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相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、幸福の中で消えていく

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米国市場は続伸。

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日経先物(左)  /上海総合(右)

日経平均株価 終値   10,581.05 (+342.85)
日経225先物 終値   10,550 (+270)

日経平均は再び大きく上昇。
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ただ、14日前引け直前につけた一文新値10,640円を超えるまでには至っていない。
売り方の演出なのか、単なる買戻しなのかは不明だが、微妙な位置でヨコヨコに。
今の強気相場に懐疑的な見方をしているトレーダーが多いのか、後場からは頭打ち。

「相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、幸福の中で消えていく」

この相場格言通りなら、年初来高値更新は楽観の中で達成か。
短期のバイアスとしては、買いを優先にし、利を伸ばすアルゴリズムでほとんど取れているので当分は楽観視が続きそうだ。

米国も中国も元気。
総選挙を週末に控えて民主の先取り買いなのかは甚だ疑わしい。
おそらく海外相場の連れ高に、踏み上げ相場が重なり、大口デイトレーダーが乗っかっているだけかも。

寄り付きは戦略上微妙だった。
ただ買いで乗っかってしまえばあとは素直に上昇してくれてほっと一息。
年初来高値更新に迫る勢いで上昇していったが、前引け直前で失速。
最上階手前で止まりだしたエレベーターのようだったが、意外にも崩れず、高値圏を維持したのには驚いた。手放すタイミングを決めてさっさと見切り。
それでも空中戦は得意でないため、落としどころがわからないまま、しばらく買いをホールドさせられた妙な感覚の日だった。


前場 +80円(5枚)
後場 +10円(5枚)

本日の損益
デイ +90円(5枚)
寄り引け  買い +90円(1枚)

現在の資金
164,140,000円 (+540,000円)※手数料考慮せず

大納会 指数売買(日経225先物)にシフトしてその正しさを再認識した年

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2008.12.29NY-31.62.bmp2008.12.29NAS-19.92.bmp







昨日の米国市場は反落。

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日経先物(左)  /上海総合(右)

日経平均株価 終値 8859.56 (+112.39)
日経225先物 終値 8830 (+80)

無事大納会を迎え、トレードも本業も仕事納め。

半場だけの取引である今日の日経平均は駆け込み的な買いなのか分からないが半ば強引に上昇。
9,000円台回復ラインに肉薄するほどの勢い。
その勢い全部を活用はできなかったが最終日なのでこれで十分。

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今年の日経平均株価は42%下落し、過去最大の下げを記録。
2008年の日経平均は2007年比で42.1%下落し、8859.56円で取引を終えている。
下落率はバブル崩壊が始まった1990年に記録した38.7%を超えて過去最大。


リーマンショック、シティグループ破綻危機などに端を発した世界同時株安。
10月にはついに日経平均株価はバブル後最安値をも更新。
今月はかなり落ち着いてきたが、思えば安値更新当時の値動きは異常の一言に尽きるものだった。
1日に騰落する値幅も異例の大きさを見せまさに非常識で常軌を逸した相場を体験。
一昨年から始めた日経225。
分散投資の基本である指数の取引にシフトしてその正しさを確信した年でもある。
最近ではETFや日経225先物がにわかに脚光を浴びているようだ。
それはどんなにファンダメンタルズが健全でどんなにテクニカル的に妥当な安値で仕込んでいたとしても個別銘柄の取引ではこの下落相場ではどんな長期投資家もすべて損をしているに違いないからだ。
トヨタ、三菱UFJを買っても半値以下になっているはず。
個別株だけで投資を行うなど自殺行為に等しい。小金持ちの個人ではバフェットにはなれないのだ。
ちょっと株をやればすぐに気づくこと。
日経225のメリットに気づいても確たる売買戦略がないままトレードしても破産を早めるだけなのだが、売りも買いもでき、レバレッジが高い(資金効率が高い)点だけを強調するマスコミもどうかと思う。
これではFXと同じ二の舞になるだけだろう。
重要なのはトレード専用の戦略。
相場が上がろうが下がろうが関係ないメンタルを保てるロスカットルール。
昨年来、良い先生にめぐりあえたおかげで今年もなんとか生き抜いている。
ほんの些細なことだが相場は人間の織り成すもの。
それに気づきさえすれば相場はどんな値動きをしても関係ない。
日経225先物の真価があらためて再認識された年であったといってもいいのではないだろうか。
あれほどもてはやされたFXは早くもその危険性や弱点が露呈。
FXから日経225へ転向しているトレーダーも多いと聞く。

今年の金融危機を目の当たりにしてつくづく感じた。

来年もマイペースでがんばろう。

前場 +60円(5枚)

本日の損益
デイ +60円×5
寄り引け 見送り

現在の資金
122,860,000円 (+300,000)※手数料考慮せず

ブラックマンデーから21年後の同じ日に思うこと 日経平均は3営業日ぶりに9,000円台回復

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2008.10.17NY.bmp2008.10.17NAS.bmp






先週の米国市場は反落。
ブラックマンデーから21年後。
金融不安が続く米国に対し日本はどうなるのだろうか。

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日経先物(左)  /上海総合(右)

日経平均株価 終値 9,005.59 (+311.77)
日経225先物 終値 9,090 (+390)
日経は指数・先物ともに大幅続伸。

日経平均は3営業日ぶりに9,000円台回復。
現物は薄商いであったため、先物主導の買戻しとみられる。
前場は揉み合いだったが、後場にGLOBEX先物上昇のタイミングで先物に買いが入った。

bm丁度1987年10月19日のブラックマンデーから21年後にあたる。
ブラックマンデーにはダウが22.6%下落し、過去最大の下落率を記録しており、1日の下落率としてはまさに空前であった。
今回の下げは1日ではないが10月9日の史上最高値から実に40%近く下げてもなお、リセッション(景気減速)による先行き懸念の匂いがプンプンしている。企業では人員削減のニュースなど枚挙に暇がない。
ここにきて日本の金融機関が注目され、日本がウォール街を救うとかなんとか言われているが、どうかな。


bm第3四半期の中国国内総生産(GDP)が1桁成長に減速。
中国国家統計局は今日20日、第3四半期GDP伸び率が前年比9.0%に鈍化したと発表。
中国のGDP伸び率1桁は4年ぶりのこと。


前場は値動きが上下で不安定だったが、後場はムードが一変。
タイミングはどんピシャ。
後場の買い。


前場 -50円(5枚)
後場 +230円(5枚)

本日の損益
デイ +180円×5
寄り引け  買い +260円(1枚)

現在の資金
109,130,000円 (+1,160,000)※手数料考慮せず

43年ぶり、1965年3月以来の日経平均10日連続安を記録

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2008.07.01NY.bmp2008.07.01NAS.bmp






本日の日経225先物は続落。
日経平均は10日続落。

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日経先物(左)  /上海総合(右)休場

10日連続で下落とはちょっと記憶にないと思ったらそれもそのはず。
1965年3月以来で43年ぶりの続落。
ある意味反発を皆が固唾を呑んで待ち構えているわけというわけか。

どんな相場でもルール通りに行えば恐れるに足りないのだが、当面の安値圏のノイズには振り回されないようにうまく反発の流れに乗りたいもの。

前場 +70円(5枚)
後場 +30円(5枚)

本日の損益
デイ +100×5
寄り引け 買い -210円(1枚)

現在の資金
89,240,000円 (+290,000)※手数料考慮せず

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