日経平均は売り買い交錯も大台堅持 日米首脳会談後も高まる祝賀ムード

米国市場は3日続急伸。
連日で三指数揃って史上最高値を更新中。

日経先物(左) /上海総合 (右)
日経平均株価 終値 50,219.18(-293.14)
始値 50,357.15
高値 50,485.80
安値 50,107.77
日経225先物 終値 50,460(-130)
始値 50,560
高値 50,560
安値 50,160
出来高 26,702枚


日経平均は3日ぶりに反落。
先物は小幅安で始まり、序盤は売りが先行しながら売り買いが激しく交錯。
序中盤は狭いレンジ相場が続いていたが、午後には米ベッセント財務長官が円安について言及したことも相まって、牽制を意識した動きかドル円は一時151円台に。
終盤は保ち合いを下放れする一段安。
一時安値50,160円まで突っ込む場面もあったが、5万円台を堅持。
現物が引けた直後にはアドバンテスト(6857)の決算を受けて棒上げ商状。
結局朝方の高値圏に近い水準にまで戻して取引を終了。
尽く踏まれたものの、下手ながら何とか及第点か。


昨日から来日している米トランプ大統領と高市総理が初の首脳会談。
通常なら新総理に就任後すると、しばらく後に日本の首脳が先に訪米することが多いが、今回は韓国で開かれたAPECや米中首脳会談の関係もあって、米首脳が先に新総理就任を祝うタイミングで来日するという珍しいケース。
つい先日までの混迷した政局から打って変わって、今は高市新政権の好発進もあって祝賀ムード一色。
とても同じ10月内の出来事とは思えないほどにセンチメントが急転。
各報道でも、日米両首脳による親密ぶりを伝える明るい話に沸いている。
各報道でも、日米両首脳による親密ぶりを伝える明るい話に沸いている。


その一つには、総裁選でも掲げた「JAPAN IS BACK」と刺繍された帽子、安倍元総理が愛用していたパターや松山英樹プロのサイン入りゴルフバッグ、金のゴルフボールなどをトランプ氏にプレゼント。安倍元総理の後継者として、ともに思いを馳せる場面も。
特に感慨深い話として、日米首脳会談が5分ほど遅れて始まったというが、その理由が会談直前まで、大谷選手が出場するワールドシリーズの試合を観戦していたというのだ。
しかも、この歴史的な試合で、大谷選手が2本塁打を放つ大活躍でこの話に更なる花を添えている。
しかも、この歴史的な試合で、大谷選手が2本塁打を放つ大活躍でこの話に更なる花を添えている。




会談の内容も懸念されていた厳しい要求も現段階ではなく、終始和やかなムードで波乱なく通過。
かつてトランプ氏が初めて米大統領選挙で勝利した2016年、安倍元総理がいの一番にかけつけたが、そのお返しかと思えるほどに高市総理を盛り立ててくれている姿が実に印象的。
高市総理も、来年の米中間選挙に向けてアピールしたいトランプ大統領が望むもの、ノーベル平和賞への推薦などを真っ先に提示するところも余念がない。


会談後には大統領専用ヘリであるマリーンワンに乗って横須賀基地に停泊中の米空母ジョージワシントンへ。
海兵隊員をバックに両首脳が演説し、強固な日米同盟をアピール。
安倍元総理時代を彷彿とさせるほどの蜜月ぶりを演出して見せたのは天晴れというほかない。
日経平均株価は5万円到達を通過点といわんばかりの堅調さ。
あの帽子のJAPAN IS BACKのように、この新たなる潮流が日本の失われた30年を取り戻し、更に明るい未来をもたらすことに期待したい。
デイ +110円(10枚)
SA +190円(2枚)
3,242,670,000円 (+1,480,000円)※手数料考慮せず




















































































































































































































