録したことは、感慨も一入。

ダウと日経平均は単位こそ違えど、ほぼ同じ水準でともに上昇してきた。
イメージとしてはダウが1万ドルなら日経平均株価も1万円という具合で、差が開いてもせいぜいダウが2千ほど先行する程度の感覚だったのだ。
しかし、ここ最近は随分とダウに水をあけられていて、今年の春先には7千以上も差がついたこともあり、悪い意味で隔世の感があったのだが、ここにきて大逆転。
高市トレード再燃によって一気に抜き返してしまい、先物で瞬間的ながらダウよりも先に5万円をつけてしまったのである。
同じく史上最高値圏にあるダウでさえ現在4万7千ドル弱であり、まだ5千ドル到達まで3千ほど及ばないことを思えば、この大逆転がいかに凄まじいものであるかの証左といえようか。

先物は無事に新政権発足で出尽くしによる調整となっているが、高安幅は850円に及ぶ大往来。
まさにデイトレとしては垂涎の値動きで、終日短気回転が奏功。

改めて新たなる潮流に期待したい。

デイ +390円(10枚)
SA  +510円(3枚)増し玉合算

3,229,360,000円 (+5,430,000円)※手数料考慮せず

日経平均は高市トレード再燃から史上初の4万9千円台乗せ 自民·維新が連立樹立

カテゴリ:
NY-NAS2025.10.17
米国市場は反発。
2025.10.20-225上海
日経先物(左)  /上海総合 (右) 

日経平均株価 終値 49,185.50(+1,603.35)
始値 48,332.71
高値 49,185.50
安値 48,254.83

日経225先物 終値 49,300(+1,750)
始値 48,390
高値 49,330
安値 48,330
出来高 30,813枚
日経平均
10.20

日経平均は1,600円超、3.3%高の急反発。10月9日以来となる史上最高値を更新。
騰落幅1千円を超える値幅となったのは公明党連立離脱ショックとなった10月10日の先物1,180円安翌週明け14日の1,241円安自民党総裁選後の週明け10月6日の2,175円高以来。
10.20
先週は公明党連立離脱から一転して政権交代の可能性が急浮上し、与野党の連立交渉劇が繰り広げられたが、自民と維新が電撃合意。
野党三党協議では姿が見えなかった大阪府知事の吉村代表が急遽上京し急転直下。
当面閣外協力とする考えのようだが、総理指名選挙で高市氏が選ばれることが確実な情勢となったことを受け、高市トレードが再燃。急速に株高円安が進行した。

先物は840円GUで始まり、序盤はから上げ幅を急速に拡大しながら、ほぼ断続的に買い進まれて、あっさり4万9千円台に到達。
中盤には大台を挟んで戻り売りとの攻防が続いたが、戻り売りも限定的で、引けにかけては再騰勢。
結局一時高値49,330円をつけながらほぼ高値引け水準で取引を終了。

高田審議委員が利上げに向けて機が熟したと発言し、利上げ観測も再び高まっているが、銀行株も何もかも関係なく全面高。
政局不透明感からの脱却による先高感が実に大きい。

2012年の衆院解散からアベノミクス始動に向けて安倍トレードの機運が高まったあの頃ほどではないものの、あっさり5万円も射程内に入ってしまった怒涛の騰勢は天晴れ。
いずれにしても、あの異様な閉塞感に辟易していただけに、朝方の上放れはまさに溜飲が下がる思いに。

終日買いスタンスだったが、あっさり振り落とされてほどほどで退散。

デイ +250円(10枚)
SA  +940円(3枚)増し玉合算

3,223,930,000円 (+5,320,000円)※手数料考慮せず

日経平均は3日ぶりに急反落 米地銀ショック再び? 政局の帰趨は如何

カテゴリ:
NY-NAS2025.10.16
米国市場はまちまち。
ザイオンズ・バンコープ株の急落を端緒に米地銀ショックが再び。
米地銀によるリスクオフといえば2年半前、2023年3月のSVBショックや、その数日後のクレディスイスショックも記憶に新しいが、影響は限定的。
2025.10.17-225上海
日経先物(左)  /上海総合 (右) 

