安倍元首相の葬送 一つの時代が終わるのか


米国市場は夫々下落。
日経平均株価 終値 26,278.28(-475.64)
始値 26,701.00
高値 26,718.67
安値 26,278.28
日経225先物 終値 26,280(-370)
始値 26,630
高値 26,680
安値 26,250
出来高 45,405枚


先物は小幅安で始まり、間もなく棒下げ商状から急速に下げ幅を拡大。
上海開場前にやや下げ渋るも、じりじりと下落が続き、中終盤はほぼヨコヨコの展開に。
引けにかけて下値を刻み、一時安値26,250円をつけながら、ほぼ下げ放しのまま本日の安値圏で終えている。

11日には安倍元首相は従一位に叙され、最高位の大勲位菊花章頸飾が授与されることが決まった。
皇族や外国元首以外で受章出来る者は没後叙勲で内閣総理大臣くらいしかおらず、とりわけその中でも歴史的偉人クラスのみ。
戦後では吉田茂、佐藤栄作、中曽根康弘各氏に続く4人目の受章となる。
同日に通夜が、そして本日12日にはあの忠臣蔵の畳替えでも有名な芝の増上寺で安倍元首相の葬儀告別式が執り行われた。一般の献花台には弔問客が長蛇の列をなすほどに。
米国からはブリンケン国務長官が緊急来日、もともと横浜港に訪問予定だったイエレン財務長官が横浜での予定を中止し、通夜に参列している。
他の外国要人の参列も異例の台湾副総統など、枚挙に暇がない。
弔意は言うに及ばず、ブラジルのボルソナーロ大統領は3日間も国として喪に服すると宣言。インドのモディ首相は9日に服喪し、TIME紙は次号の表紙にすると発表。日本国民が思っている以上に、世界要人が安倍氏の死を悼み、その功績を偲んでいることがうかがえる。
14時半すぎには芝増上寺から出棺、葬送へ。
自民党本部、首相官邸、そして国会議事堂へと車列が進む中、沿道には大勢が集まり、最後の別れを惜しんでいた。
この葬送だけでも故人をいかに多くの人々が偲んでいるか改めて実感する光景だった。
アベノミクスは継承されるのか、それとも修正や出口に向かって転換していくのか。
市場的にも歴史のターニングポイントとなり、いずれにしても一つの時代が終わるきっかけとなるのかもしれない。



株価の戻り売り優勢とともに、為替ではドルユーロが日本時間で17時すぎに1.0002ドルをつけ、2002年12月ぶりにほぼ等価、パリティに迫る場面も。



株価の戻り売り優勢とともに、為替ではドルユーロが日本時間で17時すぎに1.0002ドルをつけ、2002年12月ぶりにほぼ等価、パリティに迫る場面も。
目下、ドル円は1998年以来、24年ぶりの水準。
歴史的な円安ドル高が加速度的に進行する中にあって、米CPI発表を前に俄かに更なる大幅利上げ観測も浮上。
景気減速への織り込みも相まって、リスクオフが先行中。
連日の高値圏での一進一退からの調整は干天の慈雨の如く、高安430円幅の往来。
朝方からの急落は、まさに溜飲が下がる思いに。
まだイベントを控えているだけに過度な売り崩しは早々に一服し、下値こそ限定的だったものの、ほぼ据え膳相場。
直近の巻き戻しに対する噴き値売りとしては天晴れ。
外国人投資家の動向をはじめとする今の戦略を得られたありがたさを改めて痛感。
終日売りスタンスが奏功。
本日の損益
デイ +310円(10枚)
現在の資金
1,385,520,000円 (+3100,000円)※手数料考慮せず
歴史的な円安ドル高が加速度的に進行する中にあって、米CPI発表を前に俄かに更なる大幅利上げ観測も浮上。
景気減速への織り込みも相まって、リスクオフが先行中。
連日の高値圏での一進一退からの調整は干天の慈雨の如く、高安430円幅の往来。
朝方からの急落は、まさに溜飲が下がる思いに。
まだイベントを控えているだけに過度な売り崩しは早々に一服し、下値こそ限定的だったものの、ほぼ据え膳相場。
直近の巻き戻しに対する噴き値売りとしては天晴れ。
外国人投資家の動向をはじめとする今の戦略を得られたありがたさを改めて痛感。
終日売りスタンスが奏功。
本日の損益
デイ +310円(10枚)
現在の資金
1,385,520,000円 (+3100,000円)※手数料考慮せず