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2015.10.02NY+200.362015.10.02NAS+80.69






米国市場は夫々上昇。

2015.10.05




日経先物(左)  /上海総合 (右)休場

日経平均株価 終値     18,005.49(+280.36)
始値 17,921.00
高値 18,079.46
安値 17,869.74
出来高 12億0906万株

日経225先物 終値   18,070(+400)
始値 17,930
高値 18,080
安値 17,860
出来高 52,255枚

10.5日経平均は大幅に4日続伸。
先物は260円GUで始まり序盤は買いが先行するが間もなく頭打ち。
中盤はヨコヨコの展開だったが、引け間際にやや上振れし引けピンのほぼ高値引けで終えている。

アトランタ TPP 10.5TPPの大筋合意を受け実需売りもなくじり高の様相に。
終日ほぼ手控えだった。

TPPの決着はGATTウルグアイラウンド以来となる通商交渉の歴史的転換点といえる。
これで中国を抜きにした巨大貿易圏が出来上がったことになる。

The Novel Prize in Physioligy or Medicine 2015.jpgまた毎年10月の第一月曜が来ると楽しみでもあるノーベル賞に、昨年に続き日本人受賞の快挙の報が。

北里大学の大村智特別栄誉教授が医学生理学賞を受賞。
同賞は1987年の利根川進氏以来3人目だが、25年ぶりにiPS細胞の山中教授が受賞したのがまだ3年前の2012年のことであり、立て続けと言ってもよいペースだ。
2008年の物理学賞3人昨年の物理学賞3人同時受賞に続いて23人目となり、2000年以降では日米2トップの快進撃が続いている。
また、今年は同賞に中国人が半分の功績(Prize Share:1/2)として受賞。
これまで中国は自然科学系の受賞は一人もいなかったが今年遂に受賞者を輩出したことになる。しかも博士号を持たず、女性であるなど異例ずくめ。

ノーベル医学生理学賞2015ノーベル医学生理学賞2015 Satoshi Omura大村教授は御年80歳。元定時制高校教師、スキーで国体出場など特異な経歴もさることながら、会見では「微生物の力を借りただけ。」、「私よりも微生物にノーベル賞を。」と言う謙遜の美徳は日本人ならでは。
「失敗してもいいからやってみよう、という気持ちを絶えず起こさなければならない。 失敗を繰り返してやりたいことをやりなさいと言いたい」という氏の言葉が印象的だった。

毎回思うが、国際社会では謙遜は美徳とされておらず、損をすることも多い学術界。
特に欧米中心だった戦前は白人重視の傾向もさることながら積極的に海外に出て英語で発表しておかないと正当に評価されなかった時代の御人だ。
今回は熱帯病治療に貢献ということで三度もノーベル賞候補となりながらも途半ばで病に倒れた野口英世を彷彿とさせる。
受賞者の年齢からもやはりノーベル賞はとにかく長生きをしなければ受賞できないことを思い知らされるが、そういう意味では2012年の山中教授の50歳は異例なのかもしれない。

残りの発表日程は6日に物理学賞、7日に化学賞、9日に平和賞、そして12日に経済学賞。
文学賞は8日との見方。
毎年村上氏が候補とされ注目されているが今年こそ受賞と成るか期待したい。


本日の損益
デイ ±0円(5枚)
寄り引け  売り -140円(1枚)

現在の資金
525,960,000円 (-140,000円)※手数料考慮せず