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ITバブル崩壊時を彷彿 投資筋のポジション巻き戻し調整加速か 日経平均は史上2番目となる2千円超の下落幅 先物ナイトセッションでは米雇用統計後に3万4千円台にまで下放れ

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NY-NAS2024.08.01

米国市場は急反落。
米経済指標の悪化を受けて景気後退懸念を口実に投機筋によるポジション巻き戻しが加速か。
9月利下げがほぼ確実の見通しとなれば、むしろこれまではこれを好感して上げてきただけに、ようやく実体経済に根差した調整が入った格好に。

2024.08.02-225上海
日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値 35,909.70(-2,216.63)
始値 37,444.17
高値 37,471.52
安値 35,880.15

日経225先物 終値 35,920(-2,030)
始値 36,660
高値 36,670
安値 35,800
出来高 73,378枚

日経平均
8.2
日経平均は一時2千円超下げた後、終値でも2,216円安の続急落。
3万6千円を割り込んで引けている。3万5千円台は今年2月以来、6ヵ月ぶりとなる。
先物は1,290円GDで始まり、序中盤は押し目買いとの攻防で激しく売り買いが交錯するが、引けにかけては保ち合いを下放れする一段安。
遂に3万6千円をも割り込み、一時安値35,800円まで突っ込みながら、本日の安値圏で取引を終了。

ナイトに入っては米雇用統計後に3万4千円台にまで更に下放れしている。

日経平均株価が終値ベースで1,500円以上の下げ幅を記録したのはITバブル崩壊初期で記録した2000年4月17日の1,426円安以来。
今の4万円の値嵩での2千円安とは同列に語れないものの、それでも史上2番目の下げ幅を記録。
歴代1位はブラックマンデー翌日に記録した1987年10月20日の3836.48円安。

直近では新型コロナウィルスによる脅威が顕在化した2020年3月9日の1,050.99円安(先物1,300円安)同年同月13日には日中夜間通して実に2千円超の高安幅を記録したのはまだ記憶に新しい。
ただ、コロナによる下げは短期的なリスクオフで、僅か1ヵ月でその下げの大半を埋め戻していたが、今回の下げは果たして同じようにすぐに戻すだろうか。

日経平均は7月11日に42,224.02円をつけ史上最高値を更新したが、僅か3週間余りで6千円以上の暴落中。

年初からのAI半導体関連を中心とした実力以上に先高期待だけで高騰するさまは、まさにバブル相場そのもの。
日本でもヤフー株が1億円を超えて話題となり連日ニュースを賑わせていたので株式投資をしていない人でも記憶している人が多いかもしれない。
今年のエヌビディアが時価総額首位に躍り出たニュースをはじめとしたAI半導体株の高騰劇がそれに重なる。
上がり方も下げの初動も2000年当時のITバブル崩壊時を彷彿とさせるほどに酷似している。
この感覚は今年の4月の調整時にも感じていたが、まだあの時はセリングクライマックスには程遠かった。

2000年当時の強気相場がのちにITバブルだったと気づくのは翌年辺りだったわけで、初期段階の下落時にはただのスピード調整、押し目と見て買いが多く入れば、わからない。

あれから実力を伴って回復するのにダウで6年かかっているが、震源地でもあるハイテク中心のナスダックとともに日経平均がITバブル時の高値を回復するまで実に15年もかかっている。
それでもアベノミクス、金融緩和あっての株価であり、実力を伴った株価だったわけではない。

そもそも日米金利差だけを理由に円安になっていたわけではなく、投機筋による円売りも大きい。
アベノミクス全盛期でも、せいぜいドル円が1ドル120円までの円安で収まっていたわけで、輸出企業も、特に技術革新しなくても程よい利益が出るまさにぬるま湯状態だったところに、いきなり1ドル160円まで円安となって、更に200円すらあり得るとなれば、まるでプラザ合意前の入れ食い状態。
日経平均が4万円になるのはいわば当然の成り行きだったかもしれない。

2022年12月にYCC修正今年3月にマイナス金利を解除したが、それでもまだゼロ金利状態。投機筋は高をくくって円売りからシフトしなかった。
そんな中、前回会合で0.25%利上げしたところで金利差は誤差の範疇といえるはず。
しかし、今月のオプションSQ、米CPIのイベントドリブン後には円売り投機筋のシフトチェンジが行われていた。
さらにここにきて植田総裁の会見で追加利上げも否定しない引き締め方針姿勢が明らかになると、これまで高をくくってきた円売り主体は掌を返した格好に。

もし円安バブル効果だけで上げてきたとすれば、株価はスピード調整だけでは済まされない。
押し目など長い下り坂から転げ落ちる途中にすぎないが、バブル崩壊直後は誰もバブルだと気づかないもの。
実体経済に根差した上昇に対する健全な調整なら絶好の買い場となるが、まだまだセリングクライマックスを見るまでは予断は許されない。

今年は新NISAマネーの下支えもあり、案外投げらしい投げもなく早く戻してしまうかもしれないが、もう一波乱にも期待したいところ。果たして如何。

運用方法を間違えなければこれほどの好機はない。

情報戦の妙ともいうべきで、情勢に応じた利益確定方法、外国人動向、情報がものをいう相場であることを改めて痛感。
連日の急落はまさに溜飲が下がる思いがした。
垂涎の値動きであり、また絶好のデイトレ日和に。
下手ながら、上下に頭と尻尾をくれてやり何とか及第点か。
終日売りスタンスが奏功した。

デイ +360円(10枚)
SA   +280円(10枚)増し玉合算

現在の資金
2,356,350,000円 (+6,400,000円)※手数料考慮せず

33年ぶりに見る空は澄み渡り感慨も一入 日経平均バブル後高値を7連騰で一点突破 G7広島サミット開幕

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2023.05.18NY+115.12023.05.18NAS+188.2







米国市場は続急伸。

2023.05.192023.05.19上海





日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値 30,808.35(+234.42)
始値 30,847.36
高値 30,924.57
安値 30,679.16

日経225先物 終値 30,900(+310)
始値 30,910
高値 30,940
安値 30,680
出来高 46,651枚

日経平均




































33年ぶりの空は日本だけ澄み渡って青かった。
2021年に31年ぶりの高値を更新し、1年半調整を続けてきたが、コロナ明けとともに感慨も一入。


5.19日経平均は7日続急伸。
5日連続で四本値揃って1年半ぶりの高値を更新中。
指数は2021年のバブル後高値を更新し、1990年8月以来、実に33年ぶりの高値水準を回復。
1990年8月というと、湾岸戦争の発端ともなったイラクによるウェート侵攻の頃である。

先物は320円GUで始まり、寄り付き直後こそ一時高値30,940円をつけるが、間もなく棒下げ商状から上げ幅を急速に縮小。
一時安値30,680円まで突っ込む場面もあったが、早々に底打ち。
上海開場とともに再び上値を試すが、2万1千円の連続代替わりには逡巡したのか、結局朝方の高値の前に失速。
保ち合いのまま引けている。

ほぼ想定シナリオ通りだったが、朝方の売りも限定的。
イニシャルレンジで早々に収束。
終日短期回転が奏功したものの、下手ながら何とか及第点といったところか。


前回のバブル後高値更新時、2021年では更新直後に岸田ショックで水を差されたが、今回も急上昇に乗り切れていない投資家からは高値警戒感から急落を観測する論調が目立つ。
しかし、他方で、もうはまなだりともいう格言もある。
まずは一服感が先に立ったものの、すぐさま切り返しており、セルインメイのアノマリーも恐れぬ上げっぷり。


かつて日本株が上昇する時はファンダメンタルズではなく、決まって政治の転換点が予感される場面だった。
2000年代の投資ブームを牽引したのは小泉首相誕生、そして2005年郵政解散だったことはまだ記憶に新しい。
2012年の衆議院解散後の一斉リスクオン、その後の怒涛のアベノミクス相場の到来も然りで、旧態依然とした政治体制を打ち壊し、政局への期待が生じると、決まって外国人投資家が参入し、日経平均は節目を突破してきた。
今回も安部政権前の自民党に戻ってしまった感があり、再びそれを打ち壊すマグマが噴出してきた感もある。
もっとも、肝心の日本国民の若年層が政治に無関心であるせいで今すぐに政権交代が起こる兆候は見られない。
現在は消去法的に買われたり、バフェット氏による連想買いなどが後押ししているが、自社株買いも一過性のもの。


G7広島サミットG7広島サミット







さしずめ自国開催のG7広島サミットにおいて岸田首相のリーダーシップを期待するご祝儀相場といった感もある。

政局というよりも単なる安定政権という見方か。
日本の政治というと、バブル後は小泉政権や安倍政権を除いてほぼ毎年首相がコロコロと変わっていただけに、珍しく長期政権の目を見出したのだろうか。
はたまた、その裏で、外国人の目には維新の会の地方選での躍進に変化を見出しているのかもしれない。
2017年10月の16連騰小池劇場衆院選イベントドリブンによるものが大きかった。
小泉劇場と維新躍進が重ならないまでもないが、当面はその安定と政権交代もありうるという刺激の両方なのかもしれない。

