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2022.01.24NY+99.132022.01.24NAS+86.21
1.241.24
米国市場は反発。
ダウは7日ぶりの反発だが、一時1,100ドル以上の下げを記録。昨年3月以来の安値水準に下落する場面も。
NATO加盟を求めるウクライナに対し、いよいよロシアによる侵攻の危機に発展。
米FOMCの前にして、ウクライナ情勢緊迫化を受け、蜂の巣を叩いたかのように乱高下。
千ドル超の突っ込み安からの大返しは、さしずめローラーコースター相場といったところ。
市場は一斉リスクオフから、引けに巻き戻されたものの、主要ハイテク決算もまだ先に控える中、早くも出尽くしのポジション調整が入る市場はまるで鉄火場の様相に

2022.01.212022.01.21上海
日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値 27,131.34(-457.03)
始値 27,466.82
高値 27,493.75
安値 26,890.94

日経225先物 終値 27,060(-520)
始値 27,320
高値 27,450
安値 26,860
出来高 61,533枚

日経平均







































1.25日経平均は急反落。
2021年8月20日に付けた取引時間中の安値26,954.81円を一気に割り込み昨年来安値を更新。
2020年12月29日以来の安値をつけている。
先物は260円GDで始まり、間もなく棒下げ商状から急速に下げ幅を拡大。
このところ下支えされてきた大台2万7千円だったが、本日はあっさり割り込み、上海後場開始早々に一時安値26,860円にまで突っ込んだ。
午後には日銀による700億円のETF買い入れも相まって、少しは下げ渋って取引を終了。
終日売りスタンスが奏功。

高安幅は実に590円に及び、ほぼ連日で600円前後の大往来、格好のデイトレ日和が続いている。
頭と尻尾はくれてやり、下手ながら何とか及第点といったところだろうか。
このような相場となると、改めてリスクシナリオ戦略のありがたさを痛感。

1.24今回のロシア・ウクライナの緊張は2014年のクリミア併合に続き、キューバ危機を彷彿とさせる。
先日19日にバイデン大統領がロシアがウクライナに侵攻したら経済制裁も辞さないと明言したのはまだ記憶に新しい。
逆に有事となっても経済制裁だけで軍事介入には及び腰のサインに受け取れたが、まさに案の定の事態に。
キューバ危機時のような水面下での攻防は知る由もないが、市場ではこの数週間前からウクライナリスクによる調整が入っていただけに、手薬煉引いて待っていた甲斐があったというもの。
今回の突っ込みは駄目押しのセリングクライマックスとなるか。
まだ出尽くしには早く、まるで対岸の火事。更なる攻防に期待したいところだが、はてさて。

本日の損益
デイ +520円(10枚)増し玉合算

現在の資金
1,224,820,000円 (+5,200,000円)※手数料考慮せず