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2018.05.29NY-391.642018.05.29NAS-37.26







5.29 Carlo Cottarelli5.29 Carlo Cottarelli連休明けの米国市場は急落。
イタリアが3月の総選挙後、未だに混乱している。
反EU、ポピュリズム政権が誕生するかもしれないというもはや恒例ともいえる欧州不安。
昨日のマッタレッラ大統領による首相指名後に選出が難航し政治不安がクローズアップ。
債券売りが急進したのを受けて、リスクオフが先行。これは伊ショックともいえるか。

欧州不安はほぼ数年ごとにショック安があり、特に南欧は財政不安が顕著でソブリンショックに結びつくパターンだ。
今回の伊ショックが2010年や2012年の欧州危機の再来となるかは予断を許さないが、再選挙となればユーロ離脱の是非を問う国民投票のようなものとなり、EU離脱を決定したあの英国ショックをも彷彿とさせる。
他のPIGS(ギリシャ、ポルトガル、スペイン)も債券売りが波及。

5.29加えて中国への報復関税政策案公表を示唆発言も。
一時ダウは-500ドル超のまで突っ込んだが、引けでは下げ渋っていた。

ギリシャをはじめとするPIGSのソブリンリスクは今に始まったことではなく、潜在的なリスクはいわずもがなでもあり、売り崩しも限定的。
英国ショックに続き、トランプ米大統領の誕生など世界的なポピュリズム旋風がまだ続いているのかもしれないが、民主主義が成熟すればするほど政局が生まれ、政策は遅行する。
専制主義に近い中国はトップダウンで何でも決められ急成長するのを尻目に民主主義の先進国は成長鈍化という皮肉は歴史がすでに証明している。

2018.05.302018.05.30上海





日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値 22,018.52(-339.91)
始値 22,051.97
高値 22,079.23
安値 22,931.65
出来高 9億3323万株

日経225先物 終値 22,030(-270)
始値 21,980
高値 22,080
安値 21,920
出来高 44,307枚

5.30日経平均は続急落。
先物は320円GDで始まるが、序盤は売りが先行。
一時安値21920円まで突っ込む場面もあったが、中盤から急速に下げ渋るが、結局一進一退のまま引けている。
巻き戻しか売り崩しに期待したが、あっさり振り落とされ早々に退散。

本日の損益
デイ -30円(5枚)

現在の資金
710,610,000円 (-150,000円)※手数料考慮せず

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