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NY-NAS2024.09.26

米国市場は夫々上昇。
ナスダックは4日続伸。

2024.09.27-225上海

日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値 39,829.56(+903.93)
始値 39,108.27
高値 39,829.56
安値 38,917.98

日経225先物 終値 39,850(+1,190)
始値 39,280
高値 39,900
安値 38,870
出来高 50,627枚

日経平均
9.26


日経平均は指数が900円超高。9月配当権利落ち分の260円を考慮すれば千円超高の続急伸。
本日は自民党総裁選の投開票を控え、決選投票前に一段高。
結果判明を前に大幅高のまま、現物市場は高値引けで終えている。

先物は620円GU、3万9千円台の乗せで始まり、序盤は小動きだったが、中盤にかけてじりじりと上げ幅を縮小。
一時安値38,870円まで噴値売りが進むが、決選投票を前に急反転。
そのまま一時高値39,900円をつけながら、ほぼ高値引け水準で日中の取引を終了。


9.27

1回目投票で高市氏が筆頭に。
小泉氏が議員票が75票で最多だったものの、党員票が伸びず、3位で脱落。

高市氏と石破氏による決選投票が決まると、早くも高市氏勝利を見越した高市トレードから怒涛の巻き戻し騰勢に。

9.27
9.27
市場の思惑は先の「金利を上げるのはアホやと思う」という放言からアベノミクス承継、緩和維持にバイアスがかかっている。
もし石破氏になったらという不安をこの時点では完全に払拭し、女性初の内閣総理大臣誕生を織り込むかのような先高感に。

あの大往来はまさに疾風怒濤というべき高市トレード。
あっさり朝方の高値を上抜けると、4万円回復目前にまで迫る勢いで、この日の指数の最高値は39,829.56円。
先物の高安幅は実に千円超、1,030円に及んだ。

9.27
9.27

しかし、それはあまりにも先走りすぎる勇み足だった。

決選投票で大逆転。第28代自民党新総裁に石破茂氏が決まった。

9.27

引け後の15:28、石破氏勝利が伝わると、市場は大混乱となって一斉リスクオフ。

現物市場は引けていた為、ナイトセッション開場前の間隙ながら、CME時間外、グローベックスを確認すると15:28から一転して急反落。一気に千円超安に突っ込んでいった。
ドル円は146.20円どころだったが、15:28から3分で2円動き、その後ずるずると一時142円台へ急進。

9.27
石破氏には金融政策正常化、財政健全化の方針からただでさえマーケットへのネガティブなバイアスがかかっていたことに加えて、直前はトーンダウンしていたものの、金融所得課税をぶち上げていた御仁である。
ただ、その真意は一般庶民の投資収益に課税というよりは、一部に偏った富の再配分を意味しているのだと思うが、市場では条件反射的、直情径行的な失望売りが先行。

先物ナイトセッションは1,950円GDで寄り付き、更にオーバーシュート。
梯子を外された格好で急降下。
僅か75分しかないデイとナイトのセッション間で、ここまでのギャップは前代未聞。
グロべで既に下げていたにもかかわらず、更なる棒下げ商状から一気に2千円超安まで突っ込むなど、開票前後で旋風怒涛。極端に明暗が分かれた格好に。

前回の岸田ショックに続き、やはり選挙には風が吹き、高市トレードに石破ショックと大旋風。
格好のイベントドリブンになったことには変わりない。

終日短期回転が奏功。


10月1日にも臨時国会、首班指名。
早ければ10月中に解散総選挙。

日本経済発展には高齢者問題と世代交代が鍵となるであろうが、今回の候補者乱立と、決選投票時での票の流動性から、確実に派閥政治からの変化が垣間見える。

果たして日本が国際社会でかつてのような確かな地位に復権する未来はあるのか。
もし緩和姿勢後退、財政健全化を進めるとしても、外国人投資家は革新的な変化を求め、強いリーダーで安定した政権であればリスクオンをするもの。

他方で、政権交代も視野に入ってくる中、今回の総裁選だけ見る限り、日本が歩む先は、未だ杳として知れない。

せっかくの変化の兆し、アンシャンレジームに逆戻りさせるべきではない。
明治維新、戦後に続く、令和の新レジームとなることを期待したいが、はてさて。

米大統領選の前にもう一波乱ありそうだが、ひとまずこれで解散後の選挙の顔は決まった。
新たなる潮流に期待したい。

デイ +570円(10枚)
ナイト +220円(10枚)増し玉合算
SA   +880円(10枚)増し玉合算

現在の資金
2,615,950,000円 (+16,700,000円)※手数料考慮せず



日経225取引において、いいと思ったものは紹介。


これだけあればだいたいのことはできるので、コストパフォーマンスの点でも絶大。
日経225トレードにおける最高峰。
プロの短期売買手法を専用端末なくして、うまく個人用に落とし込んでくれている。

今回の総裁選における大往来でも、リスクと安全を両立できたのは、この万全な安全対策によるところが大きい。
どちらに振れても収益機会を担保できる、まさにリスクマネジメント重視のシステムが奏功したともいえる。
為替ヘッジを要することなく、安心してリスクテイクできるのも日経225先物のいいところ。

今の相場はテクニカルとかよりもいかにプロのセンチメントをつかめるかがより利益に直結する。

外資系ファンドの情報など、毎日これらを知ることが出来るだけでも大きな価値があり、簡単に毎朝の方針が決められ、イベント対策も非常に助かる情報が多い。
資金が少ない人でもそれに適した戦い方ができる。大きく張れる人はもちろん効果が出るのも早い。

初心者も闇雲にやって時間と資金を無駄にするとか、マーケットで勉強代を払わないようにするコストと思えば安いと思われる。

すぐに完売になる。
再販を確認できたらすぐに買った方がよい。
特別価格のプランはあまりにも安いのですぐに完売になるようである。

また、個人投資家にとっては生き残ることがまず大切。
リスクマネジメントが身に着き、損切りも克服できるメニューもある。
これまで自分だけでやって退場しそうな経験をした人や一度しっかり学びなおしたいという人には、まさにこれは打ってつけ。

初心者は特に闇雲にやって時間と資金を無駄にするくらいなら、真っ先に取り入れるべき点が多い。
マーケットで勉強代を払わなくてすむようにするコストと思えば安いからである。