日経平均株価 終値 47,582.15(-695.59)
始値 47,820.97
高値 48,140.90
安値 47,494.31

日経225先物 終値 47,550(-880)
始値 47,740
高値 48,180
安値 47,510
出来高 27,946枚
日経平均
10.17
日経平均は3日ぶりに急反落。
先物は690円GDで始まり、序盤は買いが先行。
朝方には一時高値48,180円まで値を戻す場面もあったが、上海開場後には失速し頭打ち。
巻き戻し騰勢が一服すると、再び下げ幅を拡大。
現物の後場開場とともに朝方の安値を割り込むと、引けにかけて一段安。
一時安値47,510円まで突っ込みながら、ほぼ安値引け水準で取引を終了。
10.17
野党3党による玉木旋風は早々にやみ、急転直下で自民・維新が連立の可能性も。
議員定数削減でも自民が受け入れる方向と伝わっており、勝敗の帰趨は決まった感も。

尽く踏まれたが、下手ながら何とか及第点といったところ。

デイ +170円(10枚)
SA  +210円(5枚)増し玉合算

3,218,610,000円 (+2,750,000円)※手数料考慮せず

日経平均は続急伸 連立不透明感ありながらも高市トレードに回帰する上放れ

カテゴリ:
NY-NAS2025.10.15
米国市場はまちまち。
2025.10.16-225上海
日経先物(左)  /上海総合 (右) 

日経平均株価 終値 48,277.74(+605.07)
始値 48,107.44
高値 48,317.34
安値 47,937.72

日経225先物 終値 48,430(+620)
始値 48,070
高値 48,440
安値 47,980
出来高 27,098枚
日経平均
10.16
日経平均は続急伸。
先物は260円GUで始まり、序中盤は狭いレンジで一進一退。
一時安値47,980円をつけるが、大半4万8千円台を堅持し、午後には保ち合いを上放れ。
結局一時高値48,440円をつけながら、ほぼ高値引け水準で終えている。

政局は国民民主党の玉木旋風が一服し、自民・維新の連立が焦点が移って、高市トレードに回帰か。
ただ、政策協議入りしたものの、維新の吉村代表が議員定数の削減も強く主張し波紋が広がっている。
また互いに言い放しで物別れになることも想定されるが、果たして来週の臨時国会、はたまた月末の米トランプ大統領の来日まで間に合うのか。
上下に程よく動いてくれるのが日経225先物の良いところではあるが。

終日買いスタンスだったが、尽く振り落とされてあえなく退散。

デイ -80円(10枚)
SA  +190円(3枚)増し玉合算

3,215,860,000円 (-230,000円)※手数料考慮せず

日経平均は連休中の急落分を埋め戻す再騰勢から3日ぶりに急反発 首班指名を巡る政局の帰趨は急転直下となるか

カテゴリ:
NY-NAS2025.10.14
米国市場はまちまち。
2025.10.15-225上海
日経先物(左)  /上海総合 (右) 

日経平均株価 終値 47,672.67(+825.35)
始値 47,002.30
高値 47,774.83
安値 46,910.83

日経225先物 終値 47,810(+1,020)
始値 47,080
高値 47,830
安値 46,950
出来高 31,239枚
日経平均
10.15
日経平均は3日ぶりに反発。
先物は290円GUで始まり、9時直後こそ一時安値46950円まで突っ込む場面もあったが、すぐさま切り返し、4万7千円台を回復。
再騰勢の展開から引けにかけて一段高。
一時高値47,830円をつけながら、本日の高値圏で終えている。
10.15
自民党総裁選後、未だに首班指名選挙の行方が不透明な中、野党の連携協議が活発化している。
前日は立憲、維新、国民の3党幹事長会談が行われ、続いて本日は現物引け後の16時頃には党首会談が行われた。
10.15
注目されていた国民民主党党首の玉木氏は「依然隔たりがある部分が大きい」として3野党の連合にあまり前向きでなかった。
10.15
10.15
他方、自民党も野党の囲い込みに余念がない。
野党3党会談の直後には自民党と日本維新の会の党首会談が行われ、しかも大阪府知事でもある吉村代表が上京して会談に参席。
会談後の会見で、日本維新の会の吉村代表が明日から自民党との政策協議を始めることを明らかに。
自民と維新の連立が成れば、首班指名は急転直下で高市氏となるが、はてさて。