そういった意味で、ババ抜き相場の様相も呈してきているが、最大のリスクはチャンスなのにエントリーしないこと。
先物主導で上がっても下がっても丁度良いボラティリティで利益が得られるのが日経225先物の良いところ。
2年前にも感じたことだが、33年ぶりの空を吹き抜ける風は実に心地よい。
今回はもう少し長くこの空中戦が続いてくれるだろうか。
いずれにしても、これまで何度も未曽有の相場、その歴史的転換点において助けられたが、久方ぶりの歴史的大相場到来に改めて感謝したい。


本日の損益
デイ +170円(10枚)
ナイト +180円(10枚)増し玉合算

現在の資金
1,619,720,000円 (+3,500,000円)※手数料考慮せず

鳩から鷹への目覚め ジャクソンホール後も日経優位続くか

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2022.08.25NY+322.52022.08.25NAS+207.7







米国市場は続伸。

2022.08.262022.08.26上海






日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値 28,641.38(+162.37)
始値 28,639.47
高値 28,792.93
安値 28,608.70

日経225先物 終値 28,610(+100)
始値 28,660
高値 28,790
安値 28,600
出来高 24,507枚

日経平均









































2022.08.26-2日経平均はジャクソンホール会議前に続伸。
先物は150円GUで始まり、序盤こそ買戻しが先行するが、一時高値28,790円をつけた後は失速し、頭打ち。
じりじりと上げ幅を縮小し、朝方の安値を割り込むと引けにかけて一段安。
一時安値28,600円をつけ、続伸ながら、ほぼ安値引けで終えている。
米FRBパウエル議長のジャクソンホール講演待ちもあり、内容を織り込んでいるのなら、逆に反落時のイベントドリブンにチャンスがあるか如何。
昼過ぎの踏み上げか、先物の仕掛け売りに注視していたが、相変わらずの薄商いに辟易。
デイはほぼ手控えだった。

8.268.268.26





今年は特に悪化の一途をたどるインフレ圧力と利上げペースのチキンレースの様相。
市場は引き締めペースの減速を望んでいるが、安易な利上げ打ち止めや利下げはできない。
戦力の逐次投入は最大の愚策であるように、事は一気呵成に成さねばならないこともある。

8.26先月末から今月上旬にかけて、引き締めペースの鈍化を期待した市場では怒涛の巻き戻しが発生。
前回のFOMC通過時において、過度に鳩と解釈し、アク抜けのように上昇が続いた。
1.0%利上げのサプライズもなく、会見では今後数ヵ月は高インフレを示すデータが出ても様子見とする見方を示したことで市場が勝手に引き締め緩和を期待。鳩と解釈した背景がある。
その後FRB幹部の火消し、牽制発言が相次いだが、そのおかげもあってか、今週は巻き戻し一服感が続いていた。

米FRBは過去の教訓から慎重な舵取りを迫られている。
景気が悪化したとしても、何としてもインフレ収束に向けて利上げを続けなければならない、そのジレンマに直面する。

8.26インフレが上昇していると景気後退に気付かない。
ボルカー元FRB議長時代にはボルカー・ショックとも呼ばれる苛烈な引き締め政策を断行した中でも、景気後退に気付かずに高インフレが続いた時期もあり、一度でも引き締めの手を緩めれば、またインフレがぶり返してしまった過去がある。
またグリーンスパン元議長時代には低金利を据え置きしたことで住宅バブルを招いたことはまだ記憶に新しい。
歴代議長の苦い経験を教訓に、今のFRB幹部も同じ轍を踏まないように必死なのだろう。

しかし、市場参加者の強欲は止まるところを知らない。
金利上昇を警戒し売り向けていたマネーの巻き戻しと失望売り。
ヘッジファンドの資金流入如何で市場の論理は簡単に一変するいい証左と言える。

今のFRBは市場とうまく対話しながらも毅然と引き締め姿勢を示し、利上げを粛々と進めていく決意を示しても、僅かな隙があれば、強欲な市場はすぐに楽観へと怒涛の織り込みに突き進む。

それは相場は噂で買い(売り)、事実で売る(買い戻す)のがセオリーで、強気相場は悲観の中に生まれ懐疑の中で育ち楽観の中で成熟し幸福感の中で消えていく、という相場格言が示す通り。
最大のリスクはチャンスなのにエントリーしないことであり、そのチャンスを手薬煉引いて待っている。


8.268.268.26





ジャクソンホール会議は例年のアノマリー通り、ターニングポンイントとなるのか。
鳩から鷹への目覚め。
既に市場は軌道修正を試みていたものの、出尽くしどころか鳩から鷹へ覚醒か。

8.26ナイトではパウエル議長のスピーチ開演後間もなくリスクオフ優勢の展開。
ほぼ予想されていた通り、噴き値をつかめきれなかったのが悔やまれるが、何とか及第点。
次のFOMCへ期待をつなげるような発言で文字通り見方も思惑も交錯。
しかし、そのおかげもあってか、まさに垂涎の値動き。
朝方には煮え切らない動きが続いていただけに、ようやくナイトの急落が溜飲を下げた。
薄商いながら高値で買い、安値で売り、そのまま持っていてくれるトレーダーがいるから利食いが可能。
それがゼロサムゲーム。
勝負は時の運だが、下手ながらもこのようなトレードができた本日は幸運。
改めて今の戦略を得られたありがたさを痛感する。

米金融施策は正念場、重要な岐路に立たされている。
2016年ジャクソンホール会議に出席した黒田総裁も、任期終了間近。
デイトレードでは特に、米国株とは対照的に日本株が優位。
相対的ともいうべきか、日経優位が際立つ格好に。
日本の金融政策の出口がまだ残されている今、大相場という意味ではアノマリー以上の転機、好機となるのかもしれない。
今回のジャクソンホール会議をターニングポイントに、新たな局面に入るのか、新たなる潮流に期待したい。

本日の損益
デイ ±0円(10枚)
ナイト +260円(10枚)増し玉合算

現在の資金
1,406,520,000円 (+2,600,000円)※手数料考慮せず

安倍元首相の葬送 一つの時代が終わるのか

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2022.07.11NY-164.32022.07.11NAS-262.7







米国市場は夫々下落

2022.07.122022.07.12上海





日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値 26,278.28(-475.64)
始値 26,701.00
高値 26,718.67
安値 26,278.28

日経225先物 終値 26,280(-370)
始値 26,630
高値 26,680
安値 26,250
出来高 45,405枚

日経平均





















7.12日経平均は4日ぶりに急反落。
先物は小幅安で始まり、間もなく棒下げ商状から急速に下げ幅を拡大。
上海開場前にやや下げ渋るも、じりじりと下落が続き、中終盤はほぼヨコヨコの展開に。
引けにかけて下値を刻み、一時安値26,250円をつけながら、ほぼ下げ放しのまま本日の安値圏で終えている。

7.10週末8日の悲劇によるショックが収まらないまま、10日に行われた参議院選挙では自民党が63議席を獲得し圧勝。
11日には安倍元首相は従一位に叙され、最高位の大勲位菊花章頸飾が授与されることが決まった。
皇族や外国元首以外で受章出来る者は没後叙勲で内閣総理大臣くらいしかおらず、とりわけその中でも歴史的偉人クラスのみ。
戦後では吉田茂、佐藤栄作、中曽根康弘各氏に続く4人目の受章となる。


7.127.127.12TIME

同日に通夜が、そして本日12日にはあの忠臣蔵の畳替えでも有名な芝の増上寺で安倍元首相の葬儀告別式が執り行われた。一般の献花台には弔問客が長蛇の列をなすほどに。
米国からはブリンケン国務長官が緊急来日、もともと横浜港に訪問予定だったイエレン財務長官が横浜での予定を中止し、通夜に参列している。
他の外国要人の参列も異例の台湾副総統など、枚挙に暇がない。
弔意は言うに及ばず、ブラジルのボルソナーロ大統領は3日間も国として喪に服すると宣言。インドのモディ首相は9日に服喪し、TIME紙は次号の表紙にすると発表。日本国民が思っている以上に、世界要人が安倍氏の死を悼み、その功績を偲んでいることがうかがえる。

14時半すぎには芝増上寺から出棺、葬送へ。
自民党本部、首相官邸、そして国会議事堂へと車列が進む中、沿道には大勢が集まり、最後の別れを惜しんでいた。
この葬送だけでも故人をいかに多くの人々が偲んでいるか改めて実感する光景だった。

アベノミクスは継承されるのか、それとも修正や出口に向かって転換していくのか。
市場的にも歴史のターニングポイントとなり、いずれにしても一つの時代が終わるきっかけとなるのかもしれない。


7.127.127.12





株価の戻り売り優勢とともに、為替ではドルユーロが日本時間で17時すぎに1.0002ドルをつけ、2002年12月ぶりにほぼ等価、パリティに迫る場面も。
目下、ドル円は1998年以来、24年ぶりの水準。
歴史的な円安ドル高が加速度的に進行する中にあって、米CPI発表を前に俄かに更なる大幅利上げ観測も浮上。
景気減速への織り込みも相まって、リスクオフが先行中。

