大納会 波乱の2021年
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日経平均株価 終値 28,791.71(-115.71)
始値 28,794.24
高値 28,904.42
安値 28,579.49
日経225先物 終値 28,870(+40)
始値 28,790
高値 28,890
安値 28,550
出来高 25,575枚
日経平均は続落。
先物は110円GUで始まり、序盤は戻り売りが先行し、一時安値28,550円まで突っ込む場面もあったが、間もなく切り返し、上海開場とともに一段高。
しかし、一時高値28,890円と上値は限定的で、引けにかけて伸び悩む高値揉み合いの展開に。
それでも結局高値圏を維持しながらほぼ高値引けで取引を終了。
終日短期回転が奏功した。
本日は大納会。
今年はNHK大河ドラマで渋沢栄一役を熱演した吉沢亮氏によるクロージングベルで幕を閉じた。
この1年は、東京五輪、菅前総理辞任、自民総裁選、衆院選、米緩和縮小、そしてオミクロン株(南ア変異株)と話題やボラティリティ拡大の材料に事欠かなかった。
年初は2月にワクチンによる正常化期待が強まり、2月15日には30年ぶりの高値を回復。翌2月16日には30,715.52円をつけたものの、夏には8月20日に場中安値で2万7千円割れまで突っ込んだ。
その流れを一気に変えたのが、総裁任期切れ目前の菅前総理突然の不出馬表明。
9月14日には2月高値を更新し30,795円をつけ、31年ぶりの高値水準を記録。
しかし、そこはまたアノマリー健在。
岸田ショックからオミクロン株による感染再拡大懸念や米FRBの金融緩和縮小、テーパリングを材料に思惑が激しく交錯。
一時は3万円の大台を突き破り、31年ぶりの空を見せてくれた波乱含みの一年だった。
指数としては年間通じて1,347円の上昇にとどまっており、期待されていた掉尾の一振も戻しきれずに終えている。
今年もなんとか生き抜いてこられたが今の運用方法に助けられたことが大きい。
程よい往来で手掛けられる日経225先物の真価があらためて再認識された年であったといってもいえようか。
コロナ相場も早二年。そして高まるインフレ懸念と米金融緩和終了の先には、やはり早期利上げが焦点に。来るべきババ抜き場に備えた戦略がますます必要になってきそうだ。
来るべきはバブルの崩壊か、はたまた新たな劇の幕開けとなるか、来年も更なる躍動の年となるよう期待したい。
本日の損益
デイ +180円(10枚)
現在の資金
1,206,820,000円 (+1,800,000円)※手数料考慮せず