日経平均の連騰は9日で小休止 怒涛のウクライナ侵攻後の巻き戻しラリーもひとまず一服感 為替はドル円が一時125円台に
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米国市場はまちまち。
日経平均株価 終値 27,943.89(-205.95)
始値 28,084.08
高値 28,084.08
安値 27,812.67
日経225先物 終値 27,650(+70)
始値 27,900
高値 27,930
安値 27,570
出来高 32,015枚


2020年11月12日に8連騰を記録して以来となる9連騰を前日に記録した指数だが、今回は9連騰でストップ。


実に1日で3円も円安が進んだ。
日銀が一定の金利で国債を無制限に買い入れる指値オペを29日から実施と発表し、急速な円安進行に拍車がかかっている。
10年債利回りを0.25%に指定し、それ以上金利が上昇しないようにする措置。
直近では2月14日の指値オペ以来だが、この1ヵ月で著しい円安が進行している。
悪い円安論がある中、従来は指数の半分以上が輸出関連でプラス要因となっていたが、国全体でいえばわずか2割にすぎない。
それでもなお現在も輸出関連が半分以上の存在感を示している日経平均やTOPIX。
それだけに、この125円ラインは黒田総裁が2015年6月にこれ以上の円安はありそうにないとかなりの円安水準だと示唆した水準で黒田ラインとも呼ばれる。
ただ、この黒田ショックも背景にはファンドのポジション調整があり、偶々かつての口先介入と時を同じくして125円が壁となるものの、今回は米利上げペースの加速が背景にあるだけに如何。
先物は小幅安で始まり、棒下げ商状から下げ幅を急速に拡大。
一時安値27,570円まで突っ込む場面もあったが、ほぼイニシャルレンジ内での売り買い交錯後は、狭いレンジで膠着展開に。
上海開場後に下げ渋るも、リバウンドも限定的で、午後にはじり安ながら押し戻され、結局本日の安値圏で終えている。
売り崩しに期待したものの、異様な底堅さの前に早々に退散。
本日の損益
デイ +70円(10枚)
ナイト -30円(10枚)
現在の資金
1,301,520,000円 (+400,000円)※手数料考慮せず