連日の高値圏での一進一退からの調整は干天の慈雨の如く、高安430円幅の往来。
朝方からの急落は、まさに溜飲が下がる思いに。
まだイベントを控えているだけに過度な売り崩しは早々に一服し、下値こそ限定的だったものの、ほぼ据え膳相場。
直近の巻き戻しに対する噴き値売りとしては天晴れ。
外国人投資家の動向をはじめとする今の戦略を得られたありがたさを改めて痛感。
終日売りスタンスが奏功。

本日の損益
デイ +310円(10枚)

現在の資金
1,385,520,000円 (+3100,000円)※手数料考慮せず

日経平均は30年半ぶりの3万円を回復 1990年8月以来、30年半ぶり

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2021.02.12NY+27.702021.02.12NAS+69.70







米国市場は三指数が揃って過去最高値を更新。
2021.02.152021.02.10上海





日経先物(左)  /上海総合 (右)休場

日経平均株価 終値 30,084.15(+564.08)
始値 29,662.41
高値 30,092.34
安値 29,662.41
出来高 7億0336万株

日経225先物 終値 30,100(+720)
始値 29,690
高値 30,130
安値 29,680
出来高 42,255枚

日経平均













2.15日経平均は寄り底から一気に3万円台に。
中国の旧正月、米プレジデンツデーの祝日の間隙に縫ってあっさり大台に乗せ、終値ベースでも大台を維持して終了。
日経平均が3万円を超えるのは1990年8月以来、30年半ぶり。

先物もほぼ寄り底から一貫して上昇し、ほぼ高値引けで取引を終了。
朝方の棒上げ商状に始まり、あっさり大台の3万円に到達。
一時高値30,010円という僅かに1文更新すると達成感からか失速頭打ち。
急速に上げ幅を縮小し伸び悩む場面もあったが、午後には盛り返して再び大台の3万円をトライ。
朝方の高値を挟んで売り買いが交錯の末、結局引けにかけて一段高。
終値ベースでも大幅に大台を上回って引けている。

昨年11月の2万5千円を回復してから悉く一点突破してきた日経平均。
今年は年初からドル建てベースでは既にバブル時高値、過去最高値を更新している。
円建てとしては3万円はバブル崩壊後の下り坂の通過点。
30年前とは環境がまるで違うが、それでもこの節目は感慨も一入。
30年ぶりの空は、澄み渡って青い。

節目節目で感じることだが、やはり最大のリスクはチャンスなのにエントリーしないこと。
そして今の運用方法を得られたことに改めて感謝する今日この頃。

本日の損益
デイ +200円(5枚)
ナイト +80円(5枚)

現在の資金
942,420,000円 (+650,000円)※手数料考慮せず

日経平均は2万8千円台を回復 東証ドル建てではバブル越え史上最高値も更新

カテゴリ:
2021.01.07NAS+326.62021.01.07NY+211.7







1.71.61.6







米国市場は夫々上昇。
三指数が揃って過去最高値を更新。
ダウは空前の3万1千円、ナスダックは1万千ポイントの大台に乗せている。
米大統領就任式までの間隙を縫って地政学的リスクどころか、米本国議事堂の騒乱劇という前代未聞の事態に。
トランプ大統領が暴徒を扇動したとしてペロシ下院議長は大統領の罷免を求め、受け入れない場合は弾劾すると明言。
まさに晩節を大きく汚した格好だが、波乱どころか、一気にアク抜け世界同時株高の展開に。
2021.01.082021.01.08上海





日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値 28,139.03(+648.90)
始値 27,720.14
高値 28,139.03
安値 27,667.75
出来高 8億4871万株

日経225先物 終値 28,140(+700)
始値 27,640
高値 28,170
安値 27,640
出来高 57,903枚

日経平均
































1.8日経平均は続急伸し、指数は大台替わりに加えて高値引け。
連日で1990年8月以来、約30年5ヵ月ぶりの場中高値を更新し、遂に2万8千円台を大幅に上抜けて取引を終了。
東証ドル建て日経平均は1989年12月の過去最高値270.82ドルを更新している。
先物は200円GUから戻り売りも限定的で、更に棒上げ商状から上げ幅を急速に拡大。
午後騰勢がやや一服する場面もあったが、引け前には再び騰勢を強めて引けにかけて一段高。
一時高値28,170円をつけながらほぼ高値引けで終えている。

日本では皮肉にも一都三県における緊急事態宣言再発出初日にもかかわらず、終日堅調。
大幅二空から怒涛の大台替わりは天晴れ。
朝方の見事な上げっぷりに溜飲が下がる思いに。
あっさり踏まれるが、下手ながら何とか及第点といったところ。
更なる踏み上げ効果に期待したが、ほどほどにして退散。

本日の損益
デイ +110円(5枚)
ナイト +80円(5枚)

現在の資金
926,270,000円 (+950,000円)※手数料考慮せず

日経平均悉くバブル後高値を一点突破 30年ぶりの空を先物主導で駆け上がる 先物は高安720円幅の大往来に800円高

カテゴリ:
2020.12.28NAS+94.692020.12.28NY+204.1







米国市場は続急伸。
三指数が揃って過去最高値更新。

2020.12.29202012.29上海





日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値 27,568.15(+714.12)
始値 26,936.38
高値 27,602.52
安値 26,921.14
出来高 5億9432万株

日経225先物 終値 27,570(+790)
始値 26,880
高値 27,590
安値 26,870
出来高 54,244枚

日経平均



































12.29日経平均は続急伸。
終値で2万7千円の大台を大幅に回復。
1990年8月15日以来、30年4ヵ月ぶりの高値を更新した。
先物主導で一気に大台替わりを達成すると、後は大きな抵抗もなく、澄み渡った空の如く、一気に駆け上がった。
バブル後の最高値を悉く突破し、戻り売りをこなしながらも買いが買いを呼ぶ展開に。
先物は100円GUで始まり、800円超にまで上げ幅を急拡大。
一時高値27,590円をつけながらほぼ高値引けで終えている。
30年ぶりの空は澄み渡り、まさにバブル後の下落局面の戻り高値を次々に踏み上がり、駆け上がっていった。
アク抜け感と踏み上げ効果も相まって、ほぼ据え膳相場で終日買いスタンスが奏功。

最大のリスクはチャンスなのにエントリーしないこと。
頭と尻尾はくれてやりながらも、下手ながら何とか及第点か。
11月にも感じたことだが、更に30年ぶりの空域に突入。
澄み渡った空を吹き抜ける風はやはり心地よく、感慨も一入。

本日の損益
デイ  +460円(10枚)※増し玉合算

現在の資金
923,820,000円 (+4,600,000円)※手数料考慮せず

千載一遇のチャンス相場 29年ぶりの空域はまさに感慨も一入 日経平均は7連騰により終値ベースでも2万5千円台を回復

カテゴリ:
2020.11.10NY+262.92020.11.10NAS-159.9







米国市場はまちまち。
出遅れていたダウがこれまでのナスダックのお株を奪う躍進ぶり。
ただ、ファイザーワクチンによる噴き上げで3万ドルに肉薄するも戻り待ちの売りも強く大台前に逡巡が続いている。

2020.11.112020.11.11上海





日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値 25,349.60(+444.01)
始値 25,145.66
高値 25,401.30
安値 25,145.66
出来高 10億2465万株

日経225先物 終値 25,420(+470)
始値 25,290
高値 25,420
安値 25,150
出来高 53,509枚

日経平均












11.11日経平均は指数が寄り底スタートで7連騰。
前日の場中高値更新に続き、終値ベースでも1991年11月以来、29年ぶりの高値を回復。
バブル後高値を更新中。
僅か4日で早くも大台替わり。この7連騰で高安2400円幅を一気に駆け上がった格好。

先物は340円GUで始まり、寄り付き直後こそは棒下げ商状から鞘寄せが先行するも、間もなく底打ちすると、序盤は戻り売りをこなしながら安値圏を一進一退。
一時安値25,150円で値固めしつつ、2万5千円台を堅持すると、上海開場とともに保ち合いを大きく上放れ。
昼前に一時高値25,410円をつけるが、午後には頭打ち。
引けにかけて伸び悩んだものの、結局一文新値の引けピンで取引を終了。

米大統領選ラリーの幕間つなぎとしては、期待以上の出来。

法廷闘争までに動きがあれば売り崩しにも期待できるが、もうはまだなりの格言よろしく、押し目ないまま上がっていく様は、2012年末から2013年にかけての怒涛のアベノミクス相場を彷彿とさせる。
まさに千載一遇のチャンス相場。
ナイトに入っては更に一段高。

最大のリスクはチャンスなのにエントリーしないこと。
頭と尻尾はくれてやりながらも、久々のボラティリティに改めて感謝する今日この頃。
29年ぶりの空域を吹き抜ける風は実に心地よく、感慨も一入。

本日の損益
デイ  -30円(5枚)
ナイト +170円(5枚)

現在の資金
910,950,000円 (+700,000円)※手数料考慮せず

イベントドリブン 新たなる潮流へ一斉リスクオン 米大統領選通過とファイザーワクチンで29年ぶりの高値を連日で大幅更新へ

カテゴリ:
2020.11.06NY-66.782020.11.06NAS+4.30







11.811.8米国市場はまちまち。
週末の開票推移では既にバイデン氏勝利が確実視されていたが、日曜日にバイデン氏勝利当確の号外が流れた。
ペンシルベニアでもバイデン氏が勝ち取り、トランプ氏が結局ラストベルト激戦3州を全て落とした恰好。
過半数の270をバイデン氏が勝ち取り275とした時点で形式的には一応の決着を見た米大統領選。
郵便投票に疑義をとなえトランプ大統領は現在も敗北宣言をしておらず、徹底抗戦の構えであり、舞台は法廷に。
当面は12月8日の選挙人確定の日までに集計結果を確定させる流れだが、どちらの結果になっても不透明感は大方払拭された印象。
米大統領選のイベントドリブンは成功裡に終わりひとまずは一服。

