五輪のメダルラッシュに沸き 米株休場前に市場は閑散に売りなし


日経平均株価 終値 22,149.21(+428.96)
始値 21,903.66
高値 22,152.85
安値 21,149.21
出来高 7億0607万株
日経225先物 終値 22,100(+360)
始値 21,860
高値 22,150
安値 21,830
出来高 50,815枚


先物は120円GUで始まり、間もなく上げ幅を急速に拡大。
買いが先行したまま、午後には一段高。
引けにかけて断続的に買われ一時高値22,150円をつけながら本日の高値圏で終えている。
米株先が堅調で、プレジデントデーの前でもあり戻り売りも限定的。
日本も五輪に沸く中、終日ほぼ手控えだった。



隣国で開催中の平昌五輪がまさに佳境入りしたところでメダルラッシュ。
金メダルがまだ一つもなかったところに男子フィギュアの羽生選手の2大会連続のV2達成。
あの感動的な滑りを皮切りに俄然盛り上がりを見せている。
しかも宇野選手の銀メダルとともに表彰台を2つも独占。
男子フィギュアの五輪連覇は66年ぶりと聞いて驚きだが、あのプルシェンコでさえ連覇できていなかったというのだから、あの大舞台で実力をだし切るのがいかに難しいかがうかがえる。



興奮冷めやらぬ間に女子スピードスケート500Mでは小平選手が1000Mの銀に続き五輪新で遂に金を獲得。
ライバルをたたえ合う姿は見ていて実に心を洗われる思いがする。
このラッシュで長野五輪の史上最高獲得数10個に一気に並んだ格好。


4-4で不利な先攻で迎えた最終エンド。最後の一投も万事休す。
選手でさえ負けを覚悟したはずのあの状況で、まさかのスチール成功で逆転勝利。
あんなことが起こるなんてまさにミラクル。
本当に最後の最後まで分からないのがまさに氷上のチェスであるとともに、やっぱり手に汗握るスポーツだと実感。
カーリングとはこんなに面白いのかと改めて知ることができた瞬間だった。

先日もNHKスペシャルでパシュートの特集が放送されていたが、まさに創意工夫がなせるもの。
空気抵抗をなくす工夫はロードバイクレースにも通じるものがある。個々の身体能力や実力を新戦術でカバーし世界を席巻した東洋の魔女時代の女子バレーを彷彿とさせる。



長野五輪ではまさに日本のお家芸となっていたジャンプも規定改定から低迷続き。あの感動を再びと期待していたが金メダルはノルウェー。日本は6位に。全世界から天賦の才能が結集するオリンピック。
日本人だけでなく、国を越えて外国選手の活躍に感動する日々。
夏のリオ五輪もまだ記憶に新しく、夏冬あわせて2年ごとに毎回思うのは、ナショナリズムの思いを共感できる貴重なひと時。
そんな平昌五輪も25日まで。
更なる日本選手の活躍に期待したい。
本日の損益
デイ +50円(5枚)
現在の資金
691,160,000円 (+250,000円)※手数料考慮せず