東京五輪開幕 日経平均は連休明けも高寄りから戻り売り優勢
米国市場は三指数が過去最高値を更新。
日経先物(左) /上海総合 (右)
日経平均株価 終値 27,833.29(+285.29)
始値 27,990.47
高値 28,036.47
安値 27,786.44
日経225先物 終値 27,830(+270)
始値 28,100
高値 28,150
安値 27,760
出来高 30,998枚


先物は540円GU、2万8千円の大台を大きく回復して始まるが、間もなく一時高値28,150円で頭打ち。
棒下げ商状から上げ幅を急速に縮小。
上海市場開場とともに下げ渋る場面もあったが、売り崩しと押し目の買いの攻防の末、終盤には一段安。
一時安値27,760円まで突っ込みながら本日の安値圏で終えている。終日売りスタンスだったが、あえなく退散。
いよいよ開催された東京オリンピック。
8年前の誘致決定の報から着々と準備を進めてきたはずが、未曽有のパンデミックにより延期を余儀なくされた東京五輪。
8年前には一抹の懸念があったが、まさかその通りの中止寸前まで追い込まれる事態に。
太平洋戦争によりアジア初の五輪が幻と消えて中止となり、ようやく1964年には無事開催されたものの、2020年の東京は再び中止が危ぶまれた。

まさに直前まで予断を許さない状況だったが、無事に特措法で連休中となった23日の金曜日に開会式を迎えた。
その直後に正確な死者数などが知らされるようになったのはなぜだろうか、ということは置いといても、せっかくの自国における五輪開催。
開会式は前回のリオデジャネイロ五輪で安倍前首相がマリオに扮して話題を呼んだが、あの閉会式からつながりをもった開会式になるのだろうと期待されていた。
IOCも絶賛していた内容だったようで海外受けを見込んだところに、演出責任者に度重なる交代劇。
当初は新型コロナの影響でメッセージ性が変容するのは致し方ないにしても、その裏側には足の引っ張り合い、利権絡みとクーデターのような内紛があったのだと知ると残念でならない。
開会式だけでも150億円以上の予算ともいわれ、歴史に刻まれる感動的なものになるはずだった開会式も非常にシンプルなものに。
そうはいっても主役はあくまで選手。
いざ始まったら早速メダルラッシュに沸き、日本選手による快挙が続いている。
遂に国別でメダル獲得数で日本が暫定トップに。
毎回思うのはオリンピックで金メダルを取ることはもちろん銅メダルだってどんなに大変かということ。
それに比べてトレードはやり方さえ間違わなければ誰でも結果が出せる。
57年ぶりの自国開催。
夏枯れ相場の中、「休むも相場なり」とはよくいったもので、オリンピックでも見ていた方がよほどよいといえようか。
本日の損益
デイ -60円(10枚)
現在の資金
1,060,620,000円 (-600,000円)※手数料考慮せず