2020.11.062020.11.06上海





日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値 24,839.84(+514.61)
始値 24,568.84
高値 24,962.80
安値 24,541.28
出来高 6億7015万株

日経225先物 終値 24,860(+520)
始値 24,580
高値 24,970
安値 24,540
出来高 74,925枚

日経平均










11.6日経平均は5日続急伸。
週末に2万4千円台を回復し29年ぶり高値を抜けたことに続いて、本日も余勢を駆って更に500円高。
1991年11月以来の高値を連日でコツンコツンと更新した。


バイデン氏勝利宣言から一夜明けた日本市場では、あく抜けの如く巻き戻しの流れは一層強まった。
安全資産からリスク資産へシフトチェンジが鮮明に。
そんな中、一周回って市場は更なるイベントドリブンで大幅な収益のチャンスを得た格好に。

デイタイムで2万5千円目前にまで肉薄。週末から事実上1日で千円幅の上げ幅を記録したともいえる。

11.8欧州各国や日本の菅総理も昨日の時点で祝意を示した一方で、米露は公式な結果が判明まで留保している中、一斉リスクオンの様相を呈した。
先物は240円GUで始まるが、間もなく上げ幅を急速に拡大。
一時高値24,970円をつけ連日で大台替わりするかの勢いだったが、引けにかけては伸び悩んだ。
それでも終始堅調に推移し、本日の高値圏を維持して終えている。

11.911.9





ナイトに入っては2万5千円前で逡巡していたところ、米国市場取引開始前にあたる日本時間20:45頃から突然に棒上げ商状。
ファイザーが新型コロナワクチンの大規模な治験において90%以上で感染防止の効果が認められたと発表。
11.911.9臨床試験の最終段階でこの結果は初めてで11月中には緊急的な使用許可の承認申請をするとのこと。
これらの発表を受けて米株先が急上昇。
ダウ先物は2月のコロナ前高値29,551ドルをあっさり更新し、史上初の3万ドル台乗せ目前に迫り、1500ドル以上の上げ幅を記録している。
これら米株先の反応も相まって、日経の先物もデイで逡巡していた2万5千円をあっさり上抜けし、29年ぶりの青空を突き抜ける踏み上げ相場の展開に。
一時高値25,900円と実質的に僅か1日でほぼ二千円幅、ダブルの代替わりが視野に入るほどまでに上昇。千ドル幅の大往来が期待される。
デイを上回る見事な上げっぷりで、まさに溜飲が下がる思いに。
ほぼ据え膳相場で終日買いスタンスが奏功した。

本日の損益
デイ  +320円(5枚)
ナイト +230円(5枚)※増し玉合算

現在の資金
909,400,000円 (+2,750,000円)※手数料考慮せず

日経平均が空前の15連騰 史上最長続伸記録 衆院選イベントドリブンが大きな収益機会に

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2017.10.20NY+165.592017.10.20NAS+23.99







米国市場は夫々上昇。
三指数揃っての続伸し過去最高値を更新。

2017.10.232017.10.23上海




日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値 21,696.65(+239.01)
始値 21,709.30
高値 21,723.60
安値 21,614.51
出来高 9億0147万株

日経225先物 終値 21,740(+290)
始値 21,730
高値 21,760
安値 21,610
出来高 65,759枚

日経平均
















日経平均

















10.23日経平均が空前の15連騰。
15日続伸は指数として単独での史上最長記録。
前日に並んだ池田内閣時代の1960年12月21から1961年1月1日につけた14連騰を遂に上回り、単独1位の新記録が樹立された格好に。
高度経済成長時代の記録であり、実に57年ぶりの新記録である。

第二次池田内閣当時も安保解散後であったが、今回の選挙で自民が大勝した要因でもある野党の分裂を見てみても池田総理の時と似ており、投票前から感じていた不思議な因果と符合が改めて鮮明となった印象だ。
終値としては1996年7月15日以来となる21年3ヵ月ぶりの高値水準を回復している。
TOPIXは11連騰で最長記録は1972年の20日連騰の記録がある。

先物は280円GUで始まり、寄り付き直後に一時高値21,760円をつけるが間もなく失速。
棒下げ商状の展開から序盤は戻り売りが先行。
一時安値21,610円まで下げ幅を縮小するが、売りは限定的で間もなく底打ちすると、午後からは三角保ち合いの様相に。
終盤から戻りを試す動きも見られたが、結局朝方の高値には届かず。
それでもほぼ引けピンに近い形で本日の高値圏を回復しながら取引を終了。

2017 衆院選 自民党自公で3分の2超を確保。
小池劇場で一時は3桁の議席を失う危険性さえあったが、風向きが急変したことにより、結局は安倍総理の思惑通りの結果に。
先月の解散直後から小池新党が政権選択選挙だと宣言したことで報道も過熱を極め、予断を許さない選挙戦となったが、公示日を境に風向きが再び自民に変わった。
やはり政権選択選挙を標榜するなら大将が出なければ話にならならず、首班指名できない時点で熱気が一気に冷めた印象だ。

10.22 衆院選 希望の党希望の敗因を排除云々とする見方が多いが、発言などの以前の問題だと思われる。
もし逆にあのまま全員無条件で受け入れていたら、今までの民進党と変わりなく、今度は誰の党なのか分かりいにくいと非難されるのが必至。
むしろ希望の党の看板で選挙に勝って、旧民進の議員を首班指名し、民進党出身の総理が誕生してしまう可能性すらあったわけであるから。その方が有権者は警戒するはず。
早い段階ではっきり党の色分けをしたかったとしたらそれはそれで潔いと言える。
その点では前原民進党代表の決断は英断と言えるかもしれない。決して皮肉ではなく。おかげでリベラル派が立憲民主党に合流し、国民も分かりやすくなったのだから。

いずれにしても1993年の細川内閣誕生のような芸当ができない以上、勝敗の帰趨はほぼ明らかだったはず。
排除を敗因と決めつける報道が多く、思考停止してしまっているような違和感があるが、ただ、排除というきつい言い方でなく別に言い方があったのかもしれないが。

10.22 パリ 小池氏あれほど盛り上がったのも初の女性総理、小池総理誕生なんていう夢物語が現実になるかもしれないという劇場のような展開だったからであって、その可能性がなくなれば幕引きとなるのが自然。
単純に公示日に小池氏が出馬しないことが確定した段階で小池劇場が終わったということ。
首班指名できないのなら希望を無理にでも勝たせようとする有権者もいなくなるに違いないのだから。小泉郵政解散の時のように歴史を変える鍵は若者の浮動票なのだから、出馬はやはりした方がよかったのではないか。
政治家は一度表舞台から降ろされると復活は難しい。
安倍総理の復活劇はその点で極めて異例。
安倍総理は地盤と血筋からして違うので同列に論じられないだろうが。

似たような現象で維新の橋本氏の例もまだ記憶に新しいが、いくら知事として首長としての責任があるといっても、だれにも人生をかけるべき時というものがある。なりふり構わず出馬しないと総理にはなれないわけであり、同じ轍を踏んでいるとしか見えない。

トレードも同じで、未曽有の相場などが到来しようものなら、一世一代の勝負をし、リスクテイクしたものが成功するのが常である。

今のような相場にも当てはまり、まさに最大のリスクはチャンスなのにエントリーしないこと。

そして、希望の敗因はリスクテイクが中途半端だったこと。

衆院選の自公圧勝の結果は織り込まれていたとはいえ、小池劇場の趨勢を見極める形で不透明感があったのも事実。思いっきり買えなかったところに今朝の大幅高寄り。
短期筋の先物主導で買いが積み上がっているのであれば解消売りも警戒される。

ただ、選挙後も大きく反応していくのは2005年の小泉総理の郵政解散、2012年の安倍総理再登板時のフィーバーを彷彿とさせる。
あの時は安倍トレードで踏み踏み効果絶大だった。
政権安定期待が改めて意識されて踏み上がるのはいつも同じ。
今回はやや出尽くし感も漂う動きだが、もうはまだなりともいう。
今月から来月にかけては米FRB議長人事、トランプ大統領訪日から北朝鮮との戦争リスクへと材料に事欠かない日々が続くだけに、更なるボラタイルな相場に期待したい。

衆院選を収益チャンスとするイベントドリブンは成功裡に終わったといえるが、21年ぶりの空はなお青い。
ほぼ想定シナリオ通りだったが、朝方の売りも午後の上値追いも限定的。
終日短期回転が奏功したものの、下手ながら何とか及第点といったところか。

本日の損益
デイ +60円(5枚)

