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2023.02.09NY-249.12023.02.09NAS-120.9


米国市場は続急落

2023.02.102023.02.10上海





日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値 27,670.98(+86.63)
始値 27,711.25
高値 27,814.02
安値 27,609.33

日経225先物 終値 27,650(+120)
始値 27,530
高値 27,790
安値 27,530
出来高 40,683枚

日経平均










































2.10日経平均は4日ぶりに反発。
先物はオプションSQを通過後に上げ幅を急速に拡大。
出来高を伴いながらSQ値27,779.75円まで駆け上がったが、一文上抜けた刹那、頭打ち。
一転して上げ幅を縮小する展開に。
中終盤は押し目買いをこなしながらじり安展開となるが、引け前はやや下げ渋って取引を終了。

2.10大引け後、なんと次期日銀総裁のサプライズ人事のニュースが。
政府は経済学者で元日銀審議委員の植田和男氏(71歳)を次期日銀総裁に起用と報じられた。
14日にも政府与党が人事案を提示する予定だったが、早くも確定かと思ったら、想定外の方だった。

当初現職の副総裁でもある雨宮氏で内定しているものと見られていた。
雨宮氏は打診された当初から辞退の意向だったらしいが、政府が強く推せば結局は引き受けるであろうとの想定で市場は織り込んでいたが、やはり固辞された模様。
それもそのはず、後任が誰であろうと茨の道に違いない。
黒田総裁の後で、しかも痛みを伴う出口に導かなければならない、もしかしたら国債や株式市場の崩壊を招く危険がはらんでいる中、これまで以上に難しい舵取りが求められるだけに、そもそも引き受けてくれる人がいなかったのかもしれない。

雨宮氏が昇格し、緩和路線継続という流れで楽観しきっていた市場はナイトに入って蜂の巣を叩いたかの様相に。
早速当人には各社の記者が殺到。
18時頃の即席のぶら下がり会見で、植田氏は多くを語らなかったものの、現状では緩和継続が必要と明言しており、その語り口から即時転換を強行とかはなさそうと見るや、市場も落ち着きを取り戻し、ひとまず小康を得た格好か。
正式な所信表明が待たれるところだが、もう一波乱にも期待したい。

以前のように旧大蔵OBと日銀OBのたすき掛け人事と決まってはないものの、後任には日銀プロパーで現職の副総裁でもある雨宮氏の昇格が自然で落ち着いた感があっただけに、まさにサプライズ。
財務省でもなく、日銀プロパーでもない、学者出身という異例の抜擢だが、この難局をどうクローズしていくのか、これまで以上に難度が増していく金融政策にどう立ち向かうのか、その手腕が期待される。

何はともあれ、朝だけでなく、夕方までボラティリティに恵まれた絶好のデイトレ日和に。
取りそこなった部分も多かったが、下手ながら、終日短期回転が奏功。

本日の損益
デイ +280円(10枚)
ナイト +180円(10枚)増し玉合算

現在の資金
1,532,620,000円 (+3,600,000円)※手数料考慮せず

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