日銀が追加利上げ決定 17年ぶりの金利水準に 日経平均は先物が600円の大往来も小幅高引けで波乱は限定的
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米国市場は4日続急伸。

日経先物(左) /上海総合 (右)
日経平均株価 終値 39,931.98(-26.89)
始値 40,060.49
高値 40,279.79
安値 39,806.69
日経225先物 終値 39,940(+50)
始値 39,870
高値 40,410
安値 39,800
出来高 35,860枚


日経平均は5日ぶりに小反落。
先物は小幅安で始まるが、寄り付き直後には棒下げ商状から4万円台を回復し上げ幅を急速に拡大。
上海開場とともに一服する場面もあったが、日銀金融政策決定会合の結果発表を控えているにもかかわらず、再騰勢の展開に。
全会一致でなかったことも相まってか、12時半近くまでずれこむが、一時高値40,410円をつけた刹那、一転して急速に上げ幅を縮小。
発表後はいってこいの展開からあっさり朝方の安値を割り込むと、一時安値39,800円まで突っ込む場面もあったが、終盤は極狭レンジで膠着。
結局ヨコヨコのまま、大台を維持できずに小幅安水準で終えている。
発表後はいってこいの展開からあっさり朝方の安値を割り込むと、一時安値39,800円まで突っ込む場面もあったが、終盤は極狭レンジで膠着。
結局ヨコヨコのまま、大台を維持できずに小幅安水準で終えている。
政策金利を0.5%程度とし、2008年以来、実に17年ぶりの水準に戻す格好に。
当時も長年のゼロ金利から脱却し、ようやく景気が上向きかけて失われた20年を取り戻そうとしていた矢先だったが、リーマンショックで早々に出鼻をくじかれてしまい、更に失われた30年になってしまったのはまだ記憶に新しい。
植田総裁は黒田前総裁のサプライズ発表スタイルとは異なる事前リーク型を打ち出して久しく、十分に定着もしているが、それでも昨年7月の追加利上げ時には、織り込みが不十分だったのか、結果的に翌月のオプションSQを通過した後にはあの令和のブラックマンデーともいわれる8.5ショックをもたらしてしまった。
しかし、今回は14日の氷見野副総裁講演も含め、入念に外堀を埋めてから市場にシグナルを送っており、それが奏功したのか、影響は限定的に。
むしろ発表前に出尽くしの買いが進み、逆に発表後に利益確定売りが進むという展開に。
踏み上げ効果に期待したが、ほどほどで退散。
終日短期回転が奏功。
デイ +170円(10枚)
SA +320円(10枚)増し玉合算
現在の資金
2,839,880,000円 (+4,900,000円)※手数料考慮せず
植田総裁は黒田前総裁のサプライズ発表スタイルとは異なる事前リーク型を打ち出して久しく、十分に定着もしているが、それでも昨年7月の追加利上げ時には、織り込みが不十分だったのか、結果的に翌月のオプションSQを通過した後にはあの令和のブラックマンデーともいわれる8.5ショックをもたらしてしまった。
しかし、今回は14日の氷見野副総裁講演も含め、入念に外堀を埋めてから市場にシグナルを送っており、それが奏功したのか、影響は限定的に。
むしろ発表前に出尽くしの買いが進み、逆に発表後に利益確定売りが進むという展開に。
踏み上げ効果に期待したが、ほどほどで退散。
終日短期回転が奏功。
デイ +170円(10枚)
SA +320円(10枚)増し玉合算
現在の資金
2,839,880,000円 (+4,900,000円)※手数料考慮せず