現在の資金
664,460,000円 (+300,000円)※手数料考慮せず

日経平均が12連騰 2015年6月以来となるアベノミクス相場最長記録に並ぶ 史上3位タイ

カテゴリ:
2017.10.17NY+40.482017.10.17NAS-0.35







米国市場はまちまち。

2017.10.182017.10.18上海





日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値 21,363.05(+26.93)
始値 21,374.66
高値 21,402.76
安値 21,317.67
出来高 7億4949万株

日経225先物 終値 21,350(+80)
始値 21,360
高値 21,420
安値 21,310
出来高 45,248枚
日経平均

10.18日経平均は指数として12連騰を記録。
連日で年初来高値を更新。
2012年11月以降のいわゆるアベノミクス相場において、これまで最長記録だった2015年5月15日から6月1日の12日続伸に並んだ格好。
指数の連騰記録としては史上3位タイ記録である。
史上最長記録は、池田勇人総理時代の1960年12月で、安保解散後の衆院選で自民党が圧勝した頃。その後日本は高度経済成長時代へと邁進していくのだが、当時と同じように東京五輪を控え、安倍政権が続くことで市場が好感していく様は当時と符合する部分も大きく、不思議な因果を感じる今日この頃。
当時に思いを馳せることができる話として「官僚たちの夏」が思い出される。
ドラマ化されたのは奇しくも政権交代があった直前の2009年夏。
保守にしろ、リベラルにしろ、選挙が近づくとナショナリズムとともに懐古の念を抱かされる作品がドラマ化されるが、今年は突然の解散もあってかあからさまな作品はない。だが、いつの世も大衆はあのような話が好きでもあり、愛国心を新たにするのかもしれない。

先物としては2015年3月2日に13連騰を記録しているが、本日の変わらず引けにより連騰記録はストップ。
先物は小幅高で始まった後、序盤は戻り売りが先行。
一時安値21,310円まで突っ込む場面もあったが、すぐさま切り返し、三角保ち合いの様相に。
終盤動意づき朝方の高値を上抜ける場面もあったが、一文新値で失速。
結局上下にいってこいで引けている。
売り崩しに期待したが、もうはまだなり、に変わりなし。
過熱感が高まる中、歴史的な節目を迎えている日経平均。
前回の12連騰を記録した2015年はその日をピークに連騰記録をストップし、波乱の相場へと突入していく。その夏、市場は上海ショックに見舞われたことはまだ記憶に新しい。
そしてそれは同時に大きなチャンスでもあった。
今年は北朝鮮のリスクを抱え、丁度来月にトランプ大統領の訪日を控えるが、如何に。衆院選通過で出尽くしとなるか、新たな潮流となって、より大きなチャンス到来となるか期待したいところ。

本日の損益
デイ +40円(5枚)

現在の資金
663,560,000円 (+200,000円)※手数料考慮せず

日経平均 終値ベースでは1996年12月以来、実に20年10ヵ月ぶりの高値更新

カテゴリ:
2017.10.10NY+69.612017.10.10NAS+7.52







米国市場は夫々上昇。

2017.10.112017.10.11上海





日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値 20,881.27(+57.76)
始値 20,803.71
高値 20,898.41
安値 20,788.12
出来高 8億2658万株

日経225先物 終値 20,870(+40)
始値 20,790
高値 20,910
安値 20,780
出来高 37,220枚

日経平均
日経平均

10.11日経平均は指数としては7連騰。
アベノミクス相場の高値は2015年6月24日の20,952.71円。
取引時間中の高値としては届かなかったものの、終値ベースでは同日の終値20,868.03円を辛うじて上回っており、年初来高値を連日で更新。
これにより、1996年12月以来、実に20年10ヵ月ぶりの高値更新を記録したことになる。
 
先物は小幅安で始まった後、序盤こそ小動きだったが、終始底堅く、10時すぎには棒上げ商状から急速に上げ幅を拡大。
一時高値20,910円をつける場面もあったが、引けにかけては伸び悩んだ。
それでも朝方の急伸後の高値圏を維持して終えている。

一昨年6月と同じような感覚だが、為替は当時より円高でこの騰勢。
2015年の高値更新時は1日で18年ぶりの空は閉じてしまっていたが今回ははたして。
あの20年前当時の日経平均とは銘柄入れ替え、連続性の関係で同列に論じられないが、それでも当時の感覚を思い出すことができ感慨も一入。
選挙前でもあり、早くも結果を見据えたリスクオンが先行。
終日買いスタンスが奏功した。

本日の損益
デイ +80円(5枚)

現在の資金
661,660,000円 (+400,000円)※手数料考慮せず

19年ぶりの空でアイランドリバーサル形成 4日間で960円超のレンジを一気に駆け上り日経平均株価は1996年12月5日以来、約18年半ぶりの高値水準を記録

カテゴリ:

2015.06.23NY+24.292015.06.23NAS+6.12






米国市場は続伸。
ナスダックは連日で史上最高値更新。

2015.06.242015.06.24上海




日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値     20,868.03(+58.61)
始値 20,889.32
高値 20,952.71
安値 20,838.22
出来高 16億6663万株

日経225先物 終値   20,820(-10)
始値 20,870
高値 20,950
安値 20,810
出来高 52,647枚

6.24日経平均は指数が4日続伸。
終値ベースで1996年12月5日以来、約18年半ぶりの高値水準を記録。
待望の戻り高値を2つも一気に更新した。
日中高値では次のターゲットであった1997年の6月26日の高値20,910.79円をも一気に上抜けており、更なる次のターゲットは1996年6月26日の22,750.70円となった。

nikkei 20y 2015.6.24 日経平均20年チャート














19年前、18年前、15年前の最高値、そして今回の高値更新のいずれもが6月であることがアノマリーの証左ともいえる。

この4日間で960円超のレンジを一気に駆け上っており、日足の大陽線は圧巻。目下、19年ぶりの空でアイランドリバーサルを形成中だ。
先物は前日に一足先にITバブル時の高値を一文新値で更新していたが、40円GUの20,900円台を回復してスタート。
序盤は戻り売りが先行し、一時安値20,820円まで鞘寄せする場面もあったが、前日終値を割り込むとすぐさま切り返し午後にかけて一段高。
後場開始早々最高値である20,950円をつけるが、その刹那失速。
引け間際に上げ幅を急速に縮小し、結局いってこいで取引を終了している。

終日売りスタンスだったが、短期回転が奏功した。

本日の損益
デイ +20円(5枚)
寄り引け  売り +50円(1枚)

現在の資金
492,360,000円 (+150,000円)※手数料考慮せず

怒涛の上昇で一気にブレイクスルー 日経平均は終値で19,000円台回復 

カテゴリ:

2014.03.12NY+259.832014.03.12NAS+43.35






米国市場は10日の大幅安の反動からか大幅反発。
経済指標は強弱まちまちながら強い地合いで取引終了にかけて200ドル超の上昇。

2015.03.132015.03.13上海




日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値     19,254.25(+263.14)
始値 19,119.58
高値 19,335.80
安値 19,042.25
出来高 31億9873万株

日経225先物 終値   19,200(+270) 6月限
始値 19,070
高値 19,250
安値 19,040
出来高 74,509枚

SQ値 19,225.43円

3.13
日経平均は続伸。
先物は60円GUで始まり、昨日同様、序盤の売り買い交錯の後は一段高。
終盤にはSQ値を上回る一時高値19,250円まで上げ幅を拡大。引け前にやや伸び悩んだが、この空前の高値を堅持したまま本日の高値圏で取引を終了。

怒涛の上昇相場が続いている。

nikkei 16y 2015.3.13














節目をことごとく抜け切り、指数のターゲットはITバブルの絶頂点である2000年4月12日の終値20,833円までなくなった。
雲を一気にブレイクスルーし澄み渡る空が広がっている。
久しぶりの空中戦。
流れに逆らずついていけるか。
下手ながら何とか及第点。
終日買いスタンスが奏功した。

本日の損益
デイ +80円(5枚)
寄り引け  買い +130円(1枚)

現在の資金
476,070,000円 (+530,000円)※手数料考慮せず

感慨も一入 日経平均が今世紀最高値を更新 14年9ヵ月ぶりとなる2000年5月2日以来の高値水準 一時18,300円台を回復

カテゴリ:

2014.02.18NAS+7.102014.02.18NY-17.73








米国市場はまちまち。
2015.02.192015.02.17上海




日経先物(左)  /上海総合 (右)休場

日経平均株価 終値     18,264.79(+65.62)
始値 18,237.35
高値 18,322.50
安値 18,237.35
出来高 26億5354万株

日経225先物 終値   18,260(+80) 
始値 18,230
高値 18,320
安値 18,220
出来高 36,615枚

2.19日経平均は続伸。
先物は50円GUで始まり、寄り底から棒上げ商状。
昨日に続き上値模索の買いが先行した。
一時2007年第一次安倍政権時代の高値18,320円と顔合わせするが、その刹那失速。
約8年ぶりの高値圏でもあり一気に突破とはいかず頭打ちとなったものの、18,200円台を堅持。
達成感からか反動でいってこいとなりながらも昨日に続き最高値を続伸させて取引を終了。

2.19 取引時間中高値更新指数としては一足先に終値ベースでの高値更新を記録。
2007年7月9日の終値18,261.98円を辛うじて上回り、これを上回る高値は遡ること実に14年9ヵ月、2000年5月2日の終値18,439.36円以来となる。
取引時間中の高値も2007年2月26日の最高値18,300.39円を上回る一時18,322.50円をつけている。
これは2000年5月8日の最高値18,475.45円以来。

