米大統領選勝敗の帰趨は早々に決した トランプ氏圧勝でイベントドリブンは成功裡に完了しまずは一服感 先物は高安幅千円超に及ぶ大往来 ナイトに入っては4万円台をあっさり回復
米国市場は急反発。
米大統領選挙の投票日を迎え、市場はトランプ氏優勢を受けて巻き戻しが先行。
日経先物(左) /上海総合 (右)
日経平均株価 終値 39,480.67(+1,005.77)
始値 38,677.95
高値 39,664.53
安値 38,662.17
日経225先物 終値 39,700(+1,040)
始値 38,950
高値 39,850
安値 38,690
日経平均は千円高の続急伸。
日本時間で日中、米大統領選の開票が進む中、トランプ氏優位が伝わると日経平均は大きく上昇。
為替は一時ドル円が154円台をつけ、3ヵ月ぶりの円安ドル高水準に。
先物は290円GUで始まり、寄り付き直後こそ戻り売りが先行するも、9時直後に早々一時安値38,690円で踏みとどまると、急速に上げ幅を拡大。
トランプラリーを織り込むかのように、巻き戻し騰勢に拍車がかかって午後には怒涛の一段高。
激戦7州のうち西部ネバダ州での投票締め切り時間が日本時間で正午。
その正午すぎ、12:19には一時高値39,850円まで値を伸ばし、あっさり千円超、1,190円高に達する場面も。
滞りなく開票が進めば、これ以降の数時間で趨勢が決まるが、直近の大統領選が波乱続きだっただけに、予断は許されなかった。
午後には一時千円超高から、戻り売りが優勢となる場面もあったが、結局引けにかけて再騰勢の展開に。
そのまま本日の高値圏を維持して取引を終了している。
得票率が僅差であれば数え直しもあったり、もしトランプ氏が劣勢であったなら負けを認めず長期化する懸念もあっただけに、一通りのリスクシナリオでも利益を出せるように備えてはいた。
しかし、その思いは杞憂に終わった。
激戦州のうち最も重要な鍵を握るペンシルベニアでトランプ氏が勝利したことで、勝敗の帰趨は早々に決した。
今回は圧勝であるため、前回のような小手先の戦術が講じられることもなく、粛々と開票作業が進められ、日本時間の夜間には、他社も続々とトランプ氏の当確を出し、波乱のない終幕となった。
まさにトランプ氏圧勝のムードでそのまま押し切った格好に。
16:07にはトランプ氏寄りの姿勢で知られるFOXニュースが早々にトランプ氏当確速報を出したことで、トランプ氏が勝利宣言。
FOX社以外はこれに続かなかった。
前回選挙でも、バイデン氏の当確が出たのは投票日から4日目。しかし、これはむしろ例外。
当時トランプ氏は劣勢でも負けを認めず、激戦州ペンシルベニアにおける郵便投票の開票中止を求めるという暴挙に出て、その無効を訴えて法廷闘争に持ち込む構えから、一方的に勝利宣言した。
郵便投票で後からバイデン票が沸いて出来て赤が消えてしまうという、レッドミラージュと揶揄されたもの。
実際前回がそうだったので、各社が当確と決め打ちできなかったのはそのような背景もあるのだろうか。
立場を変えて民主党側から揉め出した場合の例として、2000年選挙が思い出される。
勝利したジョージ・W・ブッシュ氏に対してアル・ゴア氏が負けを認めず、法廷闘争に発展した。
接戦であったフロリダ州の集計結果をめぐって対立したものの、連邦最高裁が再集計を認めずにブッシュ氏の当選が決まったのは12月12日。投票日である11月7日から実に1ヵ月以上もかかっていた。
しかし、それらを除けばほぼ当日か翌未明で決まるもの。
あのトランプショックの2016年でさえも、投票翌日の米国東部標準時で午前3時前には当確が出ており、2012年オバマ氏2期目は投票当日に当確が出ていた。
このように通常ならほどなくして大勢判明といったところだが、前回の選挙ですっかり観測や観戦の常識が一変してしまったのである。
