会心のイベントドリブン 高市トレードから石破ショック 日経平均は先物で千円超高から二千円超安 自民党総裁選は決戦投票前後で旋風怒涛
米国市場は夫々上昇。
ナスダックは4日続伸。
日経先物(左) /上海総合 (右)
日経平均株価 終値 39,829.56(+903.93)
始値 39,108.27
高値 39,829.56
安値 38,917.98
日経225先物 終値 39,850(+1,190)
始値 39,280
高値 39,900
安値 38,870
出来高 50,627枚
日経平均は指数が900円超高。9月配当権利落ち分の260円を考慮すれば千円超高の続急伸。
本日は自民党総裁選の投開票を控え、決選投票前に一段高。
結果判明を前に大幅高のまま、現物市場は高値引けで終えている。
先物は620円GU、3万9千円台の乗せで始まり、序盤は小動きだったが、中盤にかけてじりじりと上げ幅を縮小。
一時安値38,870円まで噴値売りが進むが、決選投票を前に急反転。
そのまま一時高値39,900円をつけながら、ほぼ高値引け水準で日中の取引を終了。
1回目投票で高市氏が筆頭に。
小泉氏が議員票が75票で最多だったものの、党員票が伸びず、3位で脱落。
高市氏と石破氏による決選投票が決まると、早くも高市氏勝利を見越した高市トレードから怒涛の巻き戻し騰勢に。
市場の思惑は先の「金利を上げるのはアホやと思う」という放言からアベノミクス承継、緩和維持にバイアスがかかっている。
もし石破氏になったらという不安をこの時点では完全に払拭し、女性初の内閣総理大臣誕生を織り込むかのような先高感に。
あの大往来はまさに疾風怒濤というべき高市トレード。
引け後の15:28、石破氏勝利が伝わると、市場は大混乱となって一斉リスクオフ。
現物市場は引けていた為、ナイトセッション開場前の間隙ながら、CME時間外、グローベックスを確認すると15:28から一転して急反落。一気に千円超安に突っ込んでいった。
ドル円は146.20円どころだったが、15:28から3分で2円動き、その後ずるずると一時142円台へ急進。
石破氏には金融政策正常化、財政健全化の方針からただでさえマーケットへのネガティブなバイアスがかかっていたことに加えて、直前はトーンダウンしていたものの、金融所得課税をぶち上げていた御仁である。
ただ、その真意は一般庶民の投資収益に課税というよりは、一部に偏った富の再配分を意味しているのだと思うが、市場では条件反射的、直情径行的な失望売りが先行。
先物ナイトセッションは1,950円GDで寄り付き、更にオーバーシュート。
終日短期回転が奏功。
早ければ10月中に解散総選挙。
ナイト +220円(10枚)増し玉合算
SA +880円(10枚)増し玉合算
現在の資金
2,615,950,000円 (+16,700,000円)※手数料考慮せず
資金が少ない人でもそれに適した戦い方ができる。大きく張れる人はもちろん効果が出るのも早い。
また、個人投資家にとっては生き残ることがまず大切。
これまで自分だけでやって退場しそうな経験をした人や一度しっかり学びなおしたいという人には、まさにこれは打ってつけ。