日経平均は噴値売り優勢 長期金利上昇 9年8ヵ月ぶりの水準
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日経平均株価 終値 32,467.76(-139.08)
始値 32,690.54
高値 32,746.14
安値 32,391.69
日経225先物 終値 32,280(-140)
始値 32,420
高値 32,520
安値 32,170
出来高 33,057枚
日経平均は小幅に3日続落。
先物は変わらずで始まり、寄り付き直後こそ、買い戻しが先行するが、一時高値32,520円をつけた刹那、失速。
一転して棒下げ商状から下げ幅を拡大。
上海開場後は急速に切り返す場面もあったが、午後には売り直されて一段安。
上海後場が始まると一時安値32,170円まで突っ込むが、引けにかけてはやや下げ渋って推移。
それでも戻りは限定的で、結局本日の安値圏で取引を終了。
日銀の植田総裁が一部報道で、賃金の上昇を伴う持続的な物価上昇が達成できると判断した場合には、マイナス金利政策の解除も含めて色々なオプションがあると述べており、年内の政策転換も示唆された格好に。
これを受け、長期金利は10年債利回りが、一時0.705%まで上昇。
0.7%台をつけるのは実に9年8ヵ月ぶり。
7月のYCC修正発表で1%までは許容範囲ながらも、未だ低水準には変わりなく、リップサービスへの反応は限定的。
為替市場における円安巻き戻しへの牽制なのか、アノマリーも相まった動きも期待されたが、マイナス金利解除が実現するまではほぼノーダメージとあってか、俄かな反応にとどまっている。
もっと高い噴値売りを狙ったものの、あっさり振り落とされて早々に退散。
デイ -40円(10枚)
現在の資金
1,754,320,000円 (-400,000円)※手数料考慮せず