日経平均は3日続急落 Deepseekショックとパラダイムシフト
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米国市場はまちまち。
ナスダックは続急落。
中国AI企業ディープシーク社が低コストで可能となる生成AIモデルを開発。
これまで多額の投資をかけてきた米国企業の梯子を外す懸念が急浮上。
ダウにはエヌビディアも採用されているが、非ハイテク中心が強くどこ吹く風といったところ。
日経先物(左) /上海総合 (右)休場
日経平均株価 終値 36,016.87(-548.93)
始値 39,400.02
高値 39,448.55
安値 38,886.05
日経225先物 終値 39,070(-410)
始値 39,100
高値 39,380
安値 38,890
出来高 43,131枚



日経平均は3日続急落。
TOPIXは小幅安にとどまっており、前日と同様に非ハイテクとで明暗が分かれている。
ショックの種となっている中国は春節休暇入りしており、上海市場は休場。
先物は380円GDで始まり、序盤こそ3万9千円を割り込み、一時安値38,890円まで突っ込む場面もあったが、すぐさま切り返し、一時高値39,380円まで持ち直す場面も。
しかし、現物の後場が始まると、高止まりから再びも戻り待ちの売りが優勢となっていってこいの展開に。
それでも朝方の安値まで押し切ることなく、結局ほぼ寄り付き時の水準に落ち着きながら引けている。
終日短期回転が奏功。
先週末では高をくくっていた市場も一部ヘッジファンドの動きを契機に五月雨式にリスクオフとなって徐々に拍車がかかっている。
市場ではインフォシーク・ショックと呼ばれ、まさに蜂の巣を叩いたかのようである。
米国の対中関税策に対する、まさに中国の格好の意趣返しのようにも思える。
中国のレアアース輸出規制に対して逆に日本企業が次善策を奏功させたのも記憶に新しいし、旧ソ連も米国に宇宙開発技術で先行を許されながら限られた技術の中でスプートニク打ち上げに成功したことも有名で、因果応報、安易な輸出規制は必ずしっぺ返しを食らう良い証左ともいえようか。
超高額な最新のブラックウェルを使用せずとも、AI開発が可能となるのか、更には電力もそれほど必要ではないのではないかなど、悲観と希望が錯綜。
日経平均はソフトバンク、アドバンテスト、東京エレクなどハイテクの寄与度が高いことから、この3銘柄だけで500円以上を押し下げるが、他方で、前日がTOPIXがプラスで引けているように非ハイテク日本株にはむしろ好材料と見る向きもある。
AIバブル崩壊時を彷彿とさせる感もあるが、見方を変えればこれも革新的な出来事が起こる前兆で毎回起こっているパラダイムシフトそのもの。
真っ先に影響を受けたのはAI開発の鍵となるGPUを生産するエヌビディアがその需要減が嫌気されて17%安となり、史上最大を記録する時価総額が吹き飛んだかと思えば、時間外では買い戻しが優勢。
一部先行していた空売りが買い戻されており、まだそれほどの混乱は生じていない。
一旦は売られながら絶好の買い場となるのか、それとも果たして今回のショックが大きなパラダイムシフトをもたらすのか、いずれにしても新たなる潮流に期待したい。
デイ +390円(10枚)
SA +230円(6枚)増し玉合算
現在の資金
2,851,490,000円 (+5,280,000円)※手数料考慮せず
日経平均株価 終値 36,016.87(-548.93)
始値 39,400.02
高値 39,448.55
安値 38,886.05
日経225先物 終値 39,070(-410)
始値 39,100
高値 39,380
安値 38,890
出来高 43,131枚



日経平均は3日続急落。
TOPIXは小幅安にとどまっており、前日と同様に非ハイテクとで明暗が分かれている。
ショックの種となっている中国は春節休暇入りしており、上海市場は休場。
先物は380円GDで始まり、序盤こそ3万9千円を割り込み、一時安値38,890円まで突っ込む場面もあったが、すぐさま切り返し、一時高値39,380円まで持ち直す場面も。
しかし、現物の後場が始まると、高止まりから再びも戻り待ちの売りが優勢となっていってこいの展開に。
それでも朝方の安値まで押し切ることなく、結局ほぼ寄り付き時の水準に落ち着きながら引けている。
終日短期回転が奏功。
先週末では高をくくっていた市場も一部ヘッジファンドの動きを契機に五月雨式にリスクオフとなって徐々に拍車がかかっている。
市場ではインフォシーク・ショックと呼ばれ、まさに蜂の巣を叩いたかのようである。
米国の対中関税策に対する、まさに中国の格好の意趣返しのようにも思える。
中国のレアアース輸出規制に対して逆に日本企業が次善策を奏功させたのも記憶に新しいし、旧ソ連も米国に宇宙開発技術で先行を許されながら限られた技術の中でスプートニク打ち上げに成功したことも有名で、因果応報、安易な輸出規制は必ずしっぺ返しを食らう良い証左ともいえようか。
超高額な最新のブラックウェルを使用せずとも、AI開発が可能となるのか、更には電力もそれほど必要ではないのではないかなど、悲観と希望が錯綜。
日経平均はソフトバンク、アドバンテスト、東京エレクなどハイテクの寄与度が高いことから、この3銘柄だけで500円以上を押し下げるが、他方で、前日がTOPIXがプラスで引けているように非ハイテク日本株にはむしろ好材料と見る向きもある。
AIバブル崩壊時を彷彿とさせる感もあるが、見方を変えればこれも革新的な出来事が起こる前兆で毎回起こっているパラダイムシフトそのもの。
真っ先に影響を受けたのはAI開発の鍵となるGPUを生産するエヌビディアがその需要減が嫌気されて17%安となり、史上最大を記録する時価総額が吹き飛んだかと思えば、時間外では買い戻しが優勢。
一部先行していた空売りが買い戻されており、まだそれほどの混乱は生じていない。
一旦は売られながら絶好の買い場となるのか、それとも果たして今回のショックが大きなパラダイムシフトをもたらすのか、いずれにしても新たなる潮流に期待したい。
デイ +390円(10枚)
SA +230円(6枚)増し玉合算
現在の資金
2,851,490,000円 (+5,280,000円)※手数料考慮せず