今回は至って平穏裡に選挙手続が進められ、そして政権移行も平和裡に完了する見通しであり、通常通りといえるほどのあっけない幕切れとなった。
第47代大統領にトランプ氏が就任すれば、再選に失敗して返り咲くのは132年ぶりのことで、史上2人目とのこと。
それだけに、改めて極めて異例のことだとわかるが、今回も事前の世論調査や下馬評を覆したことで、隠れトランプが相当数いたことになる。
大都市部は相変わらずもブルー一色だが、それでも2016年ほど隠れてはおらず、市場の先取りを見れば、案外有権者の想定通りだったのかもしれない。
実際に筆頭シナリオでもあったトリプルレッドが現実味を帯びてきた。
上院では4年ぶりに共和党が過半数を奪還。下院でも共和党が優勢。
最高裁判事も前政権時にトランプ派で固めている。
これで暴走を止めるブレーキもなくなったともいえ、政策実行面での障壁がなくなった。
他方で諸国間での摩擦問題が再び持ち上がることになるが、それはまた先の話となるのか。
高安幅は実に1,160円に及ぶ大往来。
ナイトに入っても、なお上放れし、あっさり4万円台を回復している。
2016年選挙では市場がトランプショックとして一旦はリスクオフで反応していたが、今回はリスクオンが加速している。
手薬煉引いて待っていたが、その甲斐もあってか、終日買いスタンスによる短期回転が奏功した。
激動のイベント週間はこれで終わりでなく、あと米FOMCが残っているが、大方のイベントドリブンは成功裡に終わり、まずは一服感。
やれやれ。
デイ +780円(10枚)
SA +960(12枚)増し玉合算
現在の資金
2,733,450,000円 (+19,320,000円)※手数料考慮せず
激戦州のうち最も重要な鍵を握るペンシルベニアでトランプ氏が勝利したことで、勝敗の帰趨は早々に決した。
今回は圧勝であるため、前回のような小手先の戦術が講じられることもなく、粛々と開票作業が進められ、日本時間の夜間には、他社も続々とトランプ氏の当確を出し、波乱のない終幕となった。
まさにトランプ氏圧勝のムードでそのまま押し切った格好に。
16:07にはトランプ氏寄りの姿勢で知られるFOXニュースが早々にトランプ氏当確速報を出したことで、トランプ氏が勝利宣言。
FOX社以外はこれに続かなかった。
前回選挙でも、バイデン氏の当確が出たのは投票日から4日目。しかし、これはむしろ例外。
当時トランプ氏は劣勢でも負けを認めず、激戦州ペンシルベニアにおける郵便投票の開票中止を求めるという暴挙に出て、その無効を訴えて法廷闘争に持ち込む構えから、一方的に勝利宣言した。
郵便投票で後からバイデン票が沸いて出来て赤が消えてしまうという、レッドミラージュと揶揄されたもの。
実際前回がそうだったので、各社が当確と決め打ちできなかったのはそのような背景もあるのだろうか。
立場を変えて民主党側から揉め出した場合の例として、2000年選挙が思い出される。
勝利したジョージ・W・ブッシュ氏に対してアル・ゴア氏が負けを認めず、法廷闘争に発展した。
接戦であったフロリダ州の集計結果をめぐって対立したものの、連邦最高裁が再集計を認めずにブッシュ氏の当選が決まったのは12月12日。投票日である11月7日から実に1ヵ月以上もかかっていた。
しかし、それらを除けばほぼ当日か翌未明で決まるもの。
あのトランプショックの2016年でさえも、投票翌日の米国東部標準時で午前3時前には当確が出ており、2012年オバマ氏2期目は投票当日に当確が出ていた。
このように通常ならほどなくして大勢判明といったところだが、前回の選挙ですっかり観測や観戦の常識が一変してしまったのである。
今回は至って平穏裡に選挙手続が進められ、そして政権移行も平和裡に完了する見通しであり、通常通りといえるほどのあっけない幕切れとなった。