ITバブル前の高値が視野に入りターゲットとなるのは実に8年ぶり。
2007年以来の新局面に突入したことになる。
久しぶりの感覚で感慨も一入。

為替に振らされることなく企業の好業績をベースとした現物主導の相場展開で記録更新となった格好。
頭打ちは想定内だったもののもっと急伸して欲しかった。
それでも下手ながら何とか及第点といったところか。
先週から外国人買いも戻りつつあり、終日買いスタンスが奏功した。

本日の損益
デイ +50円(5枚)
寄り引け  買い +30円(1枚)

現在の資金
470,900,000円 (+280,000円)※手数料考慮せず

安倍総理がNYでクロージングベル 講演ではBuy My Abenomics!と存在感

カテゴリ:

2013.09.25NY-61.332013.09.25NAS-7.16







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米国市場は夫々下落。
クロージングベルは安倍総理が鳴らした。
日本時間の26日未明、NY証券取引所で演説し日本が世界経済回復の牽引役となると強調。
「ウォールストリート」でのゴードン・ゲッコーのセリフ「Buy My book!」をもじって「Buy My Abenomics!」と訴え笑いを誘う一幕も。
更に日本に戻ったらすぐに大胆な減税を実行するとまで言い切り、東京五輪招致の時といい、一国の総理がNYSEまで乗り込んでここまでするなんて恐れ入谷の鬼子母神だ。
米国でのアピール、パフォーマンスがうまかった中曽根、小泉元首相を彷彿とさせるものがあり、NYの投資家は久しぶりに日本に長期政権が来るのだと再確認したことだろう。
これで流行語大賞候補がまた増えてしまった。
今年の大賞はどうなることやら。

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日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値     14,799.12(+178.59)
始値 14,553.06
高値 14,799.12
安値 14,410.52
出来高 30億4783万株

日経225先物 終値    14,830(+270)
始値 14,530
高値 14,850
安値 14,420
出来高 78,738

9.26日経平均は反落。
先物は30円GDで始まり序盤から売り買いが交錯。
一時安値14,420円まで下げ幅を拡大する場面もあったが、法人税率の引き下げを早急に検討開始との報道で急速に切り返した。
11時頃から急速に持ち直しあっさりプラスに転じると上げ幅を急速に拡大。
戻り売りをこなしながら引けにかけて一段高。
結局ほぼ高値引けで終えている。

本日は9月配当の権利落ち日。
配当落ち分は80円程度でその下押し分を埋め切っての大幅上昇は天晴れ。

流動性が高いとどれだけトレードしやすいか改めて実感。

トレードにおいて最も重要な事は、いかに攻めるかではなく、いかに巧みに防御するかということ。
仮に99%勝つことができても、1%の負けで全財産が吹き飛ぶこともあるのが相場の世界。
素人が確たる戦略もなくトレードし、すぐに退場してしまう例が多いのはこのマネジメントの重大性を理解できていないからだと思う。
相場はゼロサムゲームと言われており、百戦錬磨のプロが個人から資金を奪えるのは、損失を最小限にし、巧みな戦略で攻めるばかりでなく、しっかり防御を怠らない運用をするからなのだと本日のような相場を見ると改めて痛感する。

頭と尻尾は取れなかったが、押し目待ちが奏功。
何とか及第点と言ったところか。
先物ブログ

本日の損益
デイ +110円(5枚)
寄り引け  買い +300円(1枚)

現在の資金
385,740,000円 (+850,000円)※手数料考慮せず

9ヵ月連続陽線タイ記録で小休止か 日経平均GW後の上昇分帳消しに 

カテゴリ:

2013.05.30NY+21.73.bmp2013.05.30NAS+23.78.bmp






米国市場は反発。

ceb224aa.gif 40154be5.png
日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値     13,774.54(+185.51)
始値 13,804.23
高値 13,916.56
安値 13,681.39
出来高 41億5455万株

日経225先物 終値    13,700(+90)
始値 13,890
高値 13,930
安値 13,680
出来高 87,932

593d4360.jpg

5.31日経平均は反発。
月足ベースの連続陽線記録は小泉郵政解散後の上昇時とタイ記録。
4月末終値13,880円を上回れば10ヵ月連続上昇となり小泉郵相場の9ヵ月連続上昇という記録を更新するところだったが、皮肉にも最後の月足が最大の上髭陰線で記録更新ならず。
2006年1月はライブドアショックがなければ更に記録更新していただろうが、今回はアノマリー的要因もあるだろう。

先物は280円GUで始まり序盤は一進一退を繰り返しながらドレッシング買い期待もあってか何度か上値を試すが失速。
打診買いが不発に終わると今度は上値を切り下げながら遂に午後には一段安に。
23日以降の売り仕掛けは底なし状態だったが、本日の下落は意外に限定的。

終日プラス圏を維持したまま下値模索が始まった。
週末のリスクオフが優勢の中にあって2日のバーナンキ議長講演を控え売り買いが交錯したのか。
引け前に壮絶な攻防が繰り広げられた後、結局本日の安値圏で終えている。

あれだけあった売りの含み益もあっという間に画塀に失する乱高下。
終わってみればトントンという始末。

ナイトに入り急落。
アベノミクス上昇分の3分の1押しを割り込む展開。
FRB議長はこの市場とどう対話するのか如何に。
はてさて。先物ブログ

本日の損益
デイ -10円(5枚)
寄り引け  売り +190円(1枚)

現在の資金
355,250,000円 (+140,000円)※手数料考慮せず

掉尾の一振 大納会で年初来高値は13年ぶり 

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2012.12.27NY-18.282012.12.27NAS-4.25






米国市場は続落。

0944c47b.gif 9dc53316.png
日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値     10,374.85(+72.20)
日経225先物 終値    10,430(+60)

2012.12.28東証大納会2012.12.28 13年ぶりの大納会での年初来高値更新





大納会の日経平均は年初来高値更新で続伸。
大納会での年初来高値は13年ぶり。

先物は60円GUで始まり、序盤は戻り売りが先行するが、売り崩しはなく一進一退。
何度か上値を試す場面もあったが、結局場中としてはヨコヨコのまま十字線で引けている。

終盤の買いだけで手堅く終了。
米国の財政問題への懸念や警戒はあるものの、この強さは天晴れ。
昨晩の100ドル超下落時でも、米株先は底堅く踏みとどまっていたのはただ驚くばかりだった。
一抹の懸念はあるが、1月2日の協議で進展することを願いたい。

国内はそのフィスカルリスクも対岸の火事の如し。
6連休前であることもものともせず、利食い売りをこなしながら何とか掉尾の一振。

2007.02.28寄り付き前気配.bmp第一次安倍政権時に日経平均は18,000円台を回復していた。
寄り付き前にこんな気配を目の当たりにしたり、出来高も毎日10万枚以上だった頃だ。
その後首相が何人も後退し日経平均は世界の指標と比べ安値で放置されるように。
それがここにきて再び安倍政権が復活。
外国人投資家も回帰し、日経平均は1ヵ月余りで1,600円も急上昇した。
またあの頃のような血湧き肉躍る相場が来るかもという希望を持たせてくれた安倍首相。
更なる安倍トレードを来年も期待したい。
先物ブログ

本日の損益
デイ +10円(5枚)増し玉合算
寄り引け  買い ±0円(1枚)

現在の資金
327,600,000円 (+50,000円)※手数料考慮せず

外国人に逆らってはいけない 安倍トレードで日経平均全面高

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米国市場はクリスマスで休場。

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日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値     10,230.36(+150.24)
日経225先物 終値    10,240(+170)

日経平均は続伸。
日銀の金融政策決定会合の議事要旨が発表されると大口注文がどっと出ていた。
午後には首相指名の本会議が始まり、新政権への期待感から一段高。
指数は高値引け。年初来高値更新まであと25円ほどまでに迫っている。
先物は60円GUで始まり、一時高値10,250円をつけ同様にほぼ高値引けで終えている。

2012.12.26 第二次安倍内閣発足3年3ヵ月ぶりの政権復帰。
午後特別国会が召集され、安倍晋三総裁が衆参両院本会議での首相指名選挙を経て第96代首相に選出された。
そして今夜正式に第二次安倍内閣が発足した。

デイは買わない理由がないほぼ据え膳状態。
この年末になってチャンスを逃さず、流れに逆らわず何とか面白いトレードができたのは喜ばしい。

ITバブル後では2003年と、2005年の郵政解散後に怒涛の買い越しをした外人投資家、一方でバブル崩壊後買いで勝てなかったトラウマがある国内投資家は上がるとすぐに売っていた。
今もこの上昇がいつまで続くか分からないとか慎重なコメントをしているエコノミストを見ていると、まさにこの2つの時期を思い出す。
国内の個人が塩漬け株のやれやれ売りから、本格的に買いに転じてくるのはそのかなり先。そしてやっと国内トレーダーが買いだしたらその頃が天井となる。
歴史は繰り返す。
過去を見ると素直に初動に乗る方が効率がよいことが分かる。
素人の下手な逆張りは大怪我の元だということは昔も今は変わらない。
そもそもマーケットはそういった経験乏しいトレーダーから資金をむしり取って生き残るゼロサムゲーム。
まさに生き馬の目を抜く世界。