売り崩しもに期待したが、案外意気地がない。
ナイトに入っては4万8千円台を回復。
終日短期回転が奏功。

デイ +150円(10枚)
SA  +210円(3枚)増し玉合算

3,216,090,000円 (+2,130,000円)※手数料考慮せず

公明党離脱ショックから連休を挟んで先物は3千円超の大往来 日経平均は指数が一時1,500円超の突っ込み安 先物が先週末夜間で3,620安に突っ込む場面も

カテゴリ:
NY-NAS2025.10.10
NY-NAS2025.10.13
米国市場は急反発。
先週末は米トランプ大統領が中国の輸出規制へ対抗する考えを示し、関係悪化懸念からリスクオフが先行していたが、米中首脳会談に前向きな姿勢であることが伝わり巻き戻し優勢に。
また、中東情勢はハマスが人質全員を解放。ガザの和平前進に大きな一歩となるかが期待される。
ダウは4万6千ドルを回復。
S&P500も急落分の半分以上を埋め戻した格好に。
2025.10.14-225上海
日経先物(左)  /上海総合 (右) 

日経平均株価 終値 46,847.32(-1,241.48)
始値 47,446.73
高値 47,865.65
安値 46,544.05

日経225先物 終値 46,790(+180)
始値 47,050
高値 47,920
安値 46,600
出来高 52,949枚

前日10月13日(祝日取引)
日経225先物 終値 46,610(+180)
始値 46,590
高値 46,740
安値 46,360
出来高 7,448枚

日経平均
10.14
日経平均は1千円超安の超大幅続急落。一時は前日比1,544円安まで突っ込む場面も。
先週末の公明党離脱ショックにより、先物は先週末のナイトセッションで一時安値45,180円まで突っ込んでいた。
これはその前日9日終値48,800円比では、実に3,620円安に及んでいたのである。
折しも連休を挟んだことから現物では週明け月曜の13日が祝日で休場。
しかし、先物は祝日取引で開場されていたことから1千円超安にまで戻していた。

本日の先物は小幅安、先週末10日終値比では570円GDにまで買い戻されてスタート。
寄り付き直後も買いが先行し、棒上げ商状から急速に上げ幅を拡大。
一時高値46,740円まで値を戻す場面もあったが、その騰勢も長くは続かず間もなく失速し頭打ち。
現物の後場が始まると一転して上げ幅を縮小していってこいの展開に。
朝方の安値を割り込むと、一気に下放れが加速し、一時安値46,360円まで突っ込みむ場面も。
これは先週末の10日終値に比べて1,020円安水準。
再び4万5千円台まで売り直される勢いにも見えたが、結局引けにかけては下げ渋りながら、終値46,610円、前日の祝日取引での終値べースではプラス圏を維持して取引を終了。
先週末比では830円安水準に踏みとどまっている。

終日短期回転が奏功した。
頭と尻尾をくれてやりながら、下手ながら何とか及第点か。

朝方こそ米中関係軟化や中東情勢の好材料も相まってから買戻しが先行していたが、国内の政局不安による影響は大きい。
国民による選挙によらない形で、歴史上稀に見る政局が今、山場を迎えている。
10.14
臨時国会は来週までずれ込み、首班指名選挙をめぐって与野党の動きが活発化。
国民民主党と公明党の幹事長会談だけでなく、更に立憲民主党、日本維新の会、国民民主党の三党幹事長が会談。
これほどまでに野党の幹事長クラス協議が注目されるのは稀有なことである。

まさに国民民主党がキャスティングボードを握っている証左でもあり、国民民主党の榛葉幹事長の会見が大いに注目された。
国民民主党はあくまで安全保障、原発などのエネルギー政策で方針が完全一致しない限り、ただ数合わせだけの連立には否定的な方針を崩さず。

確かに1993年の細川政権のように、数合わせだけであれば政権交代は可能である。
ただ、今回立憲民主党が玉木氏でも良いとの方針を明らかにしたことで、俄かに政権交代が現実味を帯びてきたものの、報道各社も1993年当時の久米キャスターのような熱気もなく、機運はあまり醸成されていないのもあるだろう。

政策が違ったりして政権が維持できなければ、その後の羽田政権や村山政権然り、短命に終わるのが目に見えているからかもしれない。
玉木氏も目先の総理の椅子にはあまり拘っているようには見えない。
他方、立憲民主党の野田代表は「政権交代できるのは十数年に一度しかない大きなチャンスだ」として、政権交代すること自体を重要視しているように見える。
実際、最大野党の党首であるにもかかわらず、野田氏自身ではなく、はるかに議席数が少ない党の玉木氏を総理にしてでも政権交代の実現に意欲的だ。

しかし、玉木氏は、エネルギー政策と安全保障の点で完全一致がなければ応じない構えで、指名一本化だけの話では、もう玉木総理の可能性はないだろうと思われていた。
市場も高市総理路線継続で、まだ高市トレード前の水準までは押し切ってない。

