グラボメーカーのエヌビディアが今や世界時価総額2位に 感慨も一入とともに隔世の感も
米国市場は続伸。
ナスダックは連日で史上最高値を更新する三桁の続急伸。
エヌビディアが時価総額でアップルを抜いた。
このエヌビディアという会社、グーグル、アマゾン、アップルのように誰でも知っている会社ではない。
日頃からパソコンを使わなかったり、自分で用意したことがない人にとっては馴染みがないかもしれないが、PCを自作で組んだり、BTO(Build To Order)で注文したことがある人にとってはこの緑色のロゴを必ず目にすることで昔からお馴染みである。
PCのグラフィックボード、通称グラボの会社として有名で、ゲーミングPCだけでなく、クリエイティブな仕事をする人や事務仕事でもサクサク動くPCを望んでハイスペックなPCを組もうとすれば、「GEFORCE RTX」というロゴが光るこの会社のパーツにお世話になっている人も多いだろう。
トレーダーにとっても同様で、マルチモニター仕様にするのに、かつてはこのグラボを搭載するのが必然だったからである。
グラボを搭載せず、映像処理機能をマザーボード上で賄うオンボードタイプの安価なPCを除いては、ほぼすべてのハイスペックPCにこの会社のパーツが使用されているといっても過言ではないだろう。
昔はグラボ製品の型番が三桁だったが、今は四桁にまでナンバリングが進み、最新のものは4千番台で筆頭が4090番。同じ型番でも末尾にTiをつけて更に性能が上の改定版を出す場合もある。
現行世代では4090が最高で、その下が4080、4060というように性能と価格が下がっていく。
ここで4080Tiが出ると、4080と4080Tiは全く別物となり、4090よりも高性能になる場合もあったりして、序列がちょっとややこしいのである。
次世代の5000番台、6000番台はどれほど性能が上がるのか期待するというように、CPUとともにPCを買い替えるたびにこのグラボを選定、吟味するのが毎回の楽しみでもあった。
この数年、このグラボだけで最高スペックのものを組もうとすると数十万円ほどに高騰していた。
それには暗号通貨によるマイニング特需という背景もあって、グラボを入手しにくい事態となったことも記憶に新しいが、それでもあくまで一つのパーツメーカー、黒子としての存在だったにすぎなかったのだ。
それが今やAI半導体として欠かせない存在となり、AI開発を象徴する企業の筆頭に躍り出た格好に。
特に今年に入ってからの急上昇が著しく、誰でも知っているグーグル(2.17兆ドル)、アマゾン(1.89兆ドル)をあっさり抜き去り、ついにアップル(3兆ドル)を超えるという、まさにゴボウ抜き。
エヌビディアは3.01兆ドルとなり、残すはマイクロソフト(3.15兆ドル)のみというから驚愕である。
先の決算では日経平均を史上最高値更新にまで押し上げたきっかけともなったこのエヌビディア。
日頃からお世話になっているパーツのメーカーともあれば感慨も一入だが、実に隔世の感の方が大きいというもの。
PCのグラフィックボード、通称グラボの会社として有名で、ゲーミングPCだけでなく、クリエイティブな仕事をする人や事務仕事でもサクサク動くPCを望んでハイスペックなPCを組もうとすれば、「GEFORCE RTX」というロゴが光るこの会社のパーツにお世話になっている人も多いだろう。
トレーダーにとっても同様で、マルチモニター仕様にするのに、かつてはこのグラボを搭載するのが必然だったからである。
グラボを搭載せず、映像処理機能をマザーボード上で賄うオンボードタイプの安価なPCを除いては、ほぼすべてのハイスペックPCにこの会社のパーツが使用されているといっても過言ではないだろう。
昔はグラボ製品の型番が三桁だったが、今は四桁にまでナンバリングが進み、最新のものは4千番台で筆頭が4090番。同じ型番でも末尾にTiをつけて更に性能が上の改定版を出す場合もある。
現行世代では4090が最高で、その下が4080、4060というように性能と価格が下がっていく。
ここで4080Tiが出ると、4080と4080Tiは全く別物となり、4090よりも高性能になる場合もあったりして、序列がちょっとややこしいのである。
次世代の5000番台、6000番台はどれほど性能が上がるのか期待するというように、CPUとともにPCを買い替えるたびにこのグラボを選定、吟味するのが毎回の楽しみでもあった。
この数年、このグラボだけで最高スペックのものを組もうとすると数十万円ほどに高騰していた。
それには暗号通貨によるマイニング特需という背景もあって、グラボを入手しにくい事態となったことも記憶に新しいが、それでもあくまで一つのパーツメーカー、黒子としての存在だったにすぎなかったのだ。
それが今やAI半導体として欠かせない存在となり、AI開発を象徴する企業の筆頭に躍り出た格好に。
特に今年に入ってからの急上昇が著しく、誰でも知っているグーグル(2.17兆ドル)、アマゾン(1.89兆ドル)をあっさり抜き去り、ついにアップル(3兆ドル)を超えるという、まさにゴボウ抜き。
エヌビディアは3.01兆ドルとなり、残すはマイクロソフト(3.15兆ドル)のみというから驚愕である。
先の決算では日経平均を史上最高値更新にまで押し上げたきっかけともなったこのエヌビディア。
日頃からお世話になっているパーツのメーカーともあれば感慨も一入だが、実に隔世の感の方が大きいというもの。
日経先物(左) /上海総合 (右)
日経平均株価 終値 38,703.51(+213.34)
始値 38,841.66
高値 39,011.93
安値 38,693.50
日経225先物 終値 38,760(+240)
始値 38,980
高値 39,070
安値 38,700
出来高 33,779枚
日経平均は急反発。先月末の急落分を一気に埋め戻し。
先物は460円GUで始まり、寄り付き直後こそ、買いが先行し、3万9千円の大台を回復するが、長くは維持できず間もなく失速。
一時高値39,070円をつけると、一転して棒下げ商状から上げ幅を急速に縮小。
再び大台を割り込み、上海開場直後の戻り試しにも失敗すると後は一段安。
一時安値38,700円まで突っ込みながら、結局本日の安値圏で終えている。
売り崩しに期待したが、ほどほどの退散。
デイ +120円(10枚)
SA +520円(10枚)増し玉合算
現在の資金
2,219,530,000円 (+6,400,000円)※手数料考慮せず