ダウが空前の3千ドル安 VIXもリーマン・ショック時を上回る最高値更新 日経先物は高安約1200円幅
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まさしく千ドル規模の鯨幕相場が続いている。
ダウは一時3千ドル超の下げ幅をつけながら終値ベースでも空前の-2997ドル。驚異のほぼ3千ドル安という過去最大の下げ幅を記録。
今回も取引開始直後にサーキットブレーカーが発動。現制度以来初の発動となった2千ドル超安時の3月9日、同じく2千ドル超で当時の過去最大の下げ幅を更新した3月14日に続き、早くもこれで3度目となる。
2017年2月以来、約3年ぶりの2万ドル割れ目前にまで迫った。
VIX指数は82.69まで急伸。リーマンショック時、2008年11月20日を上回る過去最高値を更新。


日経先物(左) /上海総合 (右)
日経平均株価 終値 17,011.53(+9.49)
始値 16,726.95
高値 17,557.04
安値 16,378.94
出来高 19億8763万株
日経225先物 終値 16,670(-170)
始値 16,510
高値 17,350
安値 16,160
出来高 132,883枚


先物は330円GDで始まり、間もなく売りが一巡すると巻き戻し騰勢から急速に下げ幅を縮小。
実に底値16,160円まで突っ込んだ後から一時高値17,350円まで凄まじい大返し。
米株先が三指数揃って値幅制限まで上昇。
日経も高安幅は実に約1200円幅に及ぶが、上海が始まると頭打ち失速。
一転して戻り待ちからいってこいの展開に。
それでも売り崩されるでもなく、結局三角持ち合いのまま取引を終了。
指数のPBRはすでに1倍割れになっても下落の一途だが、リーマン・ショック後の最低PBR水準がまさに現在の1万6千円台。
しかし、出来高はまだ13万枚。SQを除けば昨年来最大規模だが、セリングクライマックスにはまだほど遠い。
市場を左右するのはそのようなロジックでは決してなく、まさにプロフェッショナルな市場参加者のセンチメントであり、改めて今の運用戦略の大切さ、生き残ることのできるありがたさを実感する今日この頃。
朝方の壮絶な千円超幅の巻き戻しからの戻り売りは見事で、更なる売り崩しに期待したが、ほどほどで退散。
本日の損益
デイ +240円(10枚)
ナイト +50円(10枚)増し玉合算
現在の資金
838,710,000円 (+2,900,000円)※手数料考慮せず