しかし、ここで立憲民主党の安住幹事長が、「原発ゼロに拘っていない」とし、「安全保障だって公明党も大きな隔たりがあるが、それでも安倍政権時に結局一緒にやっていたわけであるので、できないわけではない」と発言するなど譲歩を見せ始めたのである。

ただ、これは言い換えれば立憲民主党も譲歩するのだから、国民民主党もある程度譲歩すべきとする考えにも聞こえる。
立憲だけが譲歩して、果たして立憲の議員は納得するのだろうか。
どんどん外堀を埋めてきた格好だが、玉木氏との温度差は依然として大きいままだ。

玉木氏は安全保障と原発再稼働は絶対に譲らないので、立憲民主党の議員からは数が少ない党なのに上から目線すぎると不満の声も。
本来であれば立憲民主党の議員が玉木氏を総理にすることなんて納得するはずがないわけであり、仮に政権交代が実現しても、一枚岩になれず、このような声が噴出してくれば、早晩瓦解する可能性が高い。

参議院で過半数が得られない状況で、衆院の2/3再議決にも限界があり、法案はほとんど通らず、いずれ息詰まることが見えているのだろう。

玉木氏は連立には長い時間の協議が必要とする姿勢を崩していない。目先の総理の椅子には目もくれず、本当に政策重視であることを強調している。
節を曲げてまで総理になるつもりはなく、もっと先を見ているように見える。


更に総理大臣と党総裁を分けて石破政権を存続させる総総分離なる摩訶不思議な案まで出てきており、シナリオはいくつもある。
市場は高市総理で逃げ切りの公算が高いとみているのか、下押しはまだ限定的である。

今月の28日くらいには米トランプ大統領の来日も予定されているのに、今になって先行きは全く分からない。

市場は不透明感を嫌う一方で、僅かに光明が見えれば先走ってリスクオンしてくることもある。
おかげで日経225先物では上下で値幅が取れる格好のイベントドリブンのチャンスが到来したといえる。

本日だけでも高安幅は1,320円に及ぶ大往来。
1千円以上の値下がりは4月の米トランプ関税ショックに端を発した一連の暴落暴騰以来。
4月4日の1,090円安を皮切りに、4月7日に2,800円安4月8日に2,140円高と戻したが、その後4月9日に1,270円安4月10日は2,810円高4月11日に1,120円安へと、連日で超大幅な乱高下となって混迷を深めていったのはまだ記憶に新しい。
もはや一時、日経平均株価が4万8千円にまで達したことで、値嵩的に1千円超の騰落幅は珍しくなくなってきている。
それはまた大きなチャンスともいえる。

市場はリスクオフに揺らされながら、さしずめローラーコースター相場の様相だが、まさに垂涎の値動き。
もう一波乱ありそうだが、手薬煉引いてチャンスを待ちたいところ。


デイ +730円(10枚)
SA  +350円(5枚)増し玉合算

3,213,960,000円 (+9,050,000円)※手数料考慮せず

日経平均は現物引け後に自公連立解消の報で先物が1千円超の突っ込み安 オプションSQ通過後に格好の売り崩し 公明党連立離脱ショック

カテゴリ:
NY-NAS2025.10.09
米国市場は夫々下落。
2025.10.10-225上海
日経先物(左)  /上海総合 (右) 

日経平均株価 終値 48,088.80(-491.64)
始値 48,510.72
高値 48,510.72
安値 47,962.61

日経225先物 終値 47,620(-1,180)
始値 48,540
高値 48,750
安値 47,530
出来高 38,675枚
日経平均
10.10
日経平均は寄り天から急反落。
先物は400円GUで始まるが、現物市場開場とともに下落に転じ、じりじりと上げ幅を縮小。
中盤は下げ渋りながら、4万8千円台を堅持。
10.10
指数は辛うじて4万8千円台にとどまったものの、現物引け後の15時半すぎに公明党の連立離脱の報が伝わると、僅か数分で1千円超の突っ込み安。
一時安値47,530円まで下げ幅を急拡大。大引け間際だったということもあり、結局そのままほぼ安値引け水準で取引を終了。

オプションSQ通過後に公明党連立離脱ショックも相まって格好の売り崩し。
終日売りスタンスが奏功。

10.10
公明党が26年という長きにわたった自民党との連立を解消。
しかし、野党が首班指名を一本化するにはあまりにハードルが高すぎる。
早速玉木氏も公明党の離脱決断を称賛。しかし、公明党は首班指名で斎藤党首の名を書く方針を明らかにしている。
最大野党の立憲民主党の野田氏でまとまる気配はないし、国民民主の玉木氏を総理に担ぎ上げるウルトラCも難しい。
政権交代をただ実現させるためだけに野合するとも限らないが、最大野党の立民議員が玉木氏で納得するとも思えない。