第47代大統領にトランプ氏が就任すれば、再選に失敗して返り咲くのは132年ぶりのことで、史上2人目とのこと。
それだけに、改めて極めて異例のことだとわかるが、今回も事前の世論調査や下馬評を覆したことで、隠れトランプが相当数いたことになる。
大都市部は相変わらずもブルー一色だが、それでも2016年ほど隠れてはおらず、市場の先取りを見れば、案外有権者の想定通りだったのかもしれない。
実際に筆頭シナリオでもあったトリプルレッドが現実味を帯びてきた。
上院では4年ぶりに共和党が過半数を奪還。下院でも共和党が優勢。
最高裁判事も前政権時にトランプ派で固めている。
これで暴走を止めるブレーキもなくなったともいえ、政策実行面での障壁がなくなった。
他方で諸国間での摩擦問題が再び持ち上がることになるが、それはまた先の話となるのか。
高安幅は実に1,160円に及ぶ大往来。
ナイトに入っても、なお上放れし、あっさり4万円台を回復している。
2016年選挙では市場がトランプショックとして一旦はリスクオフで反応していたが、今回はリスクオンが加速している。
手薬煉引いて待っていたが、その甲斐もあってか、終日買いスタンスによる短期回転が奏功した。
激動のイベント週間はこれで終わりでなく、あと米FOMCが残っているが、大方のイベントドリブンは成功裡に終わり、まずは一服感。
やれやれ。
デイ +780円(10枚)
SA +960(12枚)増し玉合算
現在の資金
2,733,450,000円 (+19,320,000円)※手数料考慮せず
日経225において最高峰。
企業やプロ向けであり基本的にBtoBらしいので露出がないところもいいところ。
あまり知られてほしくないが、組んだシステム聞かれることが多く少しだけ紹介。
SP225 DealingSystem
マーケットの変化に毎日ここまで対応しているのは私が知る限りこれしかない。
それなりの資金がある人はまず迷う必要はなく、最初に購入すべきでこれのみで簡単に毎朝の方針が決められ、イベント対策も非常に助かる情報が多い。
初心者も闇雲にやって時間と資金を無駄にするとか、マーケットで勉強代を払わないようにするコストと思えば安いと思われる。
特別価格のプランは内容から見れば破格に安いのですぐに完売になる。買えるのならすぐに購入した方がいい。
今の相場はテクニカルとかよりもセンチメントをつかめるかがより利益に直結する。
これらを知れるだけで大きな価値があり、何より簡単にこれだけあればだいたいのことはできるので、コストパフォーマンスの点でも絶大。
個人投資家にとっては生き残ることがまず大切。
リスクマネジメントが身に着き、損切りも克服できる。
これまで自分だけでやって退場しそうな経験をした人や一度しっかり学びなおしたいという人には、まさにこれは打ってつけである。
企業やプロ向けであり基本的にBtoBらしいので露出がないところもいいところ。
あまり知られてほしくないが、組んだシステム聞かれることが多く少しだけ紹介。
SP225 DealingSystem
マーケットの変化に毎日ここまで対応しているのは私が知る限りこれしかない。
それなりの資金がある人はまず迷う必要はなく、最初に購入すべきでこれのみで簡単に毎朝の方針が決められ、イベント対策も非常に助かる情報が多い。
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特別価格のプランは内容から見れば破格に安いのですぐに完売になる。買えるのならすぐに購入した方がいい。
今の相場はテクニカルとかよりもセンチメントをつかめるかがより利益に直結する。
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これまで自分だけでやって退場しそうな経験をした人や一度しっかり学びなおしたいという人には、まさにこれは打ってつけである。