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2016.03.31NY-31.572016.03.31NAS+0.55







米国市場はまちまち。

2016.04.012016.04.01上海



日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値     16,164.16(-594.51)
始値 16,719.56
高値 16,719.56
安値 16,113.01
出来高 17億8359万株

日経225先物 終値   16,180(-580)
始値 16,730
高値 16,730
安値 16,090
出来高 92,185枚

4.1日経平均は連日の続急落。
前日引け前の売り仕掛けは見事だったが、日銀短観発表後に駄目押しの売りで、円安で高止まりしたあの3月の踊り場相場もようやく脱出か。
日銀買いに警戒しながらも理想的な追撃戦だった。
イースター前の外国人売りが再び出てきている。
高安640円幅の落差を立て板に水の如く流れ落ちる垂涎の値動きでまさに溜飲が下がる思いだ。

4.1 日銀短観日銀短観今晩の米雇用統計以上に寄り付き前から大注目されていた日銀短観は、大企業製造業の業況判断DIがやや予想より悪化を示していた。
気配は絶妙というしかなく、うまく個人の買いを誘いこんだ格好。

先物はスタート直後から寄り天から棒下げ商状の展開に。
引けにかけて断続的に売られ、一時安値16,090円と大台割れに迫る勢い。
欧州時間前の買戻しが引け前に若干入ったものの、ほぼ一方的に売り崩され、本日の安値圏で取引を終了。

まさに最大のリスクはチャンスなのにエントリーしないこと。
ナイトの雇用統計が霞むほどの大往来相場。
手薬煉引いて待っていた甲斐があったというもので、頭と尻尾はくれてやったものの、及第点といったところか。

本日から名実ともに新年度入りだが、波乱の幕開けに。
年度初めからの暴落は大発会安を彷彿とさせるものがあり、夏の人民元ショックのようなクラッシュの前兆なのか。
イースター休暇前の外国人売り越しはリーマン・ショック時以上だったことから、この前兆は十分に警告されてきたことでもあり、いよいよ国策が待たれる、いや待ったなしといえようか。

今年は大きな政局も予期され、日米で選挙を控える。
米大統領選挙、国内では5月の伊勢志摩サミットまでとさせる再増税凍結、それを問う解散衆参W選挙と、相場を動かすエネルギーには事欠かず、多くのチャンスを期待したい。
政治、為替、原油市場に絡んだ外国人投資家のリスクオン・オフ動静とともに、金融政策は日米が逆相関を示す中にあって、短観から追加緩和を催促する相場へと思惑は交錯していく。
こういった情報をいかに効率的につかみ勝機を見いだせるか、今の運用方法を得られたからこそ、そのありがたさを改めて痛感する。

本日の損益
デイ +220円(5枚)
寄り引け  売り +550円(1枚)

現在の資金
578,270,000円 (+1,650,000円)※手数料考慮せず