安全運転ながら十分なパフォーマンスを記録しており、出来高はまだ5万枚だが数年前の相場のような躍動を感じる今日この頃。
戦略の優劣も浮き彫りにされ、まさに面目躍如といったところ。
終日買いスタンスが奏功した。

バイイングクライマックス、売り方の踏み上げがまだ限定的だが、安倍新政権も発足したこともあり、イヤーエンドラリーは更に加速。
一抹の懸念は米国の財政の崖だったが、それを払拭するほどの強さだ。
はたして掉尾の一振なるか。
先物ブログ

本日の損益
デイ +110円(5枚)増し玉合算
寄り引け  買い +110円(1枚)

現在の資金
327,250,000円 (+660,000円)※手数料考慮せず

クリスマス休暇明けまで小休止か 先物10万枚の大商いでリスク回避優勢

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2012.12.20NY+59.752012.12.20NAS+6.02






米国市場は反発。
ベイナー下院議長の発言を受けて財政の崖の回避に向けた与野党協議が前進しているとの見方が改めて強まっていたが・・・。

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日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値     9,940.05(-99.27)
日経225先物 終値    9,960 (-70)

日経平均は続落。3日ぶりに1万円を割り込んだ。
先物は120円GUと反発してスタートしたものの、流れが急変。
年内の重要イベントはあと米国の財政の問題をめぐる妥結を残すだけで、更なる一段高で丁度いいクリスマスプレゼントかと思っていたのだが、10時のブルームバーグを見てその情勢が一変。
グローベックスが急速に下げに転じた。
全く持ってこれまでの上昇機運に水を差された格好だ。
楽観視していた反動と利益確定売りが加速した。

10時すぎから断続的な売りが出て20分ほどで前日終値まで到達。
あっさりギャップ分を帳消しにする展開に。
午前中はプラス圏で持ちこたえていたが午後からはついに売り崩され一段安。

12.21 米共和党のベイナー下院議長財政の崖を回避するために共和党が提案していた減税延長法案の採決が見送られたことで警戒感が広がった。
採決を取りやめたのはベイナー下院議長らが取りまとめた法案でこれを下院で可決しオバマ大統領へ譲歩を迫る狙いだったが、思惑が外れた形になった上、下院はクリスマス明けまで休会と伝わった。

いわばさじを投げられてしまった形であり、昨年の夏にも同じようなことがあったが、日本も米国も同じだなぁと辟易。
どうせうまく合意できるのではないかと楽観視していたのだが、一転して最悪のシナリオの方向へ動きつつあるから分からない。
今回はそれに加えてクリスマス休暇前でもあり、リスク回避の思惑が先行したものと思われる。

序盤は買いスタンスで更なる上昇を見込んでいたが、あっさり振り落とされ早々に退散。
クリスマス休暇前のこのリスク材料がすっかり水を差した格好。
ヘッジファンドの決算同様、外人の事情に逆らうことはご法度。
粛々と売るしかない。
しかし、売りが痛恨の空振り。
100円以上の利益が画塀に失した。
あれよあれよと言う間に下がってしまい、この大チャンスを取り逃してしまったのは残念な限り。
終盤は寄り引けの売りのみが伸びた格好でいささか心残り。

私の様な乏しい資金力で素人がプロの外国人投資家が作るトレンドに逆らっても勝てるはずがない。
日本ではクリスマス休暇といってもピンとこないしトレードは普通にする。
日本人であれば盆と正月。中国人は旧正月。アラブマネーはラマダン。
しかし、やはり「外国人投資家には逆らうな」と昔から株の基本スタンスとして言われているが、逆らったらたいていは負ける。

クリスマス前の悪材料は当然売り。

しかし、日経平均は本日こそ1万円割れだが、それでも相場の流れは既に変わっている。
来週はクリスマス休暇で分からないが年末から年明けは一段高を期待。

理由は売買代金だ。

売買代金、出来高の急増は株高のサイン。

これまで通常1兆円割れが当たり前の日が多かったが、ここにきて2兆円を超える日が出てきており、この数日で凄まじくボリュームがアップしている。
本日の出来高は先物で10万枚。
現物は本日こそぎりぎりで2兆円を割れたが、昨日まで連日で2兆円を超える売買代金を記録していた。
メジャーSQや震災を除けばリーマンショック前後まで戻ってきている。

昨日の東証が発表した投資主体別売買動向を見ると衆院選直前から大幅な買い越しだった。
現物と先物をあわせて5000億円以上の買い越し。
一方で売り越していたのが国内の個人、機関投資家。
日本人が売ったものを外国人が根こそぎ買いあさっている構造で、これは2005年の小泉郵政解散時に酷似している。

あの時も売買代金が急増していた。
国内投資家が一斉にやれやれ売りし、その後の超絶な踏み上げで大相場に至ったことは誰もが鮮烈に記憶にしているところである。
国内の個人や機関投資家が一所懸命売っても関係ないことを過去の経験で身に染みて分かっている。

今回も久しぶりの大相場到来を期待させる兆候が出ているので掉尾の一振、イヤーエンドラリーに期待したい。
いざ動いた時にこそ大損を回避することが大切。
昔は個人向けのこのような戦略はなかった。
今は個人レベルでもロスカットを効率的に行い、利益はできる限り伸ばせる戦略があること、その恩恵を改めて痛感する。
リスクマネジメントと損小利大の攻守バランスのとれた戦略はやはり大相場でその優位性が浮き彫りになると思われる。
これからは確たる戦略もなく大損するトレーダーとリスクマネジメントを身に着け着実に大勝していくトレーダーと二分されるのではないだろうか。
また以前の生き馬の目を抜くような大相場の到来を期待する今日この頃。
先物ブログ

本日の損益
デイ -40円(5枚)増し玉合算
寄り引け  売り +190円(1枚)

現在の資金
326,350,000円 (-10,000円)※手数料考慮せず

安倍トレード第二幕 朝からリスクオン優勢

カテゴリ:

2012.12.17NY+100.382012.12.17NAS+39.27






米国市場は反発。

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日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値     9,923.01(+94.13)
日経225先物 終値    9,940 (+120)

12.18 日経平均8ヵ月半ぶりに9,900円台回復日経平均は続伸。
終値ベースでおよそ8ヵ月半ぶりに9,900円台を回復。

昨日の「並び赤」からの上放れが加速した格好。
先物は20円GDで始まり間もなく上げ幅を急拡大。
踏み踏み効果もあいまって断続的な買いに買いを呼んだ。
午後には安倍総裁と日銀の白川総裁が会談すると伝わると一段高。
一時高値9,970円をつけ、1万円台の大台へ迫る場面も。
引けにかけて伸び悩んだものの高値圏を維持したまま引けている。

昨日に続き朝方の寄り付き前から売り買いが交錯。
利食いの戻り売り一巡、エネルギー充填しいざ外人部隊による買い発動といったところか。
金融緩和、新政権への期待感の大きさがうかがえる。
これは2005年そっくりであの時の感覚がよみがえる。
個別も盛り上がっており、個別ではシャープがまるで仕手株のようになっており凄いことになっている。

朝からリスクオン優勢の展開に。
一旦走り出したら逆らってはいけない。
戦略通り終日買いスタンスが奏功した。

久々の10枚エントリー。
ラッキーにも踏み上げ相場も手伝って会心の相場。

典型的な買いシグナル点灯といったところで、2005年郵政選挙を彷彿とさせる天晴れな上げっぷり。
小泉政権時のように否決法案の再議決ができる議席を獲得したことがやはり大きい。
トップダウンの政策遂行能力がまさに必要な時で、危機突破内閣というネーミングも悪くない。
このままの勢いで強いリーダーシップを発揮しブレイクスルーしてもらいたい。

2005年夏以来の分かりやすい相場。
何年に一度しかないチャンスかもしれない。
初期波動はどこまで続くか分からないので、初動をまず取ることが肝心。
その後下げても上がってもデイトレでは関係ない。
朝戦略のモットーである「トレードにおける最大のリスクヘッジはトレードしない」ことであるとともに「最大のリスクはチャンスなのにエントリーしない」は大きな相場の転換点のたびに改めてその大切さを痛感。

日銀金融政策会合の結果を先取りした動きが強まっている。
これに加えて米財政の崖問題解決がなされれば思わぬクリスマスプレゼントと掉尾の一振が見込まれそうだが・・・。
安倍トレード第二幕に期待する今日この頃。
先物ブログ

本日の損益
デイ +80円(10枚)増し玉合算
寄り引け  買い +100円(1枚)

現在の資金
324,980,000円 (+900,000円)※手数料考慮せず

日経平均は「並び赤」から高寄り 騰落レシオ140%台乗せ

カテゴリ:

2012.12.14NY-35.712012.12.14NAS-20.83






米国市場は続落。

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日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値     9,828.88(+91.32)
日経225先物 終値    9,820 (+60)

