衆院選から一夜明けての日経平均は一時千円超高から史上最高値更新 先物は5万8千円乗せから陰の丸坊主の寄り天安値引け
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米国市場は夫々上昇。

日経先物(左) /上海総合 (右)
日経平均株価 終値 56,363.94(+2,110.26)
始値 55,130.63
高値 57,337.07
安値 55,018.57
日経225先物 終値 56,060(+1,650)
始値 58,000
高値 58,000
安値 56,060
出来高 55,454枚


日経平均は終値べースで2千円超高の続急伸。
衆議院総選挙で高市自民党が圧勝したことを受けて、史上最高値を大幅に更新し、指数として初の5万6千円台を記録。


指数としては取引開始が前日比876.95円高をつけたものの、寄り付き直後は買い気配のまま、ほとんどの銘柄が寄り付かなかった。
大半が寄り付いたのは20分程度が経過した後でそれがピークとなり、09:22には取引時間中の史上最高値57,337.07円、前日比で+3,083.39円、実に3千円超高を記録。
アドバンテスト、ソフトバンクG、ファルトリの3銘柄だけで1300円以上押し上げている。

今の値嵩でいえば当然のことながら、売買代金も歴史的記録である。
プライム市場の売買代金は10兆円超、10兆4558億円を記録し、過去最高額を更新している。
他方、一足先08:45スタートの先物は5万8千円丁度で寄り付いた。
先物としては初の5万8千円台乗せを記録した格好だが、現物が始まる9時までこの高値水準を維持できず、指数としての5万8千円台は幻と化している。
9時以降も上げ幅を急速に縮小し、イベント通過による利益確定売りが終始優勢だった。
結局寄り天から安値引けで取引を終えている。
投開票前の2月6日ナイトセッション終値で56,490円(高値引け)という期待感の織り込み最高潮で迎えた選挙だっただけに、予想を上回る結果でなければかなりの出尽くし売りや利益確定売りに見舞われる警戒感はあった。
しかし、結果が予想を遥かに上回る定数の3分の2超を獲得したことはまさにサプライス。


自民党単独としては、戦後最多となる316議席(公示前比+118)を獲得。
単独政党で300議席を超えるのは2009年政権交代時の民主党が獲得した308議席以来だが、1党で3分の2を超えるのは戦後初である。
現在自民党は参議院では過半数割れなのだが、衆議院で3分の2超の議席を確保したことで、参議院で法案を否決されても衆議院の優越により再議決が可能となり、ねじれの不安が一気に解消されたことになる。
一党独裁とまではいかないまでも、事実上強行採決が可能な絶対安定多数による長期政権が樹立されることになり、外国人投資家からすれば不透明感が払拭され買いを入れやすいと見られる。
ローソク足としては、朝高からの陰線丸坊主だが、その値幅は実に1,940円に及ぶ大往来。
終値ベースでも1千円超高を維持していることで過度な出尽くし売りは出ていないのは天晴れというほかない。
選挙中に異例の高市首相支持を表明した米トランプ大統領も祝意。
外交の巧手は小泉元首相、安倍元首相を思い起こさせるものがある。
選挙結果だけを見てみても、この両首相を上回ったのは大きい。



2012年の解散総選挙後の安倍トレード始動時や2009年の民主党大勝を彷彿とさせるが、値嵩は当時と比べようもないほどに凄まじいものがある。
まさに絶好のイベントドリブンに。
終日短期回転が奏功。
選挙後の会見では高市総理は勝利の余韻に浸っている余裕はない、速やかに特別国会を召集し来年度予算などを一日でも早く成立させていくと早くもその強い意気込みを示している。
本気で日本という国の為に働く姿勢を示した首相は珍しく、かつての池田勇人内閣での所得倍増計画や、田中角栄内閣での日本列島改造論を彷彿とさせる期待感がある。
「日本列島を強く豊かにしていく」という高市首相の掲げるスローガン。
まさに国威発揚ともいえるが、これをどう実現していくのか、来るべき新たな潮流に期待したい。
デイ +570円(10枚)
SA +1,790円(3枚)増し玉合算
3,459,010,000円 (+11,700,000円)※手数料考慮せず

