日経平均は続伸 衆参閉会中審査にジャクソンホール 立て続けの中銀重要イベントも波乱なく通過か
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米国市場は反落。
日経先物(左) /上海総合 (右)
日経平均株価 終値 38,364.27(+153.26)
始値 38,278.18
高値 38,424.27
安値 38,053.47
日経225先物 終値 38,410(+180)
始値 38,130
高値 38,420
安値 38,040
出来高 18,084枚
日経平均は続伸。
先物は100円GDで始まるが、間もなく切り返し、序盤から売り買いが交錯。
本日は日中に午前、午後ともに国会での日銀植田総裁の発言が注目されていた。
昨年はジャクソンホール会議に出席していたが、今年は出席せず、奇しくもジャクソンホール会議と同じ日に国会で答弁。
朝方には衆議院財金委での閉会中審査で上田総裁が発言。
先般の内田副総裁発言を追認する格好で市場へ配慮しつつも、金融政策の正常化への取り組み姿勢を改めて示した。
為替はドル円で円高が進行し、先物も売りが先行するが、ジャクソンホール会議での米FRBパウエル議長の講演を控えて、閑散に売りなし。
参院財金委が始まった午後には切り返す展開に。
日中はどちらにも大きく放れずともレンジはそれなりに大きい。
高安幅は実に400円近くに及んだが、終始方向感なく推移。
それでも引けにかけては一段高し、一時高値38,420円をつけながらほぼ高値引けで終えている。
ナイトに入ってもなおじり高基調を維持し、パウエル議長の講演が始まると、更に上放れする場面も。
9月利下げを0.25%まで織り込んでいる中にあって、なお強含むも、その後は棒下げする場面も。
格好のイベントドリブン機会だったものの、出尽くしの下値は限定的。
例年のアノマリーとともにターニングポイントとなるイベントであるだけに、新たなる潮流に期待したいところ。
満を持しての踏み上げ効果や売り崩しに期待したが、サプライズ波乱もなく、早々に退散。
デイ +30円(10枚)
現在の資金
2,537,170,000円 (+300,000円)※手数料考慮せず