昨日の衆議院選挙で自民党が圧勝。
期待を一身に受け安倍新政権が来週にも発足する。

日経平均株価は「並び赤」から160円GUの高寄り。
日中は戻り売り優勢だったが、終値でおよそ8ヵ月半ぶりに9,800円台を回復。
朝方為替は1ドル84円台半ばと一時1年8ヵ月ぶりの円安水準をつけ、午前7時前には一時84円35銭まで円が急落。
その後も84円を挟んでの推移。
海外の投資家を中心に早ければ今週の金融政策決定会合で追加緩和が行われるとの期待も強まったことがうかがえた。

週末はほぼ同じ大きさの2本の陽線が並んだいわゆる「並び赤」で、昨日はここから更に上放れして寄り付いたことから、大上げの兆候の形が完成した格好。
この形は今年の2月にも出現しその後堅調になっていたのは記憶に新しい。

一方で過熱感も懸念されている。
騰落レシオ25日は140.4と、ついに140%台に。
通常120%で天井とされるが、ここまでの超過熱感は過去の例では逆に上放れすることが多い。
今年の2月の場合は欧州の財政問題で2ヵ月ほどで終わっているが、今回は政権交代なので市場の期待もより大きかったのだと思われる。

56c97ea3.jpg
自公の勝利は織り込んでいたとはいえ、自公で325議席はまさにポジティブサプライズ。
衆議院3分の2以上の議席確保の上で政策遂行能力が高まることや、日銀の緩和圧力が高まることから株買いが鮮明に。

しかし、急ピッチな上昇に利益確定売りも出て、上値は重い展開に。
結局終値は指数は90円高、先物は60円高と上げ幅を縮小して終了。

安倍トレード第一幕終了でとりあえずの戻り売りといったところ。
終日売りスタンスが奏功した。
第二幕に期待したい。
先物ブログ

本日の損益
デイ +100円(5枚)
寄り引け  売り +100円(1枚)

現在の資金
324,080,000円 (+600,000円)※手数料考慮せず

日銀効果もあっさり帳消し 大型個別株軒並みバブル前水準 騰落レシオは70を割り込み67%台に

カテゴリ:

2012.05.04NY-168.322012.05.04NAS-67.96






昨日の米国市場は大幅下落。

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日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値     9,119.14 (-261.11)
日経225先物 終値    9,110 (-250)

日経平均は大幅下落。
GWのブランクもあり今年最大の下げ幅となった。
先物は250円GDで始まりリバウンドが先行するが高値9,170円で頭打ち。
結局大引けにかけて値を消しいってこいで終えている。

GW前の日銀による金融緩和サプライズ効果はあっさり帳消し。
4日の米雇用統計の下振れやフランス、ギリシャの選挙を受けて市場センチメントは再び悪化している。

5.6 フランス大統領選決選投票 社会党のオランド前第1書記が勝利フランス大統領選はGW前の情勢から変わらず決選投票も事前予想通りの結果。
欧州の財政路線が不透明となったことは確かだがそれほどマーケットに影響を与えているようには見えない。
むしろ思うのは、先進国の共通の末路に見えるということ。
フランスの大統領選を見ると、3年前の日本の政権交代、オバマ大統領誕生を思い出す。
民衆が大きな変化を求める時は決まってその国の経済が低迷しており、何か起死回生のような逆転劇を求めたい時に起こる。
そして"GHANGE"を旗印に華々しい政権交代を成し遂げるが、国民の期待が大きすぎるためか、結局交代前と同じだと知るとさらに国は迷走。
ついには何も決められない国になる。
今の日本がまさにそうで、米国の共和党候補選を見てみても同じ印象。
フランスもドイツと協調路線で欧州を主導していく立場は変えられないのにフランス国民は緊縮策に民衆は"No"を突きつけた格好。
これまで政治不安は日本の専売特許のようなものだったが、これで日米欧三極そろい踏みとなったわけである。
まさに先進国病か。

一方でトップダウンでやりたい放題の隣国はバブルと言われながらもまだまだ十分に着々と成長している。
まぁ、日本の高度経済成長時代も同じことが言えたのだが、ある意味清濁併せ呑む気概の強い指導者が一人でもいればすぐに解決することを歴史が証明している。
民衆はドラスティックな改革を求めている。
近年、小泉元首相の時にシンボリックな郵政解散を行い、その強いリーダーシップが国政の安定をもたらし海外投資家の日本株買いを呼んだ。
日経平均を18,000台まで回復させた事実は外野の評論家が何と言おうと大きな功績に違いない。

「今年最大の下げ幅」という文字が紙面を躍る。
日経225をはじめて今年で丸6年になろうとしているが、260円安など数年前ならギャップを抜きに場中に平然と動いた値幅。
傷もたくさん負ったが、おかげで多くを学び、損小利大の戦略でどんな相場でも大負けせずに生き残ることができている。
上がっても下がっても戦略さえ間違わなければこれほど安心できるものはない日経225。
これには今の戦略に出会ったことが大きい。
攻守バランスのとれたトレードスタイルを確立することができたことにより、退場することなく安定したトレードができている。
この安心感がもたらすものはお金に換えられないものがあり、トレードは常に自分との戦いでもあり精神衛生上このメンタル形成に資するものは実に大きいものがある。
個別を自己流でやり続けていたら、たとえ一時的に大きな利益は出せても必ずリーマン・ショックか震災でやられていたはず。

実際本日はソニー、シャープといった日本を代表する銘柄も昨年に続き軒並みバブル前や上場来安値水準を記録。
日本経済の見えない底打ち感からの失望は実に大きく、個別株の無情さを改めて痛感する今日この頃。

騰落レシオは70を割り込み67%台に。
過去歴史的な過熱感売られすぎはあったが、多くは結局「もうはまだなり」だった。

アノマリー的には昔から「5月に売ってどこかへ行け」というが。
はてさて。先物ブログ

本日の損益
デイ +60円 (5枚)
寄り引け  買い ±0円(1枚)

現在の資金
297,450,000円 (+300,000円)※手数料考慮せず

セルインメイ(Sell in May and Go Away)前の景気づけにはもってこいの踏み上げ相場

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2011.04.27NY+95.592011.04.27NAS+22.34






米国市場は続伸。
予想通り量的緩和終了のようだが、バーナンキFRB議長の会見にしっかり反応。異様な強さだ。
2011年のGDP見通しを下方修正したが低金利の緩和政策継続ということでダウ、ナスダックともに大幅上昇。
ナスダックはついに2007年の高値を超えて10年ぶり高値水準となってきている。開いた口がふさがらないとはこのこと。


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日経先物(左)  /上海総合 (右)

日経平均株価 終値     9,849.74 (+157.90)
日経225先物 終値    9,870 (+160)

日経平均も大幅続伸。
先物は30円GUから寄り付き直後こそは戻り売りの動きも見られたが、間もなく上げ幅を拡大。
前引け前につけた高値をなかなか超えられなかったものの、引け前に一段高しそのまま引けピンの高値引けで終えている。

「5月に株を売って退場しろ」
Sell in May and Go Away

セルインメイ前の景気づけにはもってこいの踏み上げである。
流れに逆らってはいけない。
終日買いスタンスが奏功した。
よいGWを。先物ブログ


本日の損益
デイ +130円(5枚)
寄り引け  買い +130円(1枚)

現在の資金
254,610,000円 (+780,000円)※手数料考慮せず

買いバイアスと 5月中のアノマリー Sell in May and Go Away

カテゴリ:

2010.05.28NY-122.362010.05.28NAS-20.64






米国市場は反落。
この数日の米国市場はシーソーゲームのつもりなのか。
一喜一憂なのか、よく動くものだ。
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日経先物(左)  /上海総合(右)

日経平均株価 終値     9,768.7 (+5.72)
日経225先物 終値    9,760 (-40)

日経平均は指数が小幅に続伸。先物が小反落。
先物は60円GDで始まるが、前場はヨコヨコ。
米株先が堅調で後場は一段高し一時9,830円まで上昇するが、大引け前に急に値を消す展開に。結局は始値と比べてわずか20円の反発に終わった。
本日の米国市場が休場でもあることからか、外人さんもお休みで動きが鈍く、出来も最近の流れと比べると低水準。

波乱の5月も終わる。

思えば今月は日経平均もよく動いた。
終値こそ戻ったものの1000ドル近く暴落し史上最大規模の下落幅を記録した6日の米国市場の「フラッシュ・クラッシュ」が強く印象に残る。

19日にも思ったこの時期のアノマリーは統計的にも無視できず、原因は過去G7だったり、為替の大変動だったり、今年の欧州ソブリンリスクなどのハザード的なものがなぜか立て続けに起こるのもこの頃。
外人が夏前の6月や10月の秋口に休暇を取る習慣など理由はたくさんあるにしても相場格言にもなっているほど。

「5月に株を売って退場しろ」
Sell in May and Go Away

米国の某紙電子版でも1940年以来最大の下げ幅だと取り上げ、ますます意味深に思える。

しかしデイトレではその反動で取るチャンスが多かったのも事実。
本日は買いバイアスでちょっと期待したが、あの引けでは・・・。
仕掛けもことごとく不発。
やれやれ。先物ブログ
前場  -50円(5枚)
後場   +20円(5枚)

本日の損益
デイ -30円(5枚)
寄り引け  買い +20円(1枚) 
 
現在の資金
207,540,000円 (-130,000円)※手数料考慮せず

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