少数与党ではほかに1994年の自民党が社会党、新党さきがけと手を結び政権奪還した村山政権の例もある。

公明が抜けた今、いずれにも似た可能性を秘めているが、政策がお互いあまりに違いすぎるのでは、夫々の党がただ数合わせだけのための野合は否定している。

結局第一党たる自民党の総裁がそのまま総理になる公算は変わらず。
不信任決議だけなら結束は可能だろうが、為替の反応はやや円高に振れたくらいで影響は限定的。
株価は高市トレードによるご祝儀上昇分を帳消しする方向で巻き戻されている。
10.10
石破総理が80年談話演説。
無謀な戦争に突き進んだ原因を分析。
無責任なポピュリズムに屈しない姿勢で、大勢に流されない政治家の矜持と責任感を持たねばならないと所感を述べた。
終戦記念日には見送られたが、やはり取りやめではなく、過去の総理談話は引き継ぐとした。
理由に沖縄や長崎への訪問を挙げて、自身が学び、感じたものをまとめたものとしている。

公明党が離脱した今、単独少数与党では何も通らない可能性も高い。
とはいえ解散総選挙をしても単独過半数を取れる保証は何もないが、この政治空白のどさくさに紛れて、俄かに石破総理による解散待望論まで急浮上する始末。

現物市場はこの公明党連立離脱ショックを織り込んでいないまま連休入りとなる。
週明けの新たなる潮流に期待したい。

デイ +120円(10枚)
ナイト +330円(10枚)
SA  +190円(7枚)増し玉合算

3,204,910,000円 (+5,830,000円)※手数料考慮せず

日経平均は終値ベースで4万8千円台を大きく上放れ史上最高値更新 ソフトバンクG単独で約500円寄与

カテゴリ:
NY-NAS2025.10.08
米国市場はまちまち。
2025.10.09-225上海
日経先物(左)  /上海総合 (右) 

日経平均株価 終値 48,580.44(+845.45)
始値 48,035.42
高値 48,597.08
安値 47,995.22

日経225先物 終値 48,800(+1,040)
始値 48,160
高値 48,810
安値 48,090
出来高 38,675枚
日経平均
10.9
日経平均は800円超高の急反発。
高市トレード始動時でもなかなか終値ベースで維持できなかった4万8千円を大きく上放れ。
ただ、TOPIXは大幅高ではなく、一部の値嵩株による寄与が大きい。

指数寄与度トップのソフトバンクG(9984)だけで指数を475円、引け後に決算を控えていたファストリ(9983)が127円も押し上げている。
寄与度3位の東京エレク(8035)と合わせて800円近くを押し上げており、本日上昇分の大半が個別材料に依存した格好。
ソフトバンクGは産業用ロボット世界4位のスイスABBからロボット事業を買収すると発表したことが材料視されている。

先物は400円GUで始まり、9時直後こそ一時安値48,090円まで突っ込む場面もあったが、早々に切り返し再騰勢の展開に。
中盤は戻り売りとの攻防をで伸び悩む場面もあったが、引けにかけて一段高。

国慶節の連休明けで再開した上海市場も上昇。
一時高値48,10円をつけながら、ほぼ高値引け水準で終えている。

売り崩しに期待したが、あっさり踏まれて早々に退散。

デイ -40円(10枚)

3,199,080,000円 (-400,000円)※手数料考慮せず

日経平均は高市ラリーが5日ぶりに一服感 続く快挙に沸くノーベル化学賞受賞

カテゴリ:
NY-NAS2025.10.07
米国市場は夫々下落。
2025.10.08-225上海
日経先物(左)  /上海総合 (右) 休場

日経平均株価 終値 47,734.99(-215.89)
始値 47,925.22
高値 48,181.12
安値 47,728.27

日経225先物 終値 47,760(-180)
始値 47,980
高値 48,240
安値 47,760
出来高 31,574枚
日経平均
10.8
日経平均は、自民党総裁選前後で実に3千円も上昇していたが、終値ベースで5日ぶりに反落。
終値ベースで4万8千円を維持できないまま連騰がストップした格好に。
高市ラリーが一服。TOPIXは明暗分かれての4連騰から史上最高値を更新中。

