10年越の5.23ショック再び 日経平均は9日ぶりに急反落
米国市場はまちまち。
日経先物(左) /上海総合 (右)
日経平均株価 終値 31,957.77(-129.05)
始値 31,245.72
高値 31,352.53
安値 30,828.73
日経225先物 終値 30,850(-180)
始値 31,260
高値 31,360
安値 30,820
出来高 70,559枚
日経平均は9日ぶりに急反落。
怒涛の続急伸も8連騰でストップ。
先物は230円GUで始まり、序盤はじりじりと上げ幅を拡大し、一時高値31,360円まで値を伸ばし、連日で33年ぶりの戻り高値を更新していったが、後場開場後に一転して棒下げ商状から上げ幅を急速に縮小。
あっさりマイナスに転じると、更に下げ幅を拡大し、一時安値30820円まで突っ込む場面もあったが、間もなく底打ち。
その後は引けにかけて三角保ち合いの様相に。
他方で巻き戻しも限定的で、結局戻し切れずに引けにかけて売り直され、ほぼ安値引けで終えている。
奇しくも10年前の同じ日である2013年5月23日の高止まりから急落劇、5.23ショックを彷彿とさせる。
じり高する中での突然の仕掛け売りでまさに同じパターン。
2013年時はバーナンキショックと呼ばれることもあるが、実際には発言の影響は限定的でむしろ朝方は高く推移していた。
2013年の5.23ショックの際には、千円以上の超大幅な急落があったことはまだ記憶に新しい。
思えば2013年5月23日、あの日は高値に買い上げられてからの急落という大往来で、出来高は32万枚を超えていた。
一般には当時のバーナンキFRB議長が前日の議会証言で緩和縮小を示唆したことが遠因にあるとされるが、翌朝の日本市場は朝からネガティブな反応はなくむしろ高値圏を推移していた。前日5月22日のリスクオンの余韻すらあった。
あの日の地合いをまだ鮮明に覚えているが、バーナンキ・ショックと呼ばれるものではなく、単純にアノマリーや需給要因によるところが大きい。
2013年時にはサーキットブレーカーまで発動し、千円超の下落幅、実に日中だけで1500円超幅を下げ、ラージで32万枚という震災時以上の驚異の出来高を記録していたが、今回は500円程度の下押しで日中での暴落は早々に収束。
朝方の異様な底堅さからの下放れはまさに干天の慈雨の如し。
まさに溜飲が下がる思いに。
頭と尻尾をくれてやりながらも終日短期回転が奏功。
同様の急落は昨今において枚挙に暇がないが、毎度思うことは同じ。
日経先物(左) /上海総合 (右)
日経平均株価 終値 31,957.77(-129.05)
始値 31,245.72
高値 31,352.53
安値 30,828.73
日経225先物 終値 30,850(-180)
始値 31,260
高値 31,360
安値 30,820
出来高 70,559枚
日経平均は9日ぶりに急反落。
怒涛の続急伸も8連騰でストップ。
先物は230円GUで始まり、序盤はじりじりと上げ幅を拡大し、一時高値31,360円まで値を伸ばし、連日で33年ぶりの戻り高値を更新していったが、後場開場後に一転して棒下げ商状から上げ幅を急速に縮小。
あっさりマイナスに転じると、更に下げ幅を拡大し、一時安値30820円まで突っ込む場面もあったが、間もなく底打ち。
その後は引けにかけて三角保ち合いの様相に。
他方で巻き戻しも限定的で、結局戻し切れずに引けにかけて売り直され、ほぼ安値引けで終えている。
奇しくも10年前の同じ日である2013年5月23日の高止まりから急落劇、5.23ショックを彷彿とさせる。
じり高する中での突然の仕掛け売りでまさに同じパターン。
2013年時はバーナンキショックと呼ばれることもあるが、実際には発言の影響は限定的でむしろ朝方は高く推移していた。
2013年の5.23ショックの際には、千円以上の超大幅な急落があったことはまだ記憶に新しい。
思えば2013年5月23日、あの日は高値に買い上げられてからの急落という大往来で、出来高は32万枚を超えていた。
一般には当時のバーナンキFRB議長が前日の議会証言で緩和縮小を示唆したことが遠因にあるとされるが、翌朝の日本市場は朝からネガティブな反応はなくむしろ高値圏を推移していた。前日5月22日のリスクオンの余韻すらあった。
あの日の地合いをまだ鮮明に覚えているが、バーナンキ・ショックと呼ばれるものではなく、単純にアノマリーや需給要因によるところが大きい。
2013年時にはサーキットブレーカーまで発動し、千円超の下落幅、実に日中だけで1500円超幅を下げ、ラージで32万枚という震災時以上の驚異の出来高を記録していたが、今回は500円程度の下押しで日中での暴落は早々に収束。
ナイトに入ってようやく戻り売りが再開。
一時安値30,550円まで下げ幅を拡大している。
日中の高安幅は540円にとどまっていたが、ナイトまで通してみればこの時点で810円に及んだ。
それでも1万円台の当時に比べれば、3万円超の値嵩でこの程度の下落は適度な調整の範囲内といえるのか。
また現物でも特筆すべき動きがあり、引け直前にトヨタ(7203)が一気に100円安。
一時安値30,550円まで下げ幅を拡大している。
日中の高安幅は540円にとどまっていたが、ナイトまで通してみればこの時点で810円に及んだ。
それでも1万円台の当時に比べれば、3万円超の値嵩でこの程度の下落は適度な調整の範囲内といえるのか。
また現物でも特筆すべき動きがあり、引け直前にトヨタ(7203)が一気に100円安。
前日比4.76%安で引けたことが注目されている。
この日のトヨタ株の出来高3979万3700株のうち、引け直前だけで4割近い1447万6千株が出来ていた。
この日のトヨタ株の出来高3979万3700株のうち、引け直前だけで4割近い1447万6千株が出来ていた。
朝方の異様な底堅さからの下放れはまさに干天の慈雨の如し。
まさに溜飲が下がる思いに。
頭と尻尾をくれてやりながらも終日短期回転が奏功。
同様の急落は昨今において枚挙に暇がないが、毎度思うことは同じ。
日経225の相場では上がろうが下がろうが関係ない。
この戦略のおかげで自分のトレードが確立できたからこそだが。
重要なのは確固たるルールとリスクマネジメント。
この戦略のおかげで自分のトレードが確立できたからこそだが。
重要なのは確固たるルールとリスクマネジメント。
相場はゼロサムゲームであり、百戦錬磨のプロが個人から資金を奪えるのは、損失を最小限にし、巧みな戦略で攻めるばかりでなく、しっかり防御を怠らない運用をするからなのだと本日のような相場を見ると改めて痛感する。
本日の損益
デイ +360円(10枚)
ナイト +190円(10枚)増し玉合算
現在の資金
1,625,120,000円 (+5,500,000円)※手数料考慮せず
本日の損益
デイ +360円(10枚)
ナイト +190円(10枚)増し玉合算
現在の資金
1,625,120,000円 (+5,500,000円)※手数料考慮せず