日銀サプライズに警戒も現状維持であっさりイベントドリブンは収束 ダウは3万ドル割れ
米国市場は急反落。
前日の米FOMCに続き、英中銀、スイス中銀も利上げを決定。
世界同時株安となってダウは遂に3万ドル割れにまで突っ込み安。
ダウの2万ドル台は実に2021年1月末以来。
ワクチンラリー後の上昇分の大半を帳消しにした格好に。
ただ、緩和によるあぶく銭が嵩上げした分は依然として残っている。
日経平均株価 終値 25,963.00(-468.20)
始値 25,988.20
高値 26,072.35
安値 25,720.80
日経225先物 終値 25,780(-650)
始値 25,750
高値 26,100
安値 25,610
出来高 85,102枚


指数の週間下落幅は1,861円、実に2千円弱幅に及んでいる。
週足としては2020年3月のコロナショック時以来、2年ぶりの大きさを記録したことになるだけに、このインパクトは大きくセリングクライマックスが近いと見ることもできるが、まだ序の口でただの終わりの始まりかもしれず、はてさて。
先物は前日始値からぴったり千円安い25,750円スタート。
680円GUで始まり、序盤こそオーバーシュートするも一時安値25,610円まで突っ込んだ後は切り返す展開に。
朝方は売り買いが激しく交錯したが、次第に日銀金融政策決定会合の結果発表を前にして狭いレンジで膠着。三角保ち合いの様相に。

本日は正午より早く、現物の前引け後に早々に現状維持が伝わると、債券、株高が先行。
あっさり2万6千円を上抜け、一時高値26,100円をつけるも、買いは続かず再び膠着した。
結局引けにかけて売り直されて、ほぼ寄り付き水準まで抑えられたまま取引を終了している。


あっさり2万6千円を上抜け、一時高値26,100円をつけるも、買いは続かず再び膠着した。
結局引けにかけて売り直されて、ほぼ寄り付き水準まで抑えられたまま取引を終了している。

米FRB、ECB、英中銀、スイス中銀と欧米が軒並み金利引き上げに走る中、現状維持を貫く日銀。
日銀は金利急騰を抑えるため国債を買い入れて長期金利を0.25%に抑える指値オペを実施してきた。


日銀発表直前には長期金利は0.25%を突破。一時0.265%まで上昇。
先日も債先でサーキットブレーカーが発動するなど債券市場が荒れていたが、本日は現状維持発表であっさり試合終了。イベントドリブンは不発に。
外資系と国内勢とで温度差があったが、政策変更への思惑が後退したことで長期金利は大幅下落。
一時0.2%前半まで突っ込む場面も。
会見でもイールドカーブコントロールの変更をきっぱりと否定。

当時日銀はそれまで黒田バズーカ砲第二弾、第三弾のマイナス金利導入とサプライズ連発してきただけに、市場がまたサプライズを授けてくれるものと勝手に期待し買った挙句に、勝手に現状維持で失望売りに走った背景があったのだが、まだあのカオス相場が記憶に新しいところ。
今回も当時のあの催促相場醸成に似ていて、市場参加者の勇み足にもぶれずに黒田総裁がしれっと政策を堅持する市場対話のパターンは変わっていない。
終日売りスタンスだったが、短期回転で早々に撤退。
やれやれ。
本日の損益
デイ +230円(10枚)
やれやれ。
本日の損益
デイ +230円(10枚)
現在の資金
1,357,420,000円 (+2,300,000円)※手数料考慮せず
1,357,420,000円 (+2,300,000円)※手数料考慮せず
企業やプロ向けであり基本的にBtoBらしいので露出がないところもいいところ。
あまり知られてほしくないが、組んだシステム聞かれることが多く少しだけ紹介。
マーケットの変化に毎日ここまで対応しているのは私が知る限りこれしかない。
これのみで簡単に毎朝の方針が決められ、イベント対策も非常に助かる情報が多い。
資金が少ない人でもそれに適した戦い方ができる。大きく張れる人はもちろん効果が出るのも早い。
初心者も闇雲にやって時間と資金を無駄にするとか、マーケットで勉強代を払わないようにするコストと思えば安いと思われる。
通常のプランは特別価格で内容から見れば破格に安いのですぐに完売になる。
今の相場はテクニカルとかよりもいかにプロのセンチメントをつかめるかがより利益に直結する。
外資系ファンドの情報など、毎日これらを知ることが出来るだけでも大きな価値があり、何よりこれだけあればだいたいのことはできるので、コストパフォーマンスの点でも絶大。
また、個人投資家にとっては生き残ることがまず大切。
リスクマネジメントが身に着き、損切りも克服できるメニューもある。
これまで自分だけでやって退場しそうな経験をした人や一度しっかり学びなおしたいという人には、まさにこれは打ってつけといえる。