G7サミット閉幕 中銀イベントウィークは怒涛の巻き戻し騰勢 日経平均は先物が高安幅640円に及ぶ大往来
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米国市場は急反落。
米トランプ大統領はG7サミットを初日で切り上げて早々に帰国。
刺激しないための配慮なのか関税については触れられておらず、今回のサミットは材料感に乏しい。
サミットを放り出して帰国し、慌ただしいペンタゴンを見るにつけ、いよいよ有事かと緊張感が高まったが、リスクオフは限定的。
一進一退、一喜一憂のさしずめ鯨幕相場の様相に。

日経先物(左) /上海総合 (右)
日経平均株価 終値 38,885.15(+348.41)
始値 38,364.16
高値 38,885.15
安値 38,364.16
日経225先物 終値 38,850(+340)
始値 38,240
高値 38,880
安値 38,240
出来高 25,457枚


日経平均は3日続急伸からの上放れ。
3万9千円に迫る水準まで大きく上放れ。
先物は270円GDで始まるが、寄り付き直後には棒上げ商状から上げ幅を急速に拡大。
その後も騰勢は衰えず、引けにかけて一段高。
一時高値38,880円をつけながら、ほぼ高値引け水準で取引を終了。
イスラエルとイランによる紛争により、中東情勢が緊迫化する中、米トランプ大統領がイランへ無条件降伏を迫ったり、暗殺をほのめかすなど異例の事態にもかかわらず、市場は楽観ムード。
口先介入だけでなく、軍事介入にまで発展する可能性までは未だ織り込んでいないのか、楽観ムードが継続した。
前日の日銀金融政策決定会合に続いて米FOMCを控える中、中銀イベントも今回は至って平常運転。
踏み上げ効果に期待したが、これまで異様に重い蓋がされていただけに、朝方からの上放れはまさに溜飲が下がる思いに。
デイ +580円(10枚)
SA +470円(7枚)増し玉合算
現在の資金
3,052,420,000円 (+9,090,000円)※手数料考慮せず