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NY-NAS2025.04.09
米国市場は急反発。
ダウは約3千ドル高を記録。+2,962.86ドル高は歴代最高の上げ幅。
4.9
4.9
トランプ大統領が相互関税を90日間一時停止する方針を発表。
前日には一部報道で同じ内容がリークされて1,400ドル高していたダウが、トランプ大統領やUSTRグリア代表が否定して300ドル安にまで値を消していた背景があるが、結局延期を決定するという、否定に否定を重ねて僅か1日で360度回ってきた格好に。
4.9

鉄鋼アルミや自動車などの個別のものは除いて、4日発表の一律10%ベースに一旦据え置くというもの。
例外は中国で、この日中国は84%の報復関税で対抗。
これに対し米国は21%を追加し計125%の関税を課すと更に応酬。

面子を重んじる中国と違ってか、まさに朝令暮改だが、振り上げた拳をこうも簡単に下せる臨機応変、柔軟さ。
おかげでマーケットインパクトも史上最大規模に。
僅か90日間という暫定措置にもかかわらず、ダウは過去最大の上げ幅で反応。

2025.04.10-225上海
日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値 34,609.00(+2,894.97)
始値 32,321.21
高値 34,639.39
安値 32,320.66

日経225先物 終値 34,640(+2,810)
始値 35,070
高値 35,080
安値 34,140
出来高 55,937枚
日経平均
4.10
日経平均は約1,300円安の急反落。3日連続で千円超の騰落を記録。
歴代最高の下げ幅を記録した昨年の令和のブランクマンデーの翌日で、過去最高の上げ幅を記録した8月6日の+3,217.04円に次ぐ史上2番目の大きさである。

前日終値が31,830円であり、一夜にして実に4千台もの大台替りを実現した格好に。
先物は前日ナイトから急上昇した流れを受けて、前日比3千円超、3,240円GDでスタート。
4.9
日本時間02:19から棒上げしており、一時高値35,140円まで値を戻していたが、寄り付き後は噴値売り優勢の展開に。

このリバウンドがいつまで続くか不透明な中、しっかり利益確定をしておこうという市場参加者が多かったこともあってか、序盤は棒下げ商状から急送に上げ幅を縮小。
3万5千円を割り込んで一時安値34,140円まで突っ込む場面もあったが、中終盤は下げ渋って推移。

ヨコヨコながらそのレンジも平常時に比べれば大きく、売り買いが激しく交錯。
それでも、更に売り込む動きは限定的で、約3千円高水準を維持して引けている。
終日売りスタンスで売り崩しに期待したが、あっさり振り落とされて早々に退散。

デイ +390円(10枚)
SA  +170円(15枚)増し玉合算

現在の資金
2,986,090,000円 (+6,450,000円)※手数料考慮せず

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