日経平均はほぼ寄り天から安値引け 3日間で1500円超の急落 半導体関連中心にショック安
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米国市場はまちまち。
日経平均株価 終値 37,961.80(-509.40)
始値 38,587.47
高値 38,587.61
安値 37,961.80
日経225先物 終値 37,840(-550)
始値 38,620
高値 38,660
安値 37,840
出来高 49,302枚
日経平均は3日続急落。
指数、先物ともにほぼ寄り天からの安値引け。
3日間で1500円超の突っ込み安。約2ヵ月ぶりの安値水準にスピード調整。
先物は230円GUで始まり、寄り付き直後に一時高値38,660円をつけるが、9時直後には棒下げ商状から上げ幅を急速に縮小。
あっさりマイナス圏に転じるが、朝方は前日終値を挟んで売り買いが交錯。
午後には戻りを試す場面もあったが、後場開場直後には戻し切れずに失速。
結局引けにかけて売り直され一段安。37840円まで突っ込みむ安値引けで終えている。
蘭半導体製造装置大手ASMLの決算の失望売りが波及し、半導体関連中心に売り込まれ、寄与度の高いレーザーテック(-7.8%)とアドバンテスト(-4.4%)の2銘柄だけで日経平均を107円押し下げている。
ただこれらは高値圏での利益確定の格好の口実にすぎず、朝方の異様な底堅さからの絶好の梯子外しは、2013年と奇しくも10年後の同日にリバイバルした2023年の5.23ショックがまだ記憶に新しい。
いずれもアベノミクス始動時、バフェット効果など、株価の急騰時におけるスピード調整のために、別の材料が口実にされることが多い。とりわけ今年は年初から異様な上げっぷりだっただけに、
現在のAI半導体機運は2000年のITバブル時に酷似している。
AI、半導体と名の付くものは尽く物色されているが、果たして今回もつわものどもが夢の跡となるのか、はてさて。
いずれにしても、ASMLを皮切りに半導体需要の落ち込みが意識されてくるのか、台TSMCをはじめ、これから始まる主要半導体企業の決算が注目されるが、これもまた絶好のチャンスと言える。
2013年の5.23ショック時には出来高23万枚だっただけに、出来高が縮小した現在とはいえ、まだセリング蔵マックスには程遠い。
手薬煉引いて待っていた甲斐があったというものだが、改めて今の運用戦略を得られたありがたさを実感する今日この頃。頭と尻尾をくれてやり、下手ながら何とか及第点か。
終日売りしタンスが奏功した。デイ +220円(10枚)
現在の資金
2,106,480,000円 (+2,200,000円)※手数料考慮せず