先物は小幅高で始まり、序盤は上値追いが先行し、一時高値48,240円をつけるが、やはり早々に失速し頭打ち。
中終盤にはいってこいの展開から保ち合いを下放れする一段安。
結局47,760円に突っ込みながら、前日に続いて安値引けで終えている。

格好の噴値売りとともに、終日売りスタンスが奏功。

10.8
10.8
一昨日に続き、ノーベル賞受賞のニュース。
ノーベル化学賞に京都大学特別教授の北川進氏(74歳)が選ばれた。
化学賞の受賞は2019年の旭化成の吉野彰氏以来9人目。
これで過去の受賞者を合わせると昨年の団体受賞の平和賞を除けば、個人で30人目となる。

1人でも受賞すれば大フィーバーとなるのに2冠も達成する例は過去にもあり、2015年には初日に医学生理学賞翌日に物理学賞を連日で受賞している。
10.8
10.8
北川氏は、多孔性材料の作製に世界で初めて成功。
今回もMOF(Metal Organic Frameworks)という金属有機構造体で有名でタイムリーな内容。

特定の物質を内部に閉じ込められる技術で、微細な穴が無数に開き、1gあたりの表面積はサッカーコートに匹敵。
狙った物質だけを閉じ込めることで、例えば水の中に溶けている特定の有害物だけを除去できる。
CO2だけを吸着し、水素を貯蔵するという具合に、特定の気体を回収、貯蔵でき脱炭素への貢献も期待されている。

今や全世界の人類が地球温暖化の影響にあえいでいるだけに、非常に分かりやすく、生活に直結。市場規模も絶大だ。
初日の医学生理学賞と同様にタイムリーで実用化、商用化される段階にきている研究が受賞する例も多いが、それは受賞するまでに非常に長い年月を要することに他ならない。

残すは毎年待望されている文学賞、米トランプ大統領が熱望している平和賞、そして未だ無冠の経済学賞。
更なる快挙の報に期待したい。

デイ +230円(10枚)

3,199,480,000円 (+2,300,000円)※手数料考慮せず

日経平均は辛うじて4日続伸 先物は安値引け 終値ベースで4万8千円維持ならず

カテゴリ:
NY-NAS2025.10.06
米国市場はまちまち。
ダウの7日ぶりに反落。
2025.10.07-225上海
日経先物(左)  /上海総合 (右) 休場

日経平均株価 終値 47,950.88(+6.12)
始値 48,281.12
高値 48,527.33
安値 47,904.38

日経225先物 終値 47,940(-250)
始値 48,510
高値 48,590
安値 47,940
出来高 43,808枚
日経平均
10.7
日経平均は辛うじてプラスの4日続伸。
指数としては未だ終値ベースで4万8千円を維持できず。

先物は320円GUで始まり、9時直後には一時高値48,590円をつけるが、早々に上昇一服。
間もなく急速に上げ幅を縮小するが、序中盤は48,100円どころで踏みとどまりながら三角保ち合いの様相に。

極狭レンジながら高値圏を維持していたが、終盤になって保ち合いを下放れする一段安。
4万8千円を僅かに割り込み、結局47,940円に突っ込む安値引けで終えている。

売り崩しに期待したが、あっさり振り落とされて早々に退散。

デイ +60円(10枚)

3,197,180,000円 (+600,000円)※手数料考慮せず

日経平均は高市トレードからデルタヘッジを巻き込む疾風怒濤 空前の4万8千円台に乗せての史上最高値更新 ノーベル医学生理学賞受賞の報にも沸く

カテゴリ:
NY-NAS2025.10.03
米国市場はまちまち。
2025.10.06-225上海
日経先物(左)  /上海総合 (右) 休場

日経平均株価 終値 47,944.75(+2,175.26)
始値 46,636.07
高値 48,150.04
安値 46,592.99

日経225先物 終値 48,190(+2,250)
始値 48,060
高値 48,220
安値 47,340
出来高 58,429枚
日経平均
10.6

日経平均は高市トレードから怒涛の2千円超高の続急伸。
指数としては終値ベースで僅かに4万8千円を割り込むが、先週末の終値からは一気に3千円の大台替わりを達成したことになる。

10.4
10.4
10.4
10.4

先週末10月4日の自民党総裁選では高市氏が勝利。
直前までの報道では小泉氏優勢だったが、キングメーカーとされている麻生氏が党員票を一番多く得票した候補に入れる方針に切り替えたことで情勢は一変。
土壇場で麻生氏が高市氏支持に回ったことで、勝敗の帰趨はあっさり決まってしまった。さしずめ関ケ原のようである。

