カテゴリ:
2023.02.23NY+108.82023.02.23NAS+83.33


米国市場は夫々上昇。

2023.02.242023.02.24上海



日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値 27,453.48(+348.16)
始値 27,144.72
高値 27,465.90
安値 27,128.32

日経225先物 終値 27,380(+250)
始値 27,190
高値 27,450
安値 27,130
出来高 37,541枚

日経平均


2.24日経平均は急反発。
先物は小幅高で始まるが、間もなく上げ幅を急速に拡大。
衆院議運委での次期日銀総裁候補への所信聴取イベントを控える中、買いが先行。
植田氏の所信聴取が始まり、緩和継続姿勢が改めて確認されると一段高。
怒涛の巻き戻し騰勢から早々に一時高値27,450円まで値を戻すが、その後は高値圏で膠着。
戻り売りも限定的で終始堅調に推移。
結局本日の高値圏を維持しながら取引を終了。
終日買いスタンスが奏功した。

2.24所信聴取イベントは至って平穏に通過。
現政策からの急転換と波乱を待ち望む外国人投資家らの思惑とは裏腹に、予想通りの安全運転ながら微速前進といったところ。
当然就任前にサプライズがあるはずもないが、何より動いてくれるのはありがたい。欧米の中銀総裁にも引けを取らない存在感がある植田氏だからこそ。

黒田現総裁による政策発表は毎回バズーカ砲によるサプライズだっただけに、マーケットへ配慮しながらのハンドリングが就任後も続くのかは分からない。

「YCCの副作用を生じさせている面は否定できない」とし、「将来見直すことがある」としつつも、官邸とすり合わせ済みなのか、具体的に触れることは避けた格好に。
他方で、日常生活の中で感じる物価高騰を感じるところはどこかという質問に対しては、「大学に勤めているので、毎日昼食はコンビニ弁当で済ませており、ここ1年くらいの間に例えば450円くらいの弁当が500円を超す水準にまで値上がりしたと実感している」というように分かりやすく、具体的で、庶民感覚に落とし込んで説明する一面も。

いずれにしてもこれまでの不透明感と織り込みの鈍さに辟易していただけに、朝早々の爽快な動きは、まさに溜飲が下がる思いに。
まさに外国人と需給相場。
たとえ今後大波乱となっても確かな戦略があれば大いなるリターンが見込めるこの機会を逃す手はない。
やはり市場センチメントが分かることでいかに楽で有利になるか、今の運用戦略のありがたさを改めて実感する今日この頃。

本日の損益
デイ +270円(10枚)

現在の資金
1,542,120,000円 (+2,700,000円)※手数料考慮せず