年始連休明けの日経平均は約33年ぶりのバブル後高値を更新も気迷い十字線 元旦の1.1能登地震に1.2羽田空港事故の悲劇を乗り越えて
- カテゴリ:
- 本日の取引
- BREAKING NEWS
米国市場は続伸。
ダウは年始に史上最高値を更新した後、直近3日は続落。
日経先物(左) /上海総合 (右)
日経平均株価 終値 33,763.18(+385.76)
始値 33,704.83
高値 33,990.28
安値 33,600.32
日経225先物 終値 33,760(+440)
始値 33,760
高値 33,970
安値 33,580
出来高 44,538枚
2024年の日本は正月早々から元日と2日において、立て続けに悲劇に見舞われた。
1.1能登大震災と1.2羽田空港衝突事故である。
1月1日の夕刻、能登半島沖を震源とする大地震が発生。
数分以内に津波が押し寄せ最大5M超を観測したとの報もあったが、一部にはその甚大な被害から観測不能とも。
元日の16:04に震度5の前震が発生し、その6分後の16:10には本震であるマグニチュード7.6、最大震度7を観測。2007年能登半島地震M6.9を大きく上回る規模。
気象庁は本震を令和6年(2024年)能登半島地震と命名。
石川県のみならず、富山県、新潟県にも被害がおよび、岸田首相は激甚災害指定方針を表明。
日経平均株価 終値 33,763.18(+385.76)
始値 33,704.83
高値 33,990.28
安値 33,600.32
日経225先物 終値 33,760(+440)
始値 33,760
高値 33,970
安値 33,580
出来高 44,538枚
2024年の日本は正月早々から元日と2日において、立て続けに悲劇に見舞われた。
1.1能登大震災と1.2羽田空港衝突事故である。
1月1日の夕刻、能登半島沖を震源とする大地震が発生。
数分以内に津波が押し寄せ最大5M超を観測したとの報もあったが、一部にはその甚大な被害から観測不能とも。
元日の16:04に震度5の前震が発生し、その6分後の16:10には本震であるマグニチュード7.6、最大震度7を観測。2007年能登半島地震M6.9を大きく上回る規模。
気象庁は本震を令和6年(2024年)能登半島地震と命名。
石川県のみならず、富山県、新潟県にも被害がおよび、岸田首相は激甚災害指定方針を表明。
そして悲劇がさらに悲劇を生む事態に。
翌2日の17:50頃には羽田空港で航空機同士の衝突事故が発生。
被災地へ物資を輸送するために離陸直前だった海上保安庁のJA722A機と新千歳発羽田着のJAL516便が着陸直後に滑走路上で衝突、炎上。
日本航空機と海上保安庁機が滑走路上で衝突するという前代未聞な事故が発生。
JAL機はあの大炎上にもかかわらず、その乗員乗客379人全員が奇跡的に無事脱出に成功した一方で、海保機の乗組員は機長がただ一人生還したものの、残り5人は全員死亡したとされている。
JAL機は最新鋭のエアバスA350-941、海保機のJA722A「みずなぎ1号」は2011年の震災時に仙台空港で被災した機体で、唯一全損せず復旧した機体とのことで、何という因果だろうか。
地震と津波の被害や航空機がほぼ跡形もなく焼損した羽田の事故は、2011年の3.11大震災や1985年の御巣鷹山JAL123便を彷彿とさせるいずれも甚大な災害。今回の事故は着陸後で滑走路上だったこともあり、旅客機の死者がゼロだったというのが特異点だが、何よりも不幸中の幸い。
日本航空機と海上保安庁機が滑走路上で衝突するという前代未聞な事故が発生。
JAL機はあの大炎上にもかかわらず、その乗員乗客379人全員が奇跡的に無事脱出に成功した一方で、海保機の乗組員は機長がただ一人生還したものの、残り5人は全員死亡したとされている。