第一党とはいえ、公明との連立が不透明な中、一部では首班指名を不確実視する向きもある。
過去には1993年の細川内閣誕生や、1994年の自社さ連立政権で社会党党首だった村山元首相のように第一党党首でなくても少数与党連立の総理になるケースがある。
国民民主党党首の玉木氏を総理にするというウルトラCも一時期ほどの機運がないことや、今の野党連携では全く現実味がない。
10.4

市場の反応を見る限り、高市総理誕生を前提とした動きで、米トランプ大統領も既に総理と呼んでいる。
そのまま第一党党首として、来る臨時国会での首班指名され、初の女性総理が誕生する見通し。


今回は土曜日だったこともあり、市場の取引時間外であったことから、超大幅ギャップを記録。
この値嵩では3千円超のギャップも十分あり得ることもあり、先物のサーキットブレーカー発動も警戒されたが、無事2,120円GUで寄り付いた。
2千円超のGUは令和のブラックマンデーとも称された昨年8月5日の大暴落の翌朝、同年8月6日に記録した2,520円GU以来。

空前の4万8千円台で寄り付き、直後こそ噴値売りが先行し、激しく売り買いが交錯するも、9時すぎ頃に一時安値47,340円に突っ込んだ後は底堅く推移。

現物の後場開場後には伸び悩む場面もあったが、ほぼ一貫した断続的な上昇の末、一時高値48,220円をつけながら、ほぼ高値引け水準で取引を終了。
利上げ観測後退で嫌気されるはずの銀行株まで上げるほどの空前の上げ相場となっている。

ナイトに入っても騰勢は衰えていない。
1日で3千円も大台替りするという節目突破で踏み上げ効果も空前の規模である。
コールを売った人が、コールを買っていた人から行使されるのに備えて日経225先物を買う、いわゆるデルタヘッジを巻き込んだ怒涛の騰勢が続いている。

前人未到の空域での攻防は、まさに垂涎の値動き。
格好の空中戦も下手ながら何とか及第点。

新戦略SP225-SYSTEM2」など、改めて今の運用戦略を得られたありがたさを実感。
終日買いスタンスが奏功した。


10.6
10.6
また、今年のノーベル賞ウィークは初日から快挙の報に沸いた。
ノーベル生理学・医学賞に坂口志文氏が米国の2人とともに選ばれた。

坂口氏は免疫細胞の暴走にブレーキをかける役割を果たす制御性T細胞の発見。
自己免疫疾患の治療に役立つだけでなく、癌治療へ応用する研究も進んでいる。
キラーT細胞などで一般人にも馴染みのある名前であることもある。
実際、有名なアニメ「はたらく細胞」にも擬人化キャラクターで登場するので小学生でも知っている人が多いほど。
2012年の山中伸弥氏受賞時のインパクトにも近く、非常に分かりやすく臨床に直結する内容なのが印象的。
最近はタイムリーで既に実用化、商用化されてやすい研究が受賞する例も多い。

日本人のノーベル賞受賞は、昨年の被団協が団体として受賞したのを除けば29人目。
生理学・医学賞では1987年の利根川進氏、2012年の山中伸弥氏2015年の大村智氏2016年の大隅良典氏2018年の本庶佑氏に続いて6人目となる。

残りのノーベル賞日程は7日に物理学賞、8日に化学賞、9日に文学賞、10日に平和賞、そして13日に経済学賞を控える。
続く朗報に期待したい。


デイ +470円(10枚)
SA  +1,470円(3枚)増し玉合算

3,196,580,000円 (+9,910,000円)※手数料考慮せず

日経平均は4万6千円に迫る怒涛の騰勢 先物高安幅は実に930円に及ぶ大往来 ナイトには4万6千円台乗せ

カテゴリ:
NY-NAS2025.10.03
米国市場は続伸。
三指数揃って史上最高値を更新。
AI関連による上値期待感が牽引か。
2025.10.03-225上海

日経先物(左)  /上海総合 (右) 休場

日経平均株価 終値 45,769.50(+832.77)
始値 45,042.54
高値 45,778.66
安値 45,042.54

日経225先物 終値 45,940(+870)
始値 45,030
高値 45,960
安値 45,030
出来高 33,038枚
日経平均
2025.10.03-2
日経平均は続急伸。
先物は小幅安で始まるが、寄り付き直後からプラスに転じると急速に上げ幅を拡大。
中盤は戻り売りとの攻防で伸び悩む場面もあったが、引けにかけて一段高。
一時高値45,960円をつけるなど、4万6千円に迫る騰勢。
ほぼ高値引け水準で取引を終了。
10.3
10.3
日銀植田総裁の会見では今月の利上げを示唆する発言がなかったことからか、リスクオンが加速した格好に。
日中の高安幅は実に930円に及んだ。
ナイトに入っては、4万6千円台から更に上放れ。
一時46,220円をつけるなど、朝から通して1千円超幅、1,190円に達している。

