SW中の日銀ショックによる下落分を早々に埋め戻す怒涛の騰勢 日経平均は4万5千円台に乗せてなお史上最高値を更新中
- カテゴリ:
- 本日の取引








米国市場は反落。
ダウは4万6千ドル台回復後の上放れから5日ぶりに反落。
ダウは4万6千ドル台回復後の上放れから5日ぶりに反落。
ナスダックもS&P500とともに前日まで連日で史上最高値を更新してきたところでようやく一服感。
売り買い攻防の末、アク抜け感も支配的で年内だけでなく来年の利下げまで織り込む勢い。
あっさり上放れして連日で史上最高値を更新中だった。

他方で日銀は19日の日銀金融政策決定会合で利上げは見送られたが、ETFなどの資産売却の方針を打ち出したことで、直後にはショック安で反応し、1千円超幅まで大往来。
市場への配慮とはいえ、引け後の会見では売却完了まで100年以上かかるとの発言するなど、出口戦略の先送り感は凄まじいものがある。
植田総裁は番記者事前リーク型なのか、サプライズを避ける傾向で既に定着した感があるが、今回は市場が意表を突かれた格好に。よく思い返してみれば先般の氷見野副総裁の講演でのヒントはあった。
ただ、そうはいっても、ほぼ即日で埋め戻しており、この値嵩ならむしろ千円超も絶好のボラティリティというべきか。
日経先物(左) /上海総合 (右)
日経平均株価 終値 45,630.31(+136.65)
始値 45,484.41
高値 45,693.28
安値 45,205.47
日経225先物 終値 45,420(-130)
始値 45,360
高値 45,440
安値 44,970
出来高 24,114枚


日経平均は指数としてはソフトバンク効果も相まって連日で史上最高値を更新。
先日のオラクル効果のように本日はソフトバンクの寄与も大きい。
休暇中の日経平均は17日の日銀ショックと19日に下落しただけで、その他はすべて三桁の上昇を記録。
SW前には4万4千円台に乗せたばかりだったのが、さしずめ浦島太郎状態。
更に大台替わりして4万5千円台後半にまで値を伸ばす怒涛の騰勢が続いている。
先物は190円GDで始まり、序盤こそ売りが先行。
大台を僅かに割り込み一時安値44,970円まで突っ込む場面もあったが、この高値圏にあっても戻り売りは限定的。
現物の後場開場とともに再騰勢の展開に。
引けにかけて一段高し、一時高値45,440円をつけながら、結局本日の高値圏で取引を終了。
先物としては反落だが、前日には45,660円をつけて取引時間中の最高値を更新したばかりだった。踏み上げ効果に期待したが、あっさり振り落とされてあえなく退散。
やれやれ。
デイ ±0円(10枚)
SA +210円(7枚)増し玉合算
3,171,980,000円 (+1,470,000円)※手数料考慮せず