JAL機は最新鋭のエアバスA350-941、海保機のJA722A「みずなぎ1号」は2011年の震災時に仙台空港で被災した機体で、唯一全損せず復旧した機体とのことで、何という因果だろうか。
地震と津波の被害や航空機がほぼ跡形もなく焼損した羽田の事故は、2011年の3.11大震災や1985年の御巣鷹山JAL123便を彷彿とさせるいずれも甚大な災害。今回の事故は着陸後で滑走路上だったこともあり、旅客機の死者がゼロだったというのが特異点だが、何よりも不幸中の幸い。
他方、最大震度を観測した志賀町には志賀原発という原子力発電所が存在するが、こちらも現在は停止されており難を逃れている。
3.11の福島第一原発事故の記憶が未だに鮮烈に残っているだけに、無慈悲な天災の恐ろしさを思い知らされるとともに、原発再稼働の是非が改めて問われるきっかけとなるのだろうか。
航空事故は人災だが、ひとえに被災地への救援途中の事故だっただけに実に居た堪れない。
亡くなられた方に心よりご冥福をお祈りする。
年始連休明けの日経平均は年初2日目から4連騰。
指数として一時600円超の上昇を記録し、1990年3月以来となる、実に約33年10ヵ月ぶりのバブル後の最高値を一時更新した。
震災ショックとそれがもたらす日銀の政策転換への影響も既に大発会から織り込みが進んでおり、安値圏では買い戻し優勢に。
先物は440円GUで始まり、間もなく棒上げ商状から上げ幅を急速に拡大。
一時高値33,970円まで急伸し、3万4千円に迫るが、抜け切れず失速。
朝方こそ何度か上値を試す場面があったものの、案外意気地がない。
午後までにはいってこいの展開となり、一段安から一時安値33,580円まで突っ込む場面もあったが、引けにかけては下げ渋り、結局、寄り引け同値、気迷い十字線で終えている。
格好の噴値売りも相まって、終日短期回転が奏功した。
今年は辰年で辰巳天井という相場格言もあるが、年末に向かって史上最高値をつけながら天井を打った1989年は巳年であり、1988年の辰年の翌年に天井をつけている。
上昇余地からすれば不思議な符合のようにも捉えられるが、もう一波乱に期待したいところ。
デイ +250円(10枚)
SA +880円(3枚)増し玉合算
現在の資金
1,915,820,000円 (+5,140,000円)※手数料考慮せず
3.11の福島第一原発事故の記憶が未だに鮮烈に残っているだけに、無慈悲な天災の恐ろしさを思い知らされるとともに、原発再稼働の是非が改めて問われるきっかけとなるのだろうか。
航空事故は人災だが、ひとえに被災地への救援途中の事故だっただけに実に居た堪れない。
亡くなられた方に心よりご冥福をお祈りする。
年始連休明けの日経平均は年初2日目から4連騰。
指数として一時600円超の上昇を記録し、1990年3月以来となる、実に約33年10ヵ月ぶりのバブル後の最高値を一時更新した。
震災ショックとそれがもたらす日銀の政策転換への影響も既に大発会から織り込みが進んでおり、安値圏では買い戻し優勢に。
先物は440円GUで始まり、間もなく棒上げ商状から上げ幅を急速に拡大。
一時高値33,970円まで急伸し、3万4千円に迫るが、抜け切れず失速。
朝方こそ何度か上値を試す場面があったものの、案外意気地がない。
午後までにはいってこいの展開となり、一段安から一時安値33,580円まで突っ込む場面もあったが、引けにかけては下げ渋り、結局、寄り引け同値、気迷い十字線で終えている。
格好の噴値売りも相まって、終日短期回転が奏功した。
今年は辰年で辰巳天井という相場格言もあるが、年末に向かって史上最高値をつけながら天井を打った1989年は巳年であり、1988年の辰年の翌年に天井をつけている。
上昇余地からすれば不思議な符合のようにも捉えられるが、もう一波乱に期待したいところ。
デイ +250円(10枚)
SA +880円(3枚)増し玉合算
現在の資金
1,915,820,000円 (+5,140,000円)※手数料考慮せず