10.3
米雇用統計は政府閉鎖で発表されず。
自民党総裁選を前にもう一波乱に期待したいところだったが、天晴れな上げっぷり。
9月配当権利落ち後のスピード調整による軟調から一転、朝方の急騰はまさに溜飲が下がる思いに。
短観発表後の余勢を駆って余りある、怒涛の騰勢が続いている。
終日買いスタンスが奏功。

何度も振り落とされつつも、下手ながら何とか及第点といったところ。

デイ +530円(10枚)
SA  +350円(15枚)増し玉合算

3,186,670,000円 (+10,550,000円)※手数料考慮せず

日経平均は日銀短観後に買い先行 早々に噴値売りとなるが日銀副総裁会見を前に大半を埋め戻して4万5千円台回復

カテゴリ:
NY-NAS2025.10.02
10.1
米国市場は続伸。
前日から米政府閉鎖が始まったにもかかわらず、三指数揃って小幅に刻む4連騰。
市場の免疫も相当で過去の傾向に照らすまでもなく、無風の如く騰勢維持が続いている。
2025.10.02-225上海
日経先物(左)  /上海総合 (右) 休場

日経平均株価 終値 44,936.73(+385.88)
始値 44,736.03
高値 45,125.96
安値 44,659.22

日経225先物 終値 45,070(+530)
始値 44,850
高値 45,200
安値 44,730
出来高 28,006枚
日経平均
10.2
日経平均は5日ぶりに急反発。
先物は310円GUで始まり、寄り付き直後は棒上げ商状から買いが先行。

日銀短観発表後の余勢を駆って、あっさり4万5千円台を回復後も上慣れして一時高値45,200円をつける場面も。
しかし、間もなく失速し、上昇分を早々に帳消しにして一段安。
それでも売り買いが交錯しながらも朝方は一時安値44,730円で踏みとどまると、現物の後場開場とともに巻き戻し優勢の展開に。

朝方の高値に及ばなかったものの、大台も回復し、下落分の大半を埋め戻して取引を終了。
尽く振り落とされたものの、終日買いスタンスで何とか及第点といったところ。
10.2
10.2
日銀短観の改善に続いて、引け前は内田副総裁の発言で一時的に円高に振れるなど、利上げ観測が高まっているが、
自社株買いなどを背景に先高感で底堅い動きを示している。
米国は景気減速でも利下げ観測が高まればで株高となっていく構図で、新戦略のおかげも相まってやはり短期回転が奏功している。

デイ +70円(10枚)
SA  +230円(5枚)増し玉合算

3,176,120,000円 (+1,850,000円)※手数料考慮せず

日経平均は4日続急落から安値引け 中国は国慶節 米国は政府閉鎖へ

カテゴリ:
NY-NAS2025.10.01
9.30
米国市場は続伸。
米国でつなぎ予算案が否決。政府機関の一部閉鎖が始まる。
ガバメントシャットダウンは2018年以来となる実に7年ぶり。
当時を振り返っても初動の混乱が収束すると買い戻されているからか、未だ楽観ムード。

2025.10.01-225上海
日経先物(左)  /上海総合 (右) 休場

日経平均株価 終値 44,357.65(-381.78)
始値 44,831.95
高値 44,874.42
安値 44,357.65

日経225先物 終値 44,540(-390)
始値 44,830
高値 44,940
安値 44,420
出来高 31,847枚
日経平均
10.1
日経平均は4日続急落。指数は安値引け。
先物は100円GDで始まり、9時直後こそ買い先行後、一時高値44,940円をつけるも大台には届かず失速。
間もなく棒下げ商状から下げ幅を急速に拡大。

上海は国慶節で休場。
今年は中秋節も重なってまさしく大型連休となる。
朝方は値を飛ばしながら激しい売り買い攻防の末、午後には一段安。
一時安値44420円まで突っ込むが、終盤は下げ渋って推移。
それでも戻りも鈍く、結局押し戻されて本日の安値圏で終えている。
踏み上げ効果に期待したが、あえなく退散。

デイ +30円(10枚)

3,176,120,000円 (+300,000円)※手数料考慮せず

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