第二次石破内閣発足 30年ぶりの少数与党内閣で先行き不透明感は続く イニシャルレンジで早々に決着
米国市場は三指数揃って史上最高値を更新。
日経先物(左) /上海総合 (右)
日経平均株価 終値 39,533.32(+32.95)
始値 39,417.21
高値 39,598.74
安値 39,315.61
日経225先物 終値 39,550(+50)
始値 39,200
高値 39,620
安値 39,200
日経平均は小幅続伸。
先物は300円GDで始まるが、前日同様に寄り付き直後は棒上げ商状からの買い先行。
一時高値39,620円をつけるが、その刹那、失速、頭打ち。
中終盤にかけては狭いレンジの三角保ち合いの様相を呈していたが、引けにかけては再騰勢の展開に。
それでも朝方の高値には及ばず、結局イニシャルレンジで早々に決着したまま取引を終了。
先の衆議院総選挙により自民党が過半数の議席を失い、少数与党に転落。
首班指名をめぐっては国民新党がキャスティングボードを握る格好で、その動向が注目されていた。
本日召集された特別国会で内閣総理大臣の指名選挙が行われ、石破茂氏が第103代の総理大臣に指名された。
衆議院での1回目の投票では過半数を得る候補がいなかったため、史上5度目となる決選投票に。
決戦投票では石破氏が221票、野田氏が160票、2人以外に投じた84票が無効となる、極めて異例の首班指名となった。
無効票が84票も出るほどに、非自民が野合する政権交代は当面実現しそうにない様子。
衆議院での1回目の投票では過半数を得る候補がいなかったため、史上5度目となる決選投票に。
決戦投票では石破氏が221票、野田氏が160票、2人以外に投じた84票が無効となる、極めて異例の首班指名となった。
無効票が84票も出るほどに、非自民が野合する政権交代は当面実現しそうにない様子。
細川政権発足時は、野合して自民55年体制が崩壊し、一部メディアによりその機運が醸成された感があったものだが、今回は怒涛のイベントを終えて間もないこともあり、至って平穏にスルー。
逆の意味で隔世の感といったところ。
少数与党内閣は、自民党が社会党、新党さきがけと手を結び政権奪還し村山政権が誕生したあの1994年以来、実に30年ぶり。
羽田内閣など、過去の少数与党内閣がいずれも短命だっただけに、夏の参院選まで先行き不透明感は益々高まっている。
為替も介入警戒域に再び突入。
売り崩しに期待したが、あっさり踏まれて早々に退散。
やれやれ。
デイ -70円(10枚)
現在の資金
2,738,650,000円 (-700,000円)※手数料考慮せず
現在の資金
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