シントラ会議は平穏裡に通過 トランプ関税発言も過度に悲観なくやはり再騰勢へ
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米国市場はまちまち。
ダウは連日三桁の続急伸で4連騰。
ナスダックは7日ぶりに反落。


ECBフォーラムでのシントラ会議には日銀植田総裁が一昨年以来、2年ぶりに出席。
持ち前のジョークが話題になるにとどまり、早期利上げ観測など影響するサプライスもなかった。
米FRBパウエル議長は年内いつでも利下げの可能性を除外せず、反応は限定的。
昨年のシントラ会議後の再騰勢加速が思いだされ、ジャクソンホール同様にフォーラムが終わると転換点となりやすい経験則があるが、
今回は至って平穏裡利に通過。

日経先物(左) /上海総合 (右)
日経平均株価 終値 39,627.87(-358.46)
始値 39,631.17
高値 39,754.00
安値 39,444.70
日経225先物 終値 39,430(-100)
始値 39,500
高値 39,950
安値 39,430
出来高 34,148枚


日経平均は続急落。
寄り前に米トランプ大統領による対日関税を最大で35%にまで引き上げるとの速報が入ったものの、いつものブラフだと高をくくるかのように市場の反応は限定的。
このまま楽観が続いて梯子をはずされたのが4月の暴落でまさにオオカミ少年のような話だが、市場参加者の強欲は普遍的なものであり、歴史は繰り返すというもの。
先物は390円GDで始まり、序盤から買戻しが優勢。
上海開場後こそやや伸び悩む場面もあったが、後場開場を前後に再騰勢の展開に。
午後には一時高値39,50円まで値を伸ばすも4万円目前では逡巡する動きも。
引けにかけて押し戻されながら、それでも結局本日のたかね圏を維持して取引を終了。
あっさり振り落とされながらも、終日買いスタンスが奏功。
頭と尻尾をくれてやり、下手ながら何とか及第点といったところ。
デイ +190円(10枚)
SA +170円(4枚)増し玉合算
現在の資金
3,073,530,000円 (+2,580,000円)※手数料考慮せず