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2022.05.20NY+8.772022.05.20NAS-33.88







米国市場はまちまち。
ダウは小幅高。ナスダックが年初来安値を更新中。
ダウは先週で世界恐慌時の1932年以来90年ぶりとなる8週連続を記録していただけに、値頃感。
ぎりぎりで景気後退入りを踏み止まった格好に。
ただ、まだ悲観もなくセリングクライマックス感もなし



quick-n225f-2022.05.232022.05.23上海





日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値 27,001.52(+262.49)
始値 26,991.42
高値 27,047.47
安値 26,832.65

日経225先物 終値 27,050(+280)
始値 26,930
高値 27,050
安値 26,830
出来高 46,340枚

日経平均








































5.23日経平均は続急伸。
先物は160円GUで始まり、間もなく2万7千円を回復するが、一時高値27,050円を付けた後は大台を挟んで膠着。
上海開場後にはその堅調さは一度失速。保ち合いを下放れすると、一時安値26,830円まで突っ込むが、あっさり切り返し、引けにかけていってこいの展開に。
結局、朝方の高値に顔合わせしながら引けピンの高値引けで終えている。

5.225.235.23

米バイデン大統領が来日しており、日米首脳会談、クアッド会合、IPEF設立会合と、話題は事欠かないが、
他方でこれまで話題となっていた安倍元首相とオバマ、トランプ両元大統領のように親密な交流ぶりを特にアピールするようなこともない。

米大統領来日で記憶に新しいのはそのおもてなしぶりで、ゴルフでその親密ぶりがうかがえたものだが、2017年11月の初来日時や、天皇陛下御即位改元時の2019年5月にはともにゴルフ外交が話題に。著名なプロゴルファーとのゴルフを楽しむ余裕があった。

2014年4月の寿司会談も印象的で、オバマ氏が好物だとされる銀座の名店へ招待したり、当時は日米同盟の盤石さをアピールし、有事の際の盟約が守られることに疑いもなかっただろう。
それがロシアのウクライナ侵攻後の米国の対応を見て状況は一変。
米国による核の傘への信頼が揺らぎつつある。

そんな中、本日の会談後の記者会見で、中国が台湾へ侵攻した場合に軍事的関与するかを聞かれ、”Yes”と明言。それが約束だからだと。
しかし、留守中のホワイトハウスとペンタゴンでは温度差もあるようだ。
それ以上に対中関税引き下げの方がむしろ好材料で、これらを口実にコツンとくるかだが、大引け前に僅かな反応でスルー展開に。
セイクラ感もないので、自律反発狙いと言ったところだろうか。

手薬煉引いて待っていたものの、期待した発言は得られても、結局曖昧さは継続。
結局ナイトに入ってもイベントドリブンも不発に終わっている。
終日短期回転だったが、ほどほどで退散。
やれやれ。


本日の損益
デイ ±0円(10枚)
ナイト +80円(10枚)

現在の資金
1,334,220,000円 (+800,000円)※手数料考慮せず