リスク回避の下値模索続く バーナンキ元FRB議長が異例のノーベル経済学賞受賞
米国市場は続落。
先週末の米雇用統計に加えて、更に今週には米CPIを控え、下値模索が続いている。
ナスダックは年初来安値更新し、2020年7月以来の安値水準に。
日経平均株価 終値 26,401.25(-714.86)
始値 26,757.12
高値 26,759.62
安値 26,369.56
日経225先物 終値 26,430(-140)
始値 26,700
高値 26,720
安値 26,360
出来高 51,618枚
日経平均は指数が700円超安の続急落。
先物は前日に祝日取引を挟んで続落。
小幅高で始まり序盤は売り買いが交錯。
巻き戻しを試す場面も見られたが、上海開場とともに売り直されて、棒下げ商状から下げ幅を急速に拡大。
祝日だった月曜日から中国は国慶節が明け、取引が再開している。
午後には一段安し、一時安値26,360円まで突っ込む場面も。
引けにかけてやや下げ渋る場面もあったが、戻りも限定的で、結局本日の安値圏で終えている。
引けにかけてやや下げ渋る場面もあったが、戻りも限定的で、結局本日の安値圏で終えている。
祝日取引では織り込みが進んでいなかっただけに、朝方の急落はまさに溜飲が下がる思いに。
終日売りスタンスが奏功。
ノーベル経済学賞にバーナンキ元FRB議長が共同で受賞。
今年はノーベル賞の日本人受賞ニュースは聞かれなかったが、最後に異例のニュースに沸いた。
中央銀行の長が受賞するのは前代未聞。
ノーベル経済学賞にバーナンキ元FRB議長が共同で受賞。
今年はノーベル賞の日本人受賞ニュースは聞かれなかったが、最後に異例のニュースに沸いた。
中央銀行の長が受賞するのは前代未聞。
1930年代の大恐慌時代において、銀行取り付け騒ぎが金融危機を長期化させる決定的要因になることを示したことが主な受賞理由となっている。
そして2008年、実際に自身が米FRB議長時代にリーマンショックに直面することになるのだが、だからこそ、取り付け騒ぎを防ぐ意味で、あそこまで公的資金注入に躍起になっていたのだろうか。
そして2008年、実際に自身が米FRB議長時代にリーマンショックに直面することになるのだが、だからこそ、取り付け騒ぎを防ぐ意味で、あそこまで公的資金注入に躍起になっていたのだろうか。
当時の米FRBの措置については多々疑問に思っていたことあるが、今回のバーナンキ氏の受賞理由を読み解くと、少し氷解した気がする。
特にリーマンショック当時には不明だった状況が氏の著書で明らかになっているが、その賛否は分かれるに違いない。それでもそのバックボーンに今回の受賞理由があるとしたら、またそれも新たな歴史を作ったと言えるのだろう。
ちなみにイエレン前議長もアカデミアからの転身であり、夫はノーベル賞受賞者である。
このような新たな前例が出来たことにより、夫婦でノーベル賞受賞という更に異例なニュースを聞く日が来るかもしれない。
本日の損益
デイ +120円(10枚)
現在の資金
1,434,820,000円 (+1,200,000円)※手数料考慮せず
このような新たな前例が出来たことにより、夫婦でノーベル賞受賞という更に異例なニュースを聞く日が来るかもしれない。
本日の損益
デイ +120円(10枚)
現在の資金
1,434,820,000円 (+1,200,000